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2012年8月

2012年8月30日 (木)

私たちからも不信任案

私たちも不信任案突き付けたい

 

 

野党は野田首相に対する問責決議案を賛成多数で可決した。民主党は「民自公の三党協調ムードを壊したのは自公二党だ」「近いうち解散の約束を壊したのは自民党だ」という非難の声をあげている。

あれっ、「近いうち」というのは本当に約束だったんだ。一瞬、そんな思いになってしまいそうだが、危ない、危ない…それが民主党の十八番だ。相手の出方に合わせて自分たちを正当化する話術に長けている。

ことの始まりは民主党が「ばらまきマニフェスト」で政権を奪ったこと、野党に言わせれば「だまし取った」ことにある。公立高校の授業料無償化だけは実現したが、中学生まで子ども1人に月額2万6円を支給するとした子ども手当は1年間の半額支給で頓挫、最低7万円を支給するといった新年金制度は3年もたって財源見通しを示したものの、事実上、不履行である。子育て世代と老人の「一票」を一網打尽にしながら、その約束を果たせなかった。

政権交代1年そこそこでマニフェストは政権を奪うための方便だったことが明らかになった。だから、自民党など野党は一斉に「マニフェスト詐欺だ」という批判の声をあげた。

まり、民主党はその時点で政権の正統性を失っていたのだ。正義と信義を重んずる政治の常道として、民主党は政権を返上するか、少なくとも国会を解散して政権党の問い直しをすべきだった。そこがすべての原点なのだ。

それにも拘わらず民主党は、マニフェストは政権の任期4年間をかけて実現すればいいのだと屁理屈をつけてきた。東日本大震災が起きて政治空白を許さぬ事情があったとはいえ、経験不足で未熟な民主党政治の不甲斐なさは危なっかしい。結果として民主党は政権にしがみついてきたということではないか。

早期解散を求め、その時期を確約せよと迫り続けた自民党の政治姿勢も異常だが、正義のかけらもなく、自民党をはじめ野党を詭弁でズルズルと引っ張ってきた野田首相の不誠実は問われるべきだろう。その間にメディアが「マニフェストは修正すればよい」「必ずしもこだわらなくていいんだ」などと無責任な主張を展開し、正論を示せなかった責任も大

きい。

正直、民主党政権の3年間は長期不況の淵にはまったまま  で、国勢もほとんど成長はなく、私たちの血税はドブに捨てられたようなものだ。おまけにマニフェストにもなかった消費増税を押し付けられ、まさに泣き面にハチじゃないか。私たちの方から民主党政治への不信任案、問責決議案を突き付けたいくらいだ。

私たちの目は節穴じゃありません。必ず解散・総選挙で答えを出します。

2012年8月29日 (水)

これが対話か

権兵衛の種まき塾      

ガス抜き気抜き詮なき面会

原発再稼働に反対する市民団体と野田首相の面会はすれ違いで終わった。予想通りだったね。市民運動の扱いなら私に任せてくれってしゃしゃり出た菅前首相の仏頂面が目に浮かぶね。

それにね、この対面を「対話だ」「政治と市民の間に小さな窓が開く」などともてはやしていた大新聞の論説陣はどうだったんだろう。対話という言葉を「対面」「面会」などと表現してつくろっているけど、新聞、テレビが諸悪の根源だなんていう声が吹きまくっているのも分かる。

 

市民運動を見誤った菅前首相

 

それにしても面会のセット役が悪すぎる。福島原発事故を「人災」にしてしまった張本人じゃないか。その昔、市川房枝さんのもとで政治家をめざした。その原点は確かに市民運動だった。だが、今の市民運動はそんなになまちょろくない。全国各地から自由意志で三々五々集まり、三々五々散っていく人たちだ。特定の団体や組織に帰属しているわけではない。1000人いれば1000人の声、10000人いれば10000人の意見なのだ。

それを無理やり「OO反原発連合」などという集団にさせて面会した。明らかに菅前首相が市民運動の実像を見誤ったのだ。

 

民意封じの政治暴走を誘発する大新聞

 

民主主義にリーダーもビッグネームもいらない。一人ひとりが民主主義のリーダーなのだ。それを無視して俄か仕立てのリーダーと間に合わせの話をしようとした首相は物分りが悪い。                                 それに明明白白なのは、この対面、面会をセットした動機だ。日に日に参加者が増え、首相官邸を取り囲む勢いに政権への脅威を感じとったからだ。つまり、抗議行動そのものの幕引きを狙ったのだ。政権を守ろうとしただけだ。

それを大新聞が「政治と市民の対話復活」「民主主義の危機回避」なんて歯の浮くようなことを書き連ねているのではお話にならない。民意を封じる政治の暴走を誘発している。

 

原発再稼働の疑念深めただけの首相発言

 

話し合いの中身は案の定、野田首相の「政権の基本方針は、脱・原発依存だ」「原発再稼働は安全性を確認して、総合的に判断した」「私の責任で判断した」という繰り返しだった。素人の首相が原発の安全性を判断できるのか。口だけの「責任」で取ったこともないじゃないか。

私たち国民がずっと抱き続けてきた疑念をさらに深めただけだった。つまり、最初からガス抜き、意見を聞く気もない、どうにもならない面会だったのだ。

間髪置かず、岡村日本商議所会頭が駆けつけ「原発がゼロにった時の状況が分かってるのか」と叫んだあたり、あまりにできすぎだ。

 

川柳「朝囀」 口癖の ひらかれた政治 また出たね      

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