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2013年3月

2013年3月31日 (日)

若いの、しっかりしろよ!

日本の高校生の半数以上は「えらくなりたい」と思っていないそうだ。

日本青少年研究所という財団が米中韓3国の高校生と比較調査しているもので、もちろん4か国の中では最少だという。

出世欲が低いのは現実の社会をよく見ているためで、特に就職難で不本意就職を余儀なくされていることに高校生たちは情熱を失いかけているようだ。

 

「えらくなりたいと強く思う」と答えたのは米国の30%、中国の37%、韓国の19%に対して日本はわずか9%だった。

えらくなる意味は単純に「出世する」という設定で聞いたものだが、「えらくなる」とどうなるか聞いたところ「責任が重くなる」という声が圧倒的に多く4か国の中で最も多かった。

 

それから連想すれば就職難などが背景にあるとはいえ、すでに重い責任を背負いながら社会のため国のために刻苦精励する意欲を失っていることが分かる。

えらくなることの意義付けとして「尊敬される」とか「能力を発揮できる」などという回答は極めて少なく、出世そのものに好印象を持っていないようだ。

それも「カラスの勝手でしょ」っていう受け止め方でいいか。

 

日本維新の会の石原慎太郎共同代表が聞いたら何というだろう。

「オイ、若いの、しっかりしろよ」程度のタンカじゃ済まないだろう。

80歳の高齢で、軽度だとはいっても危険な脳梗塞(のうこうそく)で倒れ、退院したばかりだというのに記者会見をした。

じっとしていられない性格だと言ってしまえばそれまでだがすごい情熱だよ。

 

しかも入院加療の約1か月の間に短編小説を2本書き上げたという。

頭はぼけていないと自信を持ち直した―と意気軒高だったそうだ。

政界に最後の奉仕をすると東京都知事を突然辞任した時にも「オレはもう80だよ。若いのがしっかりしないからオレがやらなくちゃならんのだ」とまくし立てた。

世の中が石原さんのような超元気老人ばかりになったら、それはそれで問題が出てきそうだが、若い人には頑張ってほしいね。

 

川柳「朝囀」 やりがいの 消えた国の 出世論  ()

2013年3月30日 (土)

内定何社も取る意味あるのか

大学で就職指導している教授から聞いた話だが、大学間で差はあるが、半数の学生が2社以上の内定を手にするそうだ、

中には4社、5社から内定をもらう学生もいるという。

その一方で卒業までに1社の内定も取れない学生もいる。

何でそんな格差が生ずるんだなんていう質問は野暮だろう。

 

何社から内定を取ろうが個人の自由だと言われるに違いない。

その通りだが、4月に入社するのは1社だろう。

3社、4社をソデにしてやることがそんなに楽しいか。

卒業が迫っているのに就職先も決まらない仲間たちのことは考えもしないのか。

そんなお人好しをしていれば自分がつぶされちゃうというのかい。

 

それじゃあ同じ学び舎で過ごした意味もないじゃないか。

世の中は競争もあるけど互いに幸せになるために助け合いも大切だよ。

いつも勝ち負けだけで人生を作っていくって味気ないじゃないか。

競争相手がみんな親の仇みたいなことを就職セミナーのコーチは強調しただろうけど、そんなこと信じてやっていたら一生が持たないよ。

 

私たちの時代は「学内推薦制」というのがあった。

例えば日航を志望すると就職部が成績その他で審査し受験許可が出る。

そして受験し合格したら日航に就職することを誓約し、それ以降は原則として大学を通しての就職活動は停止になる。

だから、大学に募集通知の来ている枠を荒らすことも邪魔にもならない。

 

自分の進路はそれくらいの覚悟で決めていた。

とりあえず何社か内定を取っておいて後で決断するなんて甘い考えではなかった。

いったん選んだ仕事が生涯の道だと覚悟して働いた。

「ミスマッチ」などという言葉も概念も勝った。

だからと言って不幸だと思ったことは一度もなかった。

 

仲間の邪魔をしてまで4社も5社も内定を独り占めする意味があるのか。

そんなことをしてるから迷って退職、転職を繰り返すようになるんだ。

いくつもの大学を受験する…大学受験の時からそんな癖がついてしまったんだね。

この仕事だ、この会社だと決めて緊張感を持って学び値準備し内定を取る。

大学もそれくらいの心がまえをしっかり教育しろ!

 

川柳「朝囀」 内定取り その束枕に 高いびき  ()

いい加減にしろ、 コンクリート片を断層痕だなんて!

東大地震研究所の大先生がコンクリートのかたまりを地震で出来た断層の痕跡だと間違え、堂々と発表していた。

東日本大震災の発生以来、頼りにならない学者・専門家の話は聞き飽きるほどあったから驚きはしないが、当の大先生の釈明「みたいものを見てしまった。催眠術にかかったようだ」には思わず笑ってしまった。

 

いや、からかったり笑ったりしちゃいけない。

首都圏を直撃する震度7の直下型地震を起こす恐れがあるとされる立川断層帯の調査での失態だから笑って過ごす訳にはいかない。

「おかしいぞ」といって誤りを発見、指摘したのが一般公開に参加した土木関係の見学者だったというのも皮肉だ。

天下の東大も顔色なしだ。

 

それに加えておめでたいのは新聞、テレビだ。

「活断層かどうかの判定は難しい」「専門家の間でも見方が違うことはよくある」などと大先生の側に立って言いわけ報道をしているのだ。

やたらにコンクリートのかたまりを活断層痕だと間違われて原発停止だ、廃炉だと決めつけられたら電力会社はお手上げだ。

新聞、テレビがそのお先棒担ぎでは何をかいわんやである。

 

活断層・地震研究の専門家が「ミスを認めて発表したことは勇気がある」といっているのには情けなくなる。

岩手では中学校1年生が8500万年前の肉食恐竜の化石を発見した。

まだ13歳、東大の大先生に比べたら経験も比べ物にならないほど浅い。

同じ地面を相手にした調査でも結果はこんなに違う。

その成功、失敗を分けるものは何か…素直に考えてもらいたい。

 

川柳「朝囀」 専門家 ひと皮むけば ただの人  ()

2013年3月29日 (金)

政治家にスキを見せ過ぎだ!

