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2012年12月28日 (金)

くっついたり離れたり-恋愛ごっこか

「日本未来の党」が旗揚げする話が出てきた先月末、小沢一郎氏がついに動き出したと書いた。嘉田佐賀県知事に狙いをつけて新党を旗上げさせ、自らは身を引いて強烈な個性と何度も見せてきたあくどい戦術隠しをする。そうカラクリを説いた。その化けの皮が今、国民の前にさらけ出されている。

 

「小沢氏無役」「小沢氏、役職なし」―11月29日付朝刊各紙は、小沢氏が執行部入りしないことに驚いてそう報じた。それが小沢流であることにまだ気づいていなかった。日本新党を旗揚げして政権に就いた時も細川護熙氏を総理にして自分は陰に回った。民主党を政権に就けた時も鳩山由紀夫氏を総理にして支え役に回った。一歩引いたところにあって自分をなぐさめる。

 

それが実力者だと考えるのが小沢氏の人生美学なのだ。今回もその手を使った。「脱原発」1点で政策は妥協できる。「第三極」の主導権を引き寄せられると考え嘉田知事を丸め込んだ。だが、世間は甘くなかった。土地購入に伴う収支報告偽装疑惑は小沢チルドレンを全滅させ、解散時の62議席がわずか9議席に激減した。嘉田知事は党代表との2足のわらじを地元政界から総攻撃されるに至った。

 

貧すれば鈍するという。嘉田知事も小沢氏も責任は相手方にあるとして攻撃し合い、とうとう分党だ。それも地元、岩手県政界が言う通り小沢流むき出しで嘉田知事を追い出して政党助成金は丸ごと自分の金庫にしまい込んでしまった。小沢氏が過去に新党旗揚げ、解党を繰り返し蓄財してきたのと全く同じ手口だ。結局、利用された私が浅はかだった…嘉田知事が涙を流すことになる。

 

こんな政治をいつまで許しておくんだろう。小沢政治を知りながら「一票」を投じた地元有権者はどう考えているんだろう。嘉田知事が「脱原発」にかける執念も分からないではないが、やっぱり2足のわらじは欲張り過ぎだ。権力ばかり抱え込んでもこんな茶番を繰り返しているようではお話にならない。知事職に軸を置くといっても滋賀県民はもう結構だといているではないか。

 

滋賀県民だけじゃない。私たちだってくだらない話に耳目を乱されてえらい迷惑だ。あなたたちがやっていることは政治じゃない。ネックレスしたり、ネクタイをしてママゴト遊びをしている程度のものじゃないか。そんな遊びに血税を使われたんじゃあたまらない。若者に未来も示せず、国民の苦しい生活も知らないのに、「未来」だの「生活」だのとやたらに党名に掲げないでもらいたい。

 

 

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