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2012年9月13日 (木)

候補者が忘れた被災地

                                 候補者が忘れた被災地

 

全国のみなさん、民主党の代表選、自民党の総裁選に名乗り出ている政治家全員に不信任案ならぬ不信任状を突き付けようではありませんか。それに大阪「維新新党」の橋下党首に対しても突き付けよう。だって立候補の弁を聞いたって、討論会に耳を傾けたって、誰ひとりとしてあの東日本震災地の復興や被災者の救済を語らないじゃないですか。今の国政の最重要問題だ。

肉親兄弟や孫子を失い、住む家もなくなった人たちはどんかつらい生活をしていることか。加えて原発事故によって多くの人たちがふるさとを追われた。34万人もの人たちが今なお避難生活を続けているいう話だ。大震災で発生したがれきの80%が未処理のまま残っている。放射能の除染だって遅々として進まず、「もういいよ」というあきらめの声だって聞こえる。

 

政治家は政治が取り組むべき仕事をよく「1丁目1番地」という。災害によって痛めつけられた人たちの救済こそ「1丁目1番地」だ。政治家がそこに踏み込んでひと時も離れてはいけないという意味では「官有無番地」ではないか。それにもかかわらず、どの立候補者も被災地の救済、復興をひと言も語っていない。新聞を読んで確認してみてください。

社会保障と税の一体改革だ、領土問題だ、一票の格差是正だ、国会解散の時期だ、TPP交渉だというのもどうでもいいわけではないが、みんな約束が約束にならない、相手の出方や保身のために勝手に変えてしまう問題ばかりだ。テレビカメラの前でかっこうのいい能書きを並べるが、自分自身の信念になっていないじゃないか。

弱き者、恵まれぬ者にイの一番に手を差し伸べるべき政治が邪険にし、「票」になるところに手を差し伸べ、媚びをうっている。政治の一番醜い姿だ。

 

被災地の人々は不審がっている。政治家にとって被災地の訪問はデモンストレーションか気休めかって…。だって日曜、祭日にしかやってこないし、邪魔になるって分からないのかという。日曜、祭日といえば被災地は地域の人たちも遠くからやってきてくれるボランティアの人たちもまとまって活動しやすい時だ。その時に政治家に来られてああこう聞かれ、現場作業の足を止められるのは大迷惑だという。

そんなことを気遣う政治家なんかいない。被災地、避難所にさえ「一票」が転がっていると考える政治家が多いのではないかと心ある人たちは嘆いている。

だが、そんな政治家を増やしているのは新聞、テレビかもしれない。政治家の後をくっついて歩いて、屁でもない話に尾ひれ背びれをつけて大原稿に仕立て上げ、写真や映像までつけて大宣伝しているからだ。もしかすると立候補者の共同会見や討論会のテーマ設定で大震災復興を忘れているのはマスコミ側かもしれない。

政治の話には辟易たる思いかもしれないが、無関心を決め込んだら、政治はもっとダメになっちゃう。これ以上劣化させないために頑張ろうじゃないか。

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