「1票の格差」なんて騒いだってほとんどの国民が分かっちゃいない。

新聞、テレビで大騒ぎしているから話だけは知っている。

だから、聞かれればそれなりの答えが返ってくるんだよ。

国会議員の有力な支持者がそんなことを言っていた。

最初はびっくりしたが、時間がたつにつれて本当かもしれないと思った。

 

政府の衆院選挙区画定審議会が小選挙区定数を0増5減する区割り見直し案をまとめ安倍首相に勧告した。

それに基づいて区割りを改めると格差が1・998倍になる。

「違憲」の目安とされる2倍を辛うじて下回るだけで、基本的権利としての「1人1票」の2倍近いままだ。

 

こんな内容では改善でも改革でもない。

その場を乗り切るためのつじつま合わせそのものだ。

7人の有識者が政党の党利党略や政治家の個利個略を慮って勧告案をまとめたとは思いたくないが、微妙な塩梅だ。

なぜ、もっと厳しい、抜本的な区割り案を突き付けないのだろう。

 

確かに選挙権の公平を担保しながら、人口の少ない地方にも配慮する区割り案の設定をするのは至難かもしれない。

だが、選挙権の公平は絶対であり、例外なんかあり得ない。

不公平な区割りのままの選挙強行をゆるすのは確信犯、共犯だ。

そんな選挙で当選した者は憲法違反であり公民権剥奪に処すべきだ。

 

「違憲」「無効」判決にもかかわらず政界が小手先のつじつま合わせでお茶を濁し続ける背景には、国民の無関心があるのではないか。

違憲、無効判決が下された昨年12月の衆院選の投票率を思い出していただきたい。

何と51%…史上最低はもちろん国民の半数が選挙権を棄てている。

民主主義も「半ペタ民主主義」、政治家にスキを見せ過ぎだ。

 

川柳「朝囀」 信号は 真っかっかだよ 赤じゅうたん  ()

2013年3月28日 (木)

ゆとり世代よ,反旗をひるがえせ!

誰が最終的に責任を持つのか知らないけど、政府は本気なのか。

徹底させる見通しが立っているのか。

大学生の就職活動の解禁時期を今の3年生の12月から、4年制の4月に変更する方針を決めたというではないか。

役人や政治家の無責任さには腹が立ってしょうがない。

 

2年や3年でそう頻繁に約束ごとを変えてどうするんだ。

学生たちはそのたびに振り回されて、えらく苦労している。

小中高校で学習指導要領や入試制度をいじりまわして振り回してきたじゃないか。

今度は実社会への入り口でまた邪魔をする。

そんなに次代の担い手たちをいじめて何がおもしろいんだ。

 

平成27年春の入社採用から実施するという。

~え、そうですかと聞いてればいいかもしれないが、この期の大学生と言えばこの春から3年生になる若者たちだ。

彼らの中学時代はどうだったか、役人も政治家も覚えていないだろう。

彼らはいわゆる「ゆとり世代」…教育界に週休2日制を導入するため教科量を3割も減らされた「ゆとり教育」の犠牲者だ。

 

忘れたなんて言わせないぞ!

本当の学力って何だ、人間力だ…などと国を代表するような教育者たちがそんなバカなことを議論した挙げ句、元の態勢に戻る、いわゆる「脱ゆとり教育だ」なんて恥ずかしげもなく戻りつつある。

その犠牲者たちをまた就職活動の解禁時期をめぐって振り回すというのだ。

 

就職活動の開始が早過ぎてろくに勉強もできない。

社会人になったって使いもものにならない。

4年間のうち1年半近くを就職活動に取られてしまうんじゃ力がつくわけがない。

それでもセミナーだ、エントリー制だと学生たちを煽っているのは誰だ。

説明会だ、出会いだと学生たちをおどらせ金儲けにしているのは誰だ。

 

やるなら責任をもってやるべきだ。

異論、異議が出たからと1、2年でまたひっくり返すなんてやめるべきだ。

解禁が早かろうが、遅かろうが、人材の卵が殺到する大企業はいい。

後回し、あるいは砂をかけられる中小企業はどうなるんだ。

特別枠の裏道が用意されている超エリート校はいいが、何十社を回っても内定1つもらえないマイナー校の学生たちはどうなるんだ。

彼らだって汗して働こうと志している国の人材だ!

 

川柳「朝囀」 内定を 独り占めして どうするの  ()

また始まったぞ! 朝令暮改

拙速癖のこの国でまた一つ朝令暮改が始まった。

社会の隅々にまで法の支配をと高邁な理想を掲げてスタートした「法曹3000人計画」が10年そこそこで撤廃だという。

いつものことでその理由が「いい加減」なのだ。

司法試験をパスできるような人材が育っていないとか、弁護士になったのに働く場がないというのだ。

 

ふざけちゃ困る…法科大学院をそれだけ厳格な規格で制度化しましたか。

教場も教授陣も急ごしらえ、いや、間に合わせじゃなかったか。

社会人枠なんて言ったって法学系大学以外の卒業者にはたやすくない。

社会の隅々までなんて言ったって田舎にそんなに仕事があるわけない。

大体、弁護士がそんな仕事もない地方へ自ら進んで出ていくわけがない。

都市部に偏在し就職難を作り出すのは当然じゃないか。

 

そんなことは始める前から分かっていたはずだ。

司法制度改革を議論した人たちは一体どういう社会を描いていたのだろう。

欧米の訴訟社会…よく映画に出てくる辣腕弁護士たちの晴れやかな世界でも構想していたのだろうか。

確かに生活の中にも法の力が必要なことが多くはなった。

でも、まだ日本は圧倒的に当事者間解決の国だ。

 

国際取引や知的財産の越境でグローバルな対応が必要になりつつある。

とにかく弁護士を増やせば、その中からグローバルな人材が育つだろう。

そんな甘い期待で始めたのだろうか。

そうじゃあないだろう…今の学部や大学院教育を充実させることが先だ。

司法試験に耐えられる教育は、大学や大学院じゃなく、市中の塾でなければ期待できないというではないか。

 

司法制度を論ずる人たちがもっと責任を持たないといけない。

弁護士が主人公の映画の夢の世界では改革なんか無理だ。

司法の担い手めざして頑張っている人たちにこの朝令暮改をどう説明するのか。

中途半端な考えの人々のつじつま合わせの議論や提案で制度がいじりまわされるのでは不安でしょうがない。

国だけでなく、審議会や委員会に丸投げ行政の地方も同じだ。

 

川柳「朝囀」 シナリオが 完結しない おエライさん  ()

 

 

 

2013年3月26日 (火)

政治家の皆さん、もっと謙虚になったら!

