« いつまで仮免でやらせるの? | トップページ | 政治家が薬なら毒薬だよ »

2012年12月 2日 (日)

野田首相も重複立候補なの?

政治家は選挙に落ちればただの人といわれるが、ずっとただの人で生きてきた私が見た限り、落ちても決してただの人にはなっていない。周囲が気をつかって公職、役職を用意してそれなりの生活をしている。それが政治家が言う「浪人」というなら私たちは一生、浪人生活をしているようなものだ。

 

民主党代表の野田首相は、4日に公示される総選挙で千葉4区と比例南関東ブロックに重複立候補するという。現職の総理大臣が「究極の命綱」ともいうべき重複立候補にすがるとはあきれるばかりだが、そんな自信もないリーダーに率いられているのが今の日本なのだ。

 

今の選挙制度「小選挙区比例代表並立制」になってから過去5回の総選挙が行われたが、現職の総理大臣が重複立候補した例はほとんどない。ただ、2000年の総選挙で現職の森喜朗首相が重複立候補した例はある。重複立候補は現職が生き残るための「究極の命綱」と悪評されるが、各党の幹部や現職総理は体面もあって重複を辞退してきた。

 

野田首相の今回の重複立候補は森首相以来の恥ずかしい(?)記録になるが、実は野田首相には苦い経験がある。1996年、新進党から立候補した総選挙で当時の小沢一郎党首が小選挙区に密着した政治をすべきだと重複立候補を限定したため、野田首相は小選挙区で105票差で落選し、そのまま浪人生活となった。

 

その悪夢の再来が野田首相の脳裏をかすめたわけでもないだろうが、現職の総理大臣という「究極の強み」を持った人が「究極の命綱」にすがる姿は情けない。もしかすると、野田首相には「まさか」の坂道が見えるのかもしれない。

 

川柳「朝囀」 強がって 見せてもしょせん 票頼み    ()

« いつまで仮免でやらせるの? | トップページ | 政治家が薬なら毒薬だよ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 野田首相も重複立候補なの?:

« いつまで仮免でやらせるの? | トップページ | 政治家が薬なら毒薬だよ »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