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2012年10月19日 (金)

もう攻めの一手しかない

 

自民党も公明党も作戦を変えるしかないでしょう。どんなに悔しがったって解散権を握ってるのは首相ですし、その首相が解散すると言わない限り任期いっぱいこのままでしょう。「早期解散を」「年内解散を」と首相にすがったってそれに応える気は微塵もないんですから、首相が解散に打って出るしかない状態に追い込むしか方法はないんです。攻めの一手しかありません。

 

首相は「近いうちに」(国民に信を問う)とした8月の3党首合意を「重く受け止める」というだけでは野党の同意を得られないと分かっている。党首会談では首相からもう少し具体的な提案があるでしょう。そう言って3党首会談に引き込んだのは輿石幹事長だ。

そんな話を聞かされれば誰だって「近いうち」から前進した話が出るだろうと思う。そこが甘いというのか。党首会談は野田・輿石のペテン師連合にもてあそばれた。結局、「早期」も「年内」も出て来ず、「解散の時期は明示できない」の一言で片づけられた。

 

幹事長会議の公式発言だものウソはないだろう。空手形はないだろう。安倍総裁も山口代表もそう信じて席に着いたから、ショックは大きかった。安倍総裁は「まったくお話にならない」と形相を変えて会場を後にした。温和で激しい言葉を発することはほとんどない山口代表も「国民をバカにしている」と怒った。

赤字国債発行法案、衆院の一票の格差是正などやるべきをやった後で国民の信を問いたい。国民に信を問うのにその時期を野党に教える必要はないとまで首相は言った。

 

 首相の言ってることに間違いはない。だが、ちょっと待った。政治というものは「力」でゴリ押しするだけではおさまらない。その間には信頼、信用というものが大切だ。首相は消費税率引き上げに命をかけるといって自・公両党に可決・成立に向け協調を求めた。その時に首相は「消費税率引き上げ法案が成立した後、近いうちに国民の信を問いたい」と発言している。自・公両党は首相の「命をかける」という言葉を信じて消費税率引き上げ法案の可決・成立に全面的な協調態勢をとった。

 

 「近いうち」は、信を問われることになる国民への約束でもあったのだ。それを消費税率引き上げ法が成立してしまうと、次々と新しい条件をあげてズルズルと引き伸ばしを図った。いたずらに政権の引き伸ばしを図っているのではないと口では言うが、誰がみても延命策そのものじゃないか。

 

 野田首相、誰から見てもあなたは誠意がなさ過ぎる。野党の意向に耳を傾けるようなポーズをとりながら聞こうという「こころ」がない。野党の感情を逆なでしているだけだ。自分で国会の運びを引きずっておきながら、野党が「臨時国会を邪魔する」「赤字国債発行法案の成立を遅らせ地方自治体の財政運営を混乱させている」「政治を止めている」というイメージダウンの戦略を描いているのではないか。

 そんな停滞の政治であなたは歴史に責任が持てるんですか。つくづく思う。点取り虫の生きざまは松下政経塾までにしてほしかった。

 

川柳「朝囀」 国民か 党か自分か かわいくて    (誠)

 

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