「国会の独立性を揺るがす」「ゆゆしき不当判決だ」「国会軽視だ」。

高裁の衆院選無効判決に対し国会議員の口から飛び出した言葉だ。

憲法を踏みつけにしておきながら何が国会の独立性だ。

国民主権を踏みにじっておきながら何が国会軽視だ。

今の国会議員のお粗末はそんな非常識で象徴される。

 

なぜ、「1票の格差」が生ずるか、なぜ是正されないか。

新聞、テレビもそのことをとらえてかからないと犬の遠吠えになっちゃう。

まず、第一に政治家は自分たちが一番エライと考えているからだ。

選挙の時こそ有権者にへりくだるが、それっきりだ。

人が営々と築いた富を税でひっぺ剥がし、貧しい人たちに配分して善政を装う。

 

その見返りに「1票」を求める。

いつもお前さんたちのことを心配しているんだというメッセージも忘れない。

いつか「オラが先生」と「選挙民」の序列が出来上がる。

そうしておいてやりたい放題をやる。

その代表が選挙制度のお手盛りだ。

 

自分自身の生き残りはもちろん党勢拡大につながる体制めざし命をかける。

「1票の格差」是正も自分の身に少しでもふりかかるものはノーだ。

かと思えば、有権者の票は自分の私有物であるかのように扱う。

比例区の60議席を得票率2位以下の党に配分する優先枠案がその典型だ。

政治や選挙が国民のためにあるのでなく自分たちのためにあると錯覚している。

 

だから選挙制度は自分たちか少しでも当選し易いものにしようとする。

それが憲法に違反していようがいまいが構わない。

1票の不平等を咎める判決を「不当だ」と言ってはばからない。

権力、政権を奪うために小選挙区制を引き寄せ、国民の投票の半数を「死に票」、紙くずにして平然としている。

 

司法は国会の自浄力を信じ事情判決の法理から「無効」判決は避けてきた。

だが、国会は目を覚ますことなく「違憲状態」の是正を怠けてきた。

広島高裁は、事情判決では国会の目を覚ますことはできないと決断したのだ。

それに続いて各地の高裁でも「無効」判決が続いている。

小選挙区制を誘導し、参院を「政局の府」に貶め、「ばらまきマニフェスト」でだまし取った一連の政権交代劇をゆるした国民にも責任がある。

最高裁の「無効」判決まで行くしかない。

 

川柳「朝囀」 おれたちの せいじゃないとは 冗談ね  ()

2013年3月25日 (月)

改善怠るなら選挙ボイコットだ

 

2013年3月25日は、国会にとって屈辱の日となった。

国会が憲法を踏みつけにすることはもう許されない。

1人ひとりの国会議員が私利私欲を捨てて国民有権者の基本的権利である「1票の価値」の平等を保障した選挙区割りの確立に心を一つにしなければならない。

もし、怠るようなら私たち国民からあえて反逆に出るしかない。

 

「1票の格差」が憲法違反でなおかつ選挙無効、やり直しとなる歴史的な判決は広島高等裁判所で言い渡された。

昨年12月16日の衆院選挙で「1票の格差」が最大2・43倍あったことについて、広島高裁広島1区と2区を対象とした裁判で「無効」との判決を言い渡した。

判決の効力は、今年の11月26日の経過をもって発生するとの条件を付けた。

国政選挙で無効とする判決が言い渡されるのは戦後初めてだ。

 

選挙管理委員会が上告すれば裁判が続くため、今回の判決ですぐは選挙が無効になるわけではないが、判決が確定すれば無効になった選挙区では議員の当選が取り消され、選挙がやり直しされることになる

国会は去年、格差を是正するため小選挙区を5つ減らす「0増5減」の法律を解散当日に成立させたが、選挙は最高裁が「憲法違反の状態」と警告した4年前の選挙と同じ区割りで行われた。

 

東京、札幌など5つの高裁は「十分な時間があったのに、格差の是正をしなかった」と不満をつけて「違憲」判決を示したが、選挙を無効・やり直しとすることは混乱が大きいとして判断から外す、いわゆる事情判決を執った。

しかし、広島高裁筏津順子裁判長はその事情判決をあえて執らず、無効・やり直しを求める判決で国会に決断を迫った。

 

国会は真摯に受け止めるとは言うが上告による時間稼ぎを狙っている空気もある。

「1票の格差」是正の選挙制度改革は与野党の党利党略の衝突で遅々としている。

独立した第三者機関に委ねるべきだという声など聞き入れる人たちではない。

結局は自分たちの利害のつじつま合わせの是正策でお茶を濁すことになる。

だから、すぐ格差拡大で憲法の精神を損ねることになる。

それならそれで、私たちが選挙をボイコットし選挙を成立させなければいい。

そこまでやらないと選挙は国民の元に戻ってこないだろう。

 

川柳「朝囀」 憲法が その足のけろと 怒ってる   () 

 

 

野田さん、あなたの泣き言など聞きたくない

ドジョウが池の底から出てきて何か言ったらしいね。

そう、横浜の前衆院議員のパーティーでね…泣き言ですよ。

自分の首相在任時を箱根の大学駅伝になぞらえてネ…

「私は5区の苦しい上り坂担当。でも、社会保障・税一体改革をやったから一定の財政規律が保たれた」と自画自賛してみせた。

 

さらに「だからこそ安倍政権は金融や経済に集中でき、勢いが出ている」とどこまでもうらやましそうだった。

「下り坂担当の安倍政権はスピード感こそあるが、野党がチェックしないといけない」と牽制球を投げることだけは忘れなかったが、会場はしら~ とさめた反応で、拍手1つ出なかったそうだ。

 

それどころか、こんな席で泣き言なんか言うな…時期を誤った解散総選挙で党を半死の状態に追い込んだ反省はどうした、という陰口ばかりだった。

政権をとって代わった安倍さんがあまりにも勢いよくデフレ脱却のタクトを振り、それが予想以上にうまく転がっていく状況を見るにつけ、常に内部分裂の危険をはらみながら舵取りに追われた自分とを比べたくなるのだろう。

 

だが、「脱原発」を掲げながら、現存する原発の再稼働をめぐる方針がブレ続けた。尖閣国有化など領土問題に火をつけながら、解決の糸口もつけられず去った。

その結果日中関係は崩壊寸前で、政治も経済も人も断絶状態だ。

安倍政権は対話の糸口を求めて四苦八苦じゃないか。

野田さん、あなたにだけは現政権の批判をしてほしくないね。

 

東日本大震災の被災地だって福島原発の被災地だってみんな泣いています。

菅元内閣の初動のまずさを嘆いてもしょうがないが、まだ31万人もの人々が避難生活に追いやられたままです。

仮設暮らしの先が見えない…帰る先もない難民だとみんな泣いてます。

2年たった今を「私たちは見捨てられたという実感だ」と泣いています。

 

私は上り坂担当で苦労し通しだったが、安倍さんは下り坂担当で楽ちんだな。

私の苦労のお陰で安倍さんは楽にやれる。

野田さん、そんな話は誰も納得しませんよ。

あなたほど「責任」という言葉を口にした総理はいませんでした。

責任の意味も取り方も知らないでよくおっしゃいました。

参院予算委員会で維新の会の片山虎之助氏から「責任は感ずるものじゃなくて取るものだ」って叱られてたじゃないですか。

 

川柳「朝囀」 過去ばかり そそぐグラスに 愚痴を言い  ()

 

 

