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2012年10月19日 (金)

田中法相は即刻罷免すべきだ

暴力団との癒着や外国人からの献金疑惑を追及されるのを恐れて国会の委員会出席を拒否していた田中慶秋法務大臣をこのまま居すわらせていいのだろうか。正義を説き、法を守るベき法務大臣が暴力団と仲良しで、憲法で義務付けられた国家への出席を逃げてしまう。まったくふざけたご仁だ。

 

大臣就任後に暴力団との付き合いを記者団に問い詰められると何と「もう30年も昔のことだ」「大臣を辞任するつもりはない」「職務を全うするのが私の務めだ」なんてまくし立てていたが、それこそ遺憾なことだという認識などまるきりない。まだこういう手合いが政治家、それも国会議員をやっているんだ。驚くばかりだ。輿石幹事長の押し出し人事だったのか、誰の推薦か知らないが民主党は余程の人材難だ。

 

しかも、この日の参院決算委員会は東日本大震災で痛めつけられた震災被災地の復興を促進するために予算の使い道を話し合う場だった。いまだに34万人もの人々が避難生活を強いられ、つらい毎日を送っている。福島原発事故の影響下にある地域の中には集落ごとふるさとを捨てなければならないところもある。被災者たちのために委員会の議論に参加し、復興の歩みを速めてやろうという気にはならないんだろうか。

 

いずれにしても任命責任者は野田首相なんだから、一刻も早く田中法相を罷免するか、自分も一緒に退陣すべきだろう。それでなくったってもう政治らしい政治はほとんどやってきていない。国力は日に日に衰え、国の借金は1000兆円を超え、生活保護受給者は何と220万人をはるかに超えてしまった。元々、成長戦略を描けないできたから、下支えする経済も税収も先細りだ。そこへもってきて尖閣国有化に短絡した外交オンチのせいで貿易・経済の閉塞による影響はかなりのダメージになりそう。

 

もう、野田首相はもちろん民主党が政権にとどまる正当性もメリットも見当たらない。軽率な法務大臣とともに退陣し、下野する方が国のためだ。党首会談で解散の時期をほのめかすではないか、いや党内の批判を恐れてそこまではないのでは…とメディアは騒いでいるが、またまた舌の上で自・公党首を弄ぶのじゃないのか。戦後、大勢のリーダーがこの国を率いたが、野田さん、あなたほど保身にこだわった人はいない。口がうまいだけに本当に始末がわるいんです。

 

山本順三決算委員長の怒りをどう受け止めましたか。「自らの疑惑を追及されるのを恐れて出席拒否とは政治家として恥ずかしい。先人たちがこの国会であせを流し積み上げてきた足跡を汚す、許しがたい行為だ」と委員会室に声を響かせた。温和な委員長がこんな激しい怒りを発したのは恐らく生涯初めてだろう。その恥の一端は野田首相、あなたにあるんです。私たちも怒りのやり場がありません。

 

 

川柳「朝囀」 改造で ガラクタばかり とび出した   (誠)

 

 

 

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