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2012年9月18日 (火)

おかしな代表選・総裁選

                             

民主党の代表選、自民党の総裁選の候補者たちによる地方遊説をどう思いますか。「選挙の顔」選び、その予行演習だと言えなくもないが、何か変だ。だって、一般の国民はその投票権もないんですから…。国会の中でやってりゃいいんです。

経費だってばかにならないでしょう。どうせ国民の税金が原資の政党交付金を使ってやるのだろうから、いくらかかろうが構わないんでしょうけど…。そう、年間320億円…政党が「もらわにゃ損だ」と群がっているあの金です。

その結果が大して指導力もないリーダーが選ばれる。それが次の総選挙の結果次第で総理大臣、首相になっちゃうんだからえらいことです。まあ、党の代表や総裁を選び出す国会議員を国民が選んでいるわけだから、無関係だとはいわないが、国民がリーダーを選んでいるというイメージからは遠い。やっぱり国民が直接選ぶ首相公選制を早く導入すべきかもしれません。

そういえば自民党総裁選で各都道府県連がどの候補を支持するかという調査記事が新聞に出ていた。半数以上がどの候補だとは明言していないが、どんなリーダーが理想か答えているから、一読すればその県連は誰に投票するかすぐ分かる。やっぱり地方に人気がある石破茂前政調会長が一歩、いや二歩ぐらいリードしている。

石破さんには運よく追い風が吹いている。尖閣や竹島、北方四島など中国、韓国、ロシアなどとの間で領土問題が勃発し、国防、領土政策が争点になりつつある。「国防の石破」といわれるくらいだから、断然、有利だ。

                                       

でも、一国のリーダーは国防だけできればいいわけではない。経済、社会保障、税制、教育、原発政策などすべてに通じていなければならない。34万人も依然として避難生活に追いやられている東日本大震災の復興だってある。日曜、祭日、それも忘れたころ被災地に姿を見せる程度のリーダーじゃあお話にならない。   「選挙の顔」という視点だけでリーダーを選んじゃっていいのかなあ…。野田首相には悪いが、ドロにまみれて国民のために尽くすと「ドジョウ」を唱えながら、途中から「キンギョ」になって尾ひれ背びれで国民を幻惑し保身を図るというリーダーはご免だ。常に自分を犠牲にできるリーダーでなければ困る。

前にも触れたが、アフリカの原野で大群を率いるヌーのリーダーは、対岸にライオンたちが待ち構え、水中には大ワニたちが口を開けて待つ中を、いつ川に飛び込めばより少ない犠牲者で済むかを見極め、誰にも相談することなく川渡りを決行する。シベリアに帰る雁のリーダーは、いつ飛び立てば全員無事に帰れるかを見極めて自ら先頭を切る。リーダーになること、お山の大将になること、そんなことが目的ではない。生きること、仲間を守ること、種族を守ること、それが使命なのだ。

その使命感が一番乏しい、金と名誉だけが目的の政治家たちに国や国民を守れるはずがない。

 

川柳「朝囀」 老親を 背おいてたずぬ 進む道         ()

 

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