お手盛りさせるな! 選挙制度改革

日本維新の会の国会議員団が中選挙区制に改める衆院選挙制度改革案をまとめたのに対して橋下徹共同代表が「反対」を表明した。

「私は小選挙区制が基本」と言っているから、これから歩み寄りはないだろう。

歩み寄りがあったら、どっちかがいい加減だということになる。

 

小選挙区制がいいというのは民主主義を知らないからだ。

1選挙区の定数は1人だから、2位以下は全員失格だ。

2位以下の候補の票は議席に結びつかない「死に票」、紙切れになってしまう。

その数は先の衆院選では3730万票、全投票数の56%だ。

 

民主主義はより多くの人の権利や利益を守る制度じゃないか。

有権者の票の半分以上が紙切れになってしまう制度は民主主義への冒涜だ。

「死に票」がせいぜい10%の中選挙区制の方がはるかに民主主義に沿っている。

それに政党の得票率と得票議席数が素直に比例しない「変則性」も問題だ。

先の衆院選でも自民党の得票率は43%だったのに得票議席は300小選挙区の73%にあたる237議席に上った。

 

政権交代選挙となった2009年衆院選では、民主党は得票率47%で得票議席は74%にあたる221議席だった。

2位以下の得票者が失格する小選挙区比例代表選挙制度の最大の欠陥だ。

これは政党を2大政党に特化し、政権交代が起こりやすくするために小沢一郎元民主党代表が密かに誘導した選挙制度だ。

 

得票率よりもはるかに高い比率で議席を得ること自体が反民主主義的だ。

2大政党に絞って、国民の政治要望を吸収し得る国ならいいが、わが国はまだ政党や政策で投票するよりも候補者の「人」が選択肢になる国だ。

政権交代が起こりやすい選挙制度というのは一見、国民・有権者の利益を考えた制度のようだが、その実は政治家の権力・議席保持に主眼が置かれた制度なのだ。

 

1つの選挙区内で同じ政党の候補者が競うため、金権政治、派閥政治を生んだ中選挙区制だが、それは政治家や政党の問題であり、国民・有権者には直接責任はない。

浄化を求められていたのは政治家や政党だったのだ。

それをあたかも国民・有権者のためだと言わんばかりに機に便乗してお手盛りの選挙制度改革を画策することは許せない。

橋下さんにもなぜ小選挙区制支持なのか詳しく説明してもらいたい。

 

川柳「朝囀」今日は「小」 明日は「中」だと ちどり足   () 

2013年3月23日 (土)

人はこころ、顔じゃないよ!

人は多かれ少なかれ顔、風貌で評価されてしまう。

顔に似合わずきついですね、顔からは想像できません…などと言われる。

若いうちは内実に自信がないから自分の外観にとらわれる。

どこかの国では女性の美顔整形手術は常識という。

40歳になったら自分の顔に責任を持てともいわれる。

 

何でそんなこと書くんだと叱られそうだが、最近の出来事からちょっと気になったので、あえて取り上げてみる。

随分,得をしている人と逆に損をしている人がいる。

若干、損をしていると思われるのは黒田東彦新日銀総裁だろう。

はっきりモノを言うこともあるが、その風貌だ。

 

眼光鋭く、ブレることのない話しっぷりだ。

もちろん、それだけ自信があってのことだろうし、スキを見せない。

イメージづくりの責任は新聞、テレビにある。

記者たちが距離を置いて接していればますます堅物になっちゃう。

冗談を言って愛想をくずすような場面を作ってやれば変わる。

 

黒田さんの前任者、白川方明氏はその反対に表情がやわらかい。

話しっぷりも静かだが、内実はなかなかのつわものだ。

G8の蔵相・中央銀行総裁会議後に中川昭一蔵相が酩酊会見を演じた時、陪席していながらそれを肩越しにながめ通し、介抱もしなかった。

普通なら「横にいてなぜ助けなかった」と袋叩きに合うだろうが、小さなポチャポチャとした顔のお陰で免れた。

 

名前からだけでなくメディアが、「白」から「黒」へ…などと書き立てているが、黒田さんにとって迷惑なイメージづくりだ。

得をしているもう一人は全日本柔道連盟会長に居すわった上村春樹氏だろう。

あれだけの不祥事を出し指導力は赤信号なのに世論は「辞めろ」とは言わない。

丸顔に加えて優しそうな目元、やわらかなモノ言い…随分、得をしている。

 

顔相占いではないが、丸顔は総じて得をする。

今に言うイケメンは丸顔というより細面のととのった風貌だ。

夫婦げんかをしても絶対に言っちゃならんのは相手の顔のことだそうだ。

日本女子柔道の15人の女三四郎たちが監督・コーチを告発したのは「ブス」だ、「オカメ」だと顔のことを言われたのに一番腹を立てたのかもしれない。

美には多少ゆがんだところが必要だ―ボードレールの言葉こそ真実だ。

 

川柳「朝囀」 われはわれ 手鏡に言う ひとり言   ()

2013年3月21日 (木)

体罰自殺認めるのに20年、むごい

教師による体罰やしごき、暴行があとを絶たない。

外部からの運動部監督やコーチの暴力もそれに劣らず多い。

一体、どういうことなんだ。

子どもたちをサンドバッグかワラ人形とでも考えているのか。

子どもたちは安心して学校へ行けない。

親も子どもを学校へあずけられない。

 

新学期が始まるというのに一体どうするつもりだ。

兵庫県たつの市では小学生の自殺は担任教師の体罰によるものだったと20年近くなって突然、教育委員会が認めた。

1994年9月、市立揖西西小6年生の内海平君(当時11)は放課後の教室で運動会のポスターの描き方を質問した際、担任から「何回、同じことを言わす」と頬と頭を平手打ちされ、下校直後に自宅の裏山で自殺した。

 

誰が考えたって担任の暴行が自殺の引き金になったことは明らかだ。

だが、市教委は「原因不明」「事故死」とし、自殺統計にさえ載せなかった。

担任は翌年3月、暴行罪で略式起訴され罰金10万円の略式命令で済まされた。

生徒が自ら10年そこそこで生涯を断ったというのに暴行を加えた教師は10万円の罰金で放免とはあまりにひどい。

 

そんな裁きを誰が受け入れられよう。

両親はどうしても納得できず、自殺の原因は担任の暴行が原因だとして市に損害賠償を求めて提訴した。

地裁は自殺と暴行の因果関係を認め市に3790万円の支払いを命じた。

市は判決を受け入れ控訴を断念しながらも「暴行自殺」を認めなかった。

 

さらに12年間「事故死」を死守し続けた市教委が19日になって突然、「担任の暴力による自殺」と認め、両親に謝罪した。

大阪・桜宮高校の体罰自殺などに突き動かされたのだろうが、教育界は最後の最後まで自己保身にとらわれ、生徒の立場には容易に立たない人たちなのだということをさらけ出した。

「いじめ」や「体罰」の判定を無関係な第三者委員会とやらに丸投げして何のわだかまりも感じない教育界は、すでに教育の資格を失っている。

 

川柳「朝囀」 はけ口を 子らに定める 破たん前   ()

2013年3月20日 (水)

自浄能力のかけらもない柔道界

柔道女子に対する暴力・パワハラ、さらに不透明な金銭問題と相次いだ全日本柔道連盟に対するお咎めは、事実上、日本オリンピック委員会(JOC)からの新年度交付金(約2500万円)の停止だけで終わっちゃった。

「天皇」と呼ばれるような実力者に縄をかけられるような人はいない。

上村春樹会長に縄をかけるどころか、JOCまでが庇っちゃった。

 

それだけじゃおさまりそうもないというのだろう。

上村会長が自ら6月のJOC役員改選で常務理事を退陣、ロス五輪無差別級金メダリスト山下泰裕氏(全柔連理事)を後任の理事に充てることを提案した。

山下氏の会長案に異論はないが、責任とってやめる人が後任まで指名するって自作自演、いや談合じゃないか。

 

それにも異論が出ないところがいかにも腐敗組織だ。

善悪、是非の理屈も分からなくなってしまっている。

これで組織の立て直し、改善、改革ができるだろうか。

傷口を広げ、深め、取り返しがつかなくなっちゃうじゃないのか。

JOCも心を鬼にして組織の一新になぜ導かなかったんだろう。

 

上村氏はJOC常務理事を退いても全柔連会長、講道館長、国際柔道連盟理事と柔道界の主要ポストを独占し続ける。

良識派からは「これで何が刷新されたというのか」と怒りが聞こえる。

「スポーツは人格を陶冶する」と学校で間違ったことを教えられた。

柔道,、剣道、合気道…「人の道」につながる競技というのも間違いだ。

 

それにしても練習の現場はすごいね。

棒やムチを振り回し「たたかれないと動かないのは家畜だ」と罵声を浴びせる。

ブタ、死ね、消えろ…女子選手を叱り飛ばす。

寝技の練習中に選手の口をふさいだり、無視の死骸をチラつかせたり…

これは暴力やしごきではない。人権問題だ。

メダルのために何という恐ろしいことをしているのだろう。

 

川柳「朝囀」 権力が 自浄能力 削いでいく   ()

卒業・入学シーズンを台無しにするのか!

卒業シーズンたけなわ! 入学シーズンも始まる。

年取って勉学をめざす人、めでたく終えた中・高齢者の苦学談でにぎわう。

本当の学びを知っている人たちだ。

そして教育現場のいい加減さも体験し、失望もさせられた。

教育界は恥さらしを続けてきた。

 

本当に恥ずかしいことが多すぎる。

体罰、女子大生暴行と犬畜生並みに堕落した柔道界で、その堕落を招いた全国柔道連盟の親分たちが口々に「改革だ」「一枚岩だ」と声をあげている。

パンツかステテコをはき替えれば済むとでも思っているらしい。

学校での柔道実技は寝ワザばかりになると子どもが笑ってる。

 

100万円、200万円の退職金欲しさに年度末を待たず駆け込み退職した教師たちは「制度がわるい」と大合唱だ。

教育の論理より経済の論理が先だとは口が裂けても言わない。

だが、退職後わずか10日、20日で再雇用制度に乗って教壇復帰。

何食わぬ顔で入学式に出席するんだね…。

 

大阪産業大では定員超過による補助金制限を免れようと、入学意思のない付属高の生徒に「やらせ受験」をさせていた。

推薦入試の合格者だけで定員を超過、国からの経常費補助が削減されるため、入学しない生徒を合格させて実際の合格者数を抑制するためだった。

何でそんな分かりにくい、ややこしいことをやるんだろう。

 

国の経常費補助の支給基準である対定員比1・37倍以下の入学者に抑え込むのにそんなバカなことをやっているのだ。

偏差値が極端に低くなれば教師や受験生に相手にされない。

「高い偏差値」は受験生を集めるモノサシの一つだ。

大産大は系列の大阪桐蔭高校の成績優秀生にも「やらせ受験」を依頼し偏差値のかさ上げをめざしたという。

 

日本の大学は一体全体、教育機関なのか、それとも教育産業なのか。

言わずもがな後者である。

雨後のタケノコじゃあるまい…田中真紀子さんじゃないが大学が多すぎる。

天下の東大も高学力、高偏差値にあき足りず秋入学の後は推薦入学制だという。

人間の能力判定に学力・知力のほかに何かがあると思っているらしい。

面接秀才?…そんなもの要らない。

 

川柳「朝囀」 大学を コンマの世界で もてあそぶ   ()

2013年3月19日 (火)

権力に居座った上村会長、何が改革できるのか

全日本柔道連盟は、スポーツ組織ではなく権力の伏魔殿になってしまった。

あれだけの不明、不祥事を起こしておきながら誰1人責任取らない。

上村春樹会長以下幹部が理事会の前に現体制維持を謀議、良識派から出されていた総退陣論を掻き消していた。

柔道のことは分かっても良識、倫理の欠片もない。

 

18日の理事会には講道館柔道の創設者・嘉納治五郎師範の孫である嘉納行光講道館名誉館長が出席、一枚岩になって乗り切って欲しいと訴えた。

嘉納家の意向は柔道界では絶対だ。

さらに上村会長支持派の急先鋒だ。

口を開かぬともそこにいるだけで文句を言う人はいない。

 

たった一人の改革派、佐藤宣践副会長が総辞職の声をあげたが、全員が下を向いたまま無言だったという。

理事の1人が「そういう話が事前にマスコミに出るのはおかしい」と言った。

多分、同意人事をめぐる報道先行を問題にする、どこかの政党の親戚か、政治記事を新聞、テレビで見過ぎている理事だろう。

 

嘉納名誉館長を引っ張り出したのは、もちろん、上村会長にちがいない。

この茶番劇で一旦はおさまったかに見えるが、もちろんそれはない。

連盟内では第3、第4の不祥事暴露が順番を待っているそうだ。

そんな中で上村会長はどんな改革をやろうというのか。

延命に汲々としているリーダーに何ができるのか。

 

「権力」の椅子は心地よい。

周囲を取り巻く茶坊主どもが多ければまた楽しい。

だが、常に「落とし穴」が用意されているのが「権力」だ。

それに気づかぬほど上村会長らは「権力」「金力」に長く浸り過ぎだ。

「日本柔道」のことなんかまず頭にない。

あるのは「権力」「金力」を守ることだけだ。

 

川柳「朝囀」 道着背負い 道場に走る 無垢の子ら   () 

2013年3月18日 (月)

駆け込み退職の後、再雇用だって?ふざけるな

退職金の減額を逃れるために年度末を待たず駆け込み退職した先生たちは、みんな口をそろえて「そうしなくちゃならないような制度がわるいんだ」と世論の批判を押し返して終わった。

