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2012年10月 9日 (火)

橋下さん、負け惜しみだ

これで何度目かね。橋下大阪市長、というより「日本維新の会」代表に負け惜しみを言わせたのは…。政界には大変に不評な世論調査報道だが、それだけ真実というか政治家の痛いところをズバリついているんだ。新聞社の皆さん、まともな記事が少なくて読者の不満が募っている時だから、せっせせっせと世論調査報道を続けてください。

 

最近の世論調査で次期衆院選の比例代表区投票先予想で「日本維新の会」がこれまでの勢いを失って少々へたり気味なことが判明した。共同通信調べでは自民党31・3%、日本維新の会13・9%、民主党12・3%、朝日新聞調べでは自民党30%、民主党17%、日本維新の会4%となっている。

 

朝日の日本維新の会の数字が極端に低いのは一体どうしたんだろうか。何もないという数字ではない。いろいろな意味で疑問は残るが、勢いという点で見れば「日本維新の会」が人気を落とし始めたことは疑いのない事実だろう。橋下代表を慌てさせ、決裂状態だったみんなの党とよりを戻させた。

 

新聞、テレビの世論調査報道は政界から毛嫌いされ、過去には自民党の森喜朗内閣のように「明らかに私を狙い打ちした誘導調査だ」と文句を言っている最中に倒れて行った内閣もある。あらかじめ選択させる答えが用意されていることをもって誘導だというのだが、選択肢を広げたり、自由記述で答えさせても結果はそう変わらないというデータもある。

 

ただ、不思議なことにこれだけ頻繁に行われる世論調査だが、あなたの周りでも私の周りでも聞き取りの対象になったという人がほとんどいないことだ。

 

話を戻そう。その比例代表区投票先比較で「日本維新の会」が意外にも低かったことに橋下代表は「維新への支援の実像に近づいてきたということです。これまで浮かれていたところもあるし、これで冷静になれる」と語った。負け惜しみだ。ガクッときたことは事実だ。こういう時の橋下代表の萎れ方はひどい。青菜に塩だかナメクジに塩みたいになっちゃう。

 

関西電力大飯原発の再稼働に「絶対認めない」「安全切り捨ては許さない」と天の声を発していたのに、産業界から15%の電力不足と計画停電の困難さを打ち返されると豹変した。「まあ、うわべだけ言っていてもしょうがない。事実上の容認です」。あっけらかんとしていたのがかえって負け惜しみを感じさせた。今度の「4%」には幹事長の松井大阪府知事も「大阪でしか活動してきていないから全国に理解されていないのは仕方ない」と負け惜しみ丸出しだった。

 

日本維新の会の国会議員団が発足、その最初の記者会見で大阪維新の会、つまり橋下代表が陣取る本丸との意思疎通について切り出さねばならないほど東京と大阪がピリピリした関係にあることをさらけ出した。橋下代表は「変なパフォーマンスはやらないでくれ」とつい本音が出ちゃった。東京と大阪の間に冷たい風、不協和音がもれだしている。

 

解散・総選挙の候補者支援に注目だ。選挙資金は原則自前でというが、それでもいくらかの戦闘資金は持たせなければならない。財力に限界がある陣営が険しいところに追い込まれることは明らかだ。その時こそ橋下代表のリーダーとしての器量が問われる。一族郎党を路頭に迷わせるようなことになれば負け惜しみの言葉を並べているだけでは済まない。

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