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2012年12月 9日 (日)

ボルト2本にぶら下がった命か!

死者9人を出した中央道「笹子トンネル」のような危ないトンネルは本当にないのか。安全点検は完璧なのか。信用できるのか。不安で仕方がない。今も危ないトンネルを車が走っているかもしれない。政府や道路会社や専門家と称する人たちに聞きたい。2本のボルトで私たちの命を守れると本当に思っているのか。

 

重い天井がたった2本の埋め込みボルトで支えられているなんて知らされてもいなかった。あなたたちはいつも「想定外」の事故だという。机上の計算を信じ切っているか、予想しないだけの話ではないのか。50年に一回とか100年に一回起きるいう想定は、過去の事故を基準にした計算であり、それを超えたらすべて「想定外」というのは逃げ口上でしかない。

 

東日本大震災でマグニチュード9を超えた大地震は「想定外」の規模だったというが、計算上はあり得た規模ではなかったか。原発事故、特に原子炉の爆発や炉心溶融は、絶対に起こらない「安全神話」というより、取り返しがつかないようなことになってしまう事態を恐れて想定から外していただけではないか。人間が科学をもって自然を手の内に入れることができると考えた過ちなのだ。

 

専門家と称する人たちは、福島原発事故以来、「あてにならない人たちだ」ということが分かった。笹子トンネルも建設完了後の検査で欠陥が指摘されていたという。安全対策を完璧に講じて開通したのだろうか。かかわった専門家は今でも問題なかったと言えるのか。今になって欠陥を指摘する大学教授らはなぜ事故になる前に指摘しなかった。人災そのものじゃないか。

 

わが国の高速道路は高度経済成長に乗って建設され、トンネルの約23%が開通から30年以上経ている。成長を支えた基盤だから痛みも早い。改修やメンテナンスの時期に差し掛かっている。金がなくても先延ばしできない。社会保障費急増に宇宙開発が重なって道路改修など公共事業を削り国土崩壊を招いた米国の例がある。コンクリートから人間へなどと無責任なことは言っていられない。

 

非常口が開かなかった笹子トンネル。やっと開いた非常口の先は車がうなりをあげて疾走する反対車線だった。そんな構造を見逃しにしたのは専門家だ。生きる保障が後回しにされる経済大国に私たちは生きている。

 

川柳「朝囀」 生き死にを 決めるは二本の ボルトです   ()

 

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