減額が発生するのを4月1日にすれば目につかなかったんだという。

びっくりすることに教育委員までが「制度が悪い」「制度を見直せ」で同調した。

 

それは違う。話のすり替えだね。

教師としての道義というか良識が問われたんだ。

100万円,150万円が少額だとは言わない。尊い金だ。

でも、そういう俗欲を乗り越えても教師としての志を貫き通す…そういう心意気があってほしいなという思いなのだ。

 

だって、静岡県では240名前後の駆け込み退職が出たが、その中では50名前後が再雇用制度に乗って再び教壇に立つという。

わずか10日か20日の間に100万円、150万の臨時収入を手に入れたようなものじゃないか。

「制度が悪い」「制度が悪い」というけど、自分たちに好都合な「再雇用制度」のことはなぜ問題にしないのだ。

 

人間が作る制度だからいつでも、すべての人に都合いいものなんかあるわけない。

どうしても我慢できないようなものなら手順を踏んで改めることだ。

それによって多くの人が救われることになれば望外の喜びだろう。

それにしても再雇用で教壇に戻るのもいいが、子どもたちに知られたら何と言って説明するんですか。

もっとも「護送船団」の世界だから、教育委員会が気を使って元の学校には戻さないだろうし、みんなでかばっちゃうんだろう。

 

そんな教育界に道徳の教科化なんか任されるのか。

人間は誇りや道義なんかより「金」の方が大切なんだ…先生も働いて給料をもらう労働者なんだ…「聖職」なんかじゃない、と子どもたちに教えられたら、それこそ「恐育」「狂育」になっちゃう。

そこでもやっぱり「制度がわるいんだ」と言い張るのですか。

 

 

川柳「朝囀」さみしいな 受け持ちさがす 卒業式  () 

 

2013年3月17日 (日)

全柔連、一日も早く組織を一新せよ

柔道では相手の息遣いを読んで勝負を決めてしまうのに、道着を脱ぐとまるで人の心も読めなくなっちゃう。

それは本当の柔道家じゃないんだよね。

全日本柔道連盟会長の上村春樹さん、自ら身を引いた方がいいじゃないですか。

濁った池には突然変異の麗華が花開くこともあるがほとんどアダ花です。

 

指導者たちによる暴力、パワハラに加えて助成金の不正使用まで飛び出しているのに、どうやって立て直しするんですか。

釈迦に説法を承知で申し上げますが、組織というものは外部からああこういわれる時はもう死に体です。

中から正す力がなくっている組織を善導するなんて不可能です。

 

佐藤宣践副会長が自らを含め連盟執行部一新を提案しているそうじゃないですか。

誰もが納得できる対応をしなければならないとおっしゃっている。

いい副会長をお持ちですね。

地獄で出会った仏さまです。

今からでも遅くはない。

自ら身を引くとともに連盟組織の一新を宣言してください。

 

全容を解明するのが私の仕事だとおっしゃっているようですが、ここまで堕落させてしまったのにどうしてやるんですか。

スポーツは神聖だと社会が誤解している。

その誤解をいいことにスポーツ界はのぼせ上ってきたんです。

衆目の中でいばって見せることは気分がいいでしょう。

それは柔道界だけではありません。

 

本欄で繰り返してきたように「スポーツ貴族」が多すぎるんです。

ちょっと国際試合で名をあげればその競技界で組織役員の道がある。

役人の「天下り」にも似ているところがある。

補助金や助成金で食っていける。

そんなのはおかしいでしょう。

組織を支えるというならボランティア、奉仕であるべきだ。

 

そういう理屈を一番分かっているはずなのが、ワザの道、人の道をきわめる柔道の世界じゃないんですか。

文武両道とは、勉学とスポーツを両立させることではない。

それは文武両得という小さな話なのだ。

人の道を外さない生きざまができるスポーツマンこそ文武両道なんだ。

潔い決断を待ちたい。

 

川柳「朝囀」 水漏れは あなたの代で はじまった  ()

民主党議員はなぜ国会でいばるのか

首相に「逃げるな」と迫ったり、外相に「答弁のレベルをあげろ」とあびせたり、民主党議員の国会での非礼発言が目立っている。

自分は無免許、いや、無資格運転だったのに外相に仮免呼ばわりはないだろう。

15日の衆院外務委員会のやり取りを聞いてまた不愉快になった。

民主党政権で外務副大臣だった山口壮氏が、TPPに関連し米国が安全基準をパスした車は認めろと言ってきているかどうか質問した。

 

岸田文雄外相は「交渉中の中身は言えない」と答弁した。

そうすると山口氏は「言ってきているんですよ」と先輩面をして見せた。

さらに質問は日中関係に飛んで、昨年8月自ら訪中して載国務委員と会談した時の話を持ち出し、「日中改善はあの会談で段取りができていたんだ」と言わんばかりに自慢してみせた。

何か落とし穴がありそうだと思ったのだろう、岸田外相は深入りしなかった。

 

すると山口氏は、「答弁のレベルを上げてほしい、情報を公開し国民の理解を得るのも外交交渉術の一つだ」と不満たらたら…。

ついでに「まだ仮免許中だな」と吐き捨てた。

自民党議員席からは「民主党政権は無免許だったじゃないか」と皮肉たっぷりの雑音が飛んでいた。

 

外務官僚出身の山口氏は、私の方が外交の専門家とひけらかしたかったのだろう。

だが、あと先の影響も考えず尖閣国有化に走って中国にケンカを売った野田政権の外交術のなさを棚に上げての発言には記者席からも失笑が漏れた。

中国の軍艦が自衛隊の護衛艦にレーダー照射を仕掛けるという危うい状態が続いたら、「自民党政権に代わっても解決できないじゃないか」と発言して笑いものになった民主党議員もいた。

 

政権が交代してしまったから仕方がないが、火を出しておきながら自ら消すすべもない民主党は無資格運転だと自民党席…

「決められる政治」の代表だ…と思い上がって失政続きだった野田前首相には日中対話の糸口づくりの汗くらい流してほしい。

民主党から「仮免許中だな」と見下されて黙っている方も情けない。

「どっちもどっちだ」と数少ない他党席は苦り切っていたそうだ。

 

川柳「朝囀」 無資格が 一番いばる わが国会   () 

2013年3月15日 (金)

今度は不正利用―あきれた全柔連

選手の賞金半額ピンハネに続いて指導者に支給された助成金を召し上げていたことが明らかになった。

いや、ほかではない。全日本柔道連盟のお粗末な行状のことだ。

柔道が強くなっても金銭感覚はちっとも育っていない。

柔道王国の名が泣いちゃうね。

 

