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2012年12月 4日 (火)

「選挙100マス計算」の選挙だね

何も気ぜわしいドン詰まりに来て選挙なんかやらなくてもいいのに…迷惑がっている人はいても喜んでいる人はそういないだろう。そのはた迷惑な師走選挙がはじまった。29年ぶり、5回目の師走総選挙だそうだ。ちり紙交換が姿を消して静かになった年の暮れを政党や候補者名を叫び続ける連呼合戦はやめてもらいたい。くれぐれも病院や学校の周辺ではマイク音量をしぼっていただきたい。

 

何を考えているのか、4党が開戦の地に大震災と原発事故で痛めつけられた福島を選んだ。民主党の野田首相は福島県いわき市で、自民党の安倍総裁は福島市で第一声をあげた。新党「未来」の嘉田代表は福島第一原発のひざ元飯館村、南相馬市で卒原発を、社民党の福島党首も負けじと会津若松市で即時原発停止を訴えた。「原発」と「被災地復興」重視の証明だそうだ。へ~え、そうですかねえ…これまでに何度、被災地に足を運びましたか。

 

何でそろいもそろって福島にやってくるんだ。そんなにオレたちのことを心配してくれるならもっと早く来てほしかったな…地元の被災者たちは口をそろえて嘆いている。政権党自慢のキャッチフレーズ「福島の再生なくして日本の再生なし」は福島のことを案じているようだが、選挙に勝つためには傷ついた者でも利用しようという身勝手さの表われだ…という怒りの声も聞かれる。「脱原発」もいいが、あなたたちのやり方は民意無視、「脱国民」だ…という皮肉の声もある。

 

何度となくうそつき呼ばわりされた向こうっ気強いドジョウ宰相が、内閣の生命線として認められている解散権、伝家の宝刀を「権力」と勘違いして抜いた。抜く時を引っ張り延ばしてきたから、その間にすっかり錆びついて、口上は船橋駅前で鍛え上げただけあって超一流だが、ボロボロの刃は政治課題一つ切れない。おでんの大根さえ切れない。それなのに選挙後の政権の枠組みなど語っている。

 

何と12の政党がくつわを並べる乱戦もよう。原発にはじまって外交、国防、経済、福祉、医療、年金、教育、子育て…という争点ごとに政党の主張を組み合わせた表を作ろうとすれば、とてつもなく大きな複雑なものになってしまう。今風に言うと「選挙100マス計算」表といったところだろうか。「沖縄」がないのは変だ。ナゾ解きのような選挙の先はどうなるかまるで見当がつかない。

 

 

川柳「朝囀」 「沖縄」は なぜか今度も 落ちている   ()

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