問題の召し上げは、日本スポーツ振興センターから指導者に支給される助成金を全柔連の強化委員会が召し上げて、飲み食いや代表チームへの餞別に使っていた。

選手の賞金を半額召し上げていたのもそうだが、誰の金かの感覚がない。

選手や指導者を通して得られる金はみんな全柔連のものだと錯覚している。

選手も指導者も全柔連の奴隷みたいなもんだ。

 

そんなだから暴力やパワハラ問題が起きるのだ。

強化留保金という名前で24、5年前からあるという。

過去に助成金の目的外使用が問題になった時も頬かむりしてきたらしい。

どれだけの金が集められ、どう使われているか連盟の幹部は知らなかったという。

そんなことで組織の掌握、運営ができるのか。

 

やっぱり行きつく先は協会や連盟の役員・スポーツ貴族の多さだ。

組織にぶら下がる役員が多すぎるのだ。

柔道に限らずどの競技組織もそんな貴族を抱えて泣いている。

文部科学省も腹をくくってメスを入れ患部を早く除去することだ。

2020年五輪の東京招致どころではないじゃないか。

 

上村春樹会長は全容を明らかにすることが自分の責任だとおっしゃっているが、そんなことは言うまでもない。

それに組織の刷新を急ぐことだ。

元凶というべき組織人は普段から分かっているだろう。

それを取り除けなかったことが病根を深くしたことも分かっているはずだ。

 

悪や不正に目をつぶっている自浄能力のない組織は問題外だ。

日本柔道を支えてきた先人に対しても無礼じゃないか。

暴力やパワハラを告発した柔道女子15選手を厄介者呼ばわりとはとんでもない。

ひとことで言って、柔道界はいい気になり過ぎでた。

その柔道界に冷水を浴びせ、反省の機をもたらした大恩人じゃないか。

 

 

川柳「朝囀」 大食らい 抱えて協会 悪食す   () 

中小政党優遇枠―とんでもない話だ

TPPや憲法9条に気を取られていると、とんでもないことになりそうだ。

衆院選挙制度改革はあっけらかんとお手盛り改革にされそうだからだ。

比例区の定数180を30減らして150にするのはまあいい。

ところがその150のうち60を得票率2位以下の政党に分け与えるというのだ。

「中小政党優遇枠」だなんて勝手に名前を付けて…

 

これは明らかに票の操作だ。

有権者の意思を無視した票の塩梅だ。

もちろん憲法の「法の下の平等」に違反する。

何のための選挙制度改革なのか分かっているのか。

重複立候補制で堕落させている比例区をさらに堕落させる。

 

「1票の格差」を是正するための改革でさらに格差を広げようというのか。

先の衆院選の小選挙区では国民の投じた票の56%が「死に票」、紙くずになった。

より多くの有権者の権利、利益を守ろうとする民主主義に反する。

国民の意思が半分踏みにじられてしまうような小選挙区の廃止がまず先だ。

政権取りに直結するような制度を温存するのは本末転倒だ。

 

民意を吸収しない方向へどんどん進めようとしている。

それはまず政治家が、国民のための選挙だということを無視しているからだ。

自分たちの生き残り、数争いに有利になることだけ考えているからだ。

何を改革するにも自分たちは決して痛みを受け入れない。

そんながりがり亡者ぶりが丸出しだ。

 

新聞、テレビ、政治メディアはなぜ批判をしないのだ。

もっと紙面、時間を割いて政治の横暴を批判すべきだ。

利害関係者である政治家に選挙制度改革を任せているのもおかしい。

決定力のある第三者機関に委ねるようキャンペーンを張ったらどうだ。

選挙制度を骨抜きにし、政治を堕落させる側にメディアもいる。

そう思われてもいいのか。

 

川柳「朝囀」 善政を 装うふりで 身を肥やし   ()

2013年3月14日 (木)

やっぱり悪いのは秘書たちか

億単位の巨額な金の処理を秘書たちが勝手にやることがあるのか。

もしやっているとすれば、相当に金銭感覚が麻痺している。

世間の常識から相当にかけ離れている。

政治家の秘書というのはそんな闇(やみ)に手を染めているのか。

そういう金のやり取りはどの政治家のもとでもやられているのか。

 

小沢一郎氏の資金管理団体による土地購入をめぐり、元秘書ら3人が控訴審でも有罪になったことを受けてそんなことを考えた。

元秘書の石川知裕議員が土地購入直前にゼネコン「水谷建設」から5千万円の裏金を受け取ったことを東京高裁は改めて認定した。

そして小沢氏から出た購入資金4億円をマスコミにつつかれるのをおそれて収支報告書にウソの記載をしたと断じた。

 

だが、それを石川議員らと共謀してやったと強制起訴された小沢氏は秘書たちに任せてあったの1点張りで無罪になっている。

元秘書裁判では4億円と裏金の関係を追及してほぼ真相に到達したのに、なぜ小沢裁判では「共謀」だけを焦点にして4億円の原資、つまりぶれ続けた小沢証言や裏金提供の有無は追及からはずされたのだろう。

事件の表裏をなすことがらなのになぜ一方だけの追及にとどめられたのか。

 

小沢氏は国家権力の乱用による不当な捜査、裁判だと反発しているが、それなら小沢氏は4億円の原資など事件の背景にある疑念を明らかにしてほしい。

3人の元秘書が重ねて有罪判決を受けたことや政治と金の問題によって国民の政治不信を深めたことは厳しく受け止めてほしい。

憤りは分からぬではないが、影響力のある政治家として政治責任は免れない。

地元の支援者が事件を「単純ミス」といっているそうだが、危い政治家には退場を宣告するくらいの有権者でなければ政治の再生はない。

 

 

川柳「朝囀」 秘書たちが…今もなんにも 変わりません  () 

半数の生徒の内申書、間違い記載

千葉県我孫子市立白山中学校で3年生257人中115人の高校入試調査書(内申書)が誤って記載されていたことが分かった。

何と半数の生徒の成績が間違って記載されていたことになる。

評定が低く記載された生徒88人のうち25人が入試で不合格になった。

逆に評定が高く記載されたお蔭で合格した生徒もいるわけだ。

 

もう、学校なんか信じられない。

内申書は、例えが適当かどうか分からないが、病院のカルテのようなものだ。

カルテに間違ったことを書かれ、それで間違った治療をされたようなものだ。

入試といえば人生航路にとっても大切なものだ。

医者や教師のせいで嵐の航路へ追いやられたらたまらない。

謝れば済むような話ではない。

 

関係者の発言がまたひどい。

間違った評定記載のために不合格になったかどうかは分からないという。

それなら内申書なんか要らないじゃないか。

バカも休み休み言って欲しい。

そういうのをすり替え発言というのだ。

 

間違い記載は学校が見つけたのではなく保護者だった。

県立高校に合格した生徒の親がたまたま入試関係書類の開示請求をして分かった。1年生の時の理科の通知表評定が1~3学期すべて「5」だったのに、学年を通じた評定が「3」になっていたという。

入試関係の開示請求しようとすると学校も教委もいやな顔をする。

 

この保護者が開示請求をしなかったら間違いは闇に葬られただろう。

開示請求は絶対に必要だということを証明した。

教師がパソコン入力する際に誤ったことが分かった。

こういうのを学校では「単純ミス」という。

子どもの一生に影響しかねないような間違いが「単純」であるわけない。

 

多分、いや、絶対にほかの学校でもあるに違いない。

絶対大丈夫なんて言っている学校ほどあやしい。

一刻も早く調査すべきだ。

そして万が一、間違いがあったら早く救済することだ。

学校はもう何もかも信じられなくなった。

 

 

川柳「朝囀」 内申書 信じて高校 レベル落ち   () 

 

2013年3月13日 (水)

おちょんこずいてる国会

テレビやラジオの国会中継を見聞きしているとお遊びだなと思うことが多い。

腹が立つことさえある。

議員が質問を始める前に大臣や首相に就任のお祝いを述べたり、逆に選挙で勝って復帰した議員をほめたりすることによく出会う。

言葉を選ばずいうなら「おちょんこづいてるな」という印象だ。

世情の厳しい暮らしからかけ離れた別世界だ。

 

朝日新聞13日付朝刊の声欄でつくば市の大塚浩子さんが「きいて不愉快になる国会中継」の題で怒りを書いている。

わざわざ国会の質疑の場でなく個人的に伝えればいいことだと書いている。

7日の衆院予算委員会で安倍首相が質問に立った高市早苗議員に「お誕生日おめでとうございます」と話しかけたことを「不愉快になった」と嘆いた。

国会中継を聴いてイライラしたくないものですと結んでいる。

 

大塚さんはラジオを聴きながら農作業をしているそうだ。

楽しみにしているレギュラー番組が中止されて行われるほどの国会中継だから、聴く価値があるものと耳を傾ければ、そんな常識外れのやり取りだというのだ。

どんな人がラジオを聴いたりテレビを見たりしているか考えていちいちそれに合わせろとは言わないが、まじめにやってほしい。

大塚さんがおっしゃる通り個人的に伝えるべきことを国会質疑の場に持ち込むようなことはやめてほしい。

 

国会を開けば日銭何億円という税金が消えると言われる。

首相や大臣の就任祝いや議員のカムバック祝いなんかで無駄づかいするな。

しゃばでは国民は世界に例のない過労死なんていう危険をくぐって働いている。

汗と血の労働から絞り出した本当の血税だ。

政治が国民の暮らしからかけ離れたところにあると痛感するのはそういう政治家には何でもないようなところなのだ。

そういう気配りを忘れない政治を期待したいものだ。

 

 

川柳「朝囀」 世の中と どこかでずれて 生き延びる   ()

 

 

 

 

 

全柔連、賞金は全部選手に渡します

全日本柔道連盟は選手が国際大会などで得た賞金を全額、選手に渡す方向で検討しているそうだ。

柔道女子チームに監督、コーチの暴力・パワーハラスメント問題で告発されていろいろと見直しをしている中でとび出してきたのだろう。

いろんな理由、経過があるだろうが、やっぱり選手が稼いだ賞金は選手のものだ。

全額選手に渡すのは当然だろう。

 

選手が稼いだ賞金や参加報酬はまず連盟が管理し、その後半分を選手に分配、残る半分を強化費などに使っているという。

言葉は悪いが選手は稼ぎ半分を連盟にピンハネされているようなものだ。

よほど信頼関係が保たれていないと文句が出るだろう。

聞けば選手たちの間では全柔連の賞金の使い方に不満が出ていたという。

 

信頼もしていない人たちに賞金の半分を機械的に召し上げられ、しかも、どう使われているかも分からないとあれば怒るだろう。

極端なことを言えば鵜匠に操られる鵜のようなものだ。

賞金の半額分配は5、6年前に規定化されたそうだが、きちっと納得した上でのことだったのかどうか。

選手はいつでも思い通りになるという組織幹部のおごりがあったかもしれない。

 

一部とはいえ強化費を選手の稼ぎに頼っているとは柔道王国も情けない。

背景にスポーツ強化予算の貧弱さもあるかもしれない。

でも、賞金が他にも使われているのではないかという疑いを抱いてしまう。

チャンピオンスポーツの組織は多くの役員、スポーツ貴族を抱えている。

それを養うとなると財力はちっとやそっとでは済まない。

食わせなければならない組織役員が多すぎるのだ。

 

役員が既得権のようにおさまっているのは気になる。

オリンピックが派遣選手団より競技役員の方が多いということは珍しくない。

競技組織の維持、運営のための人材は不要とは言わないが、競技組織が競技生活を退いた人たちの第二の人生まで支えなければならないとなれば選手の賞金程度では賄い切れないだろう。

それは柔道だけではないだろうし、もって他山の石とすべきだ。

 

川柳「朝囀」 やわら道 正して 女三四郎   () 

 

 

 

 

2013年3月10日 (日)

大震災丸2年、国会議員は何をしたか

722人の国会議員のみなさんにお聞きしたい。

被災地に何度足を運びましたか。何人と言葉を交わし、励ましましたか。

本務の国会の仕事が忙しくてそれどころではなかったというのですか。

それはいいわけです。被災地は生死をさまよっているんです。

国民のためにすべてをささげる決意で政治家になったのではありませんか。

 

2万人の尊い命が失われました。

肉親両親を失い1人ぼっちになった孤児も大勢います。 

寝たきりのまま独り残された老人もいます。ローンを抱えたままわが家を失った人もいます。勉学の夢を断たれ、進学をあきらめた若者たちも大勢います。

大震災と大津波で傷ついた人々を放りっ放しにした罪は重いのです。

このままで被災地が復興すると本当に思いますか。

 

福島では「絶対安全だ」といわれた原発が全壊しました。

安全神話が作り話だったことがバレました。今なお何万人という人が避難生活に追い込まれています。仮設暮らしの先がどうなるのかメドも立っていません。

初めは避難者だったが今は帰るアテもない難民です。

命さえあれば何とかなると言われましたが何ともなりません。

 

仕事がない。一家の大黒柱は仕事を求めて見ず知らずの地で慣れない生活です。

夫婦も子どもも散り散りになって家族が壊れてしまった人たちもあります。

不登校になってしまった子どもも大勢います。

ふるさとの思い出や記憶が薄らぎつつあります。

そんな悩みはぜいたくだと被災地の人々に言えますか。

 

ふるさとづくりは子どもや次の世代に託さねばなりません。

その担い手たちが壊れてしまっているのが心配になりませんか。

生活圏の放射能だけでも取り除いてほしいのに除染はメドが立ちません。

金だけだまし取る手抜き除染が横行しました。

被災地を金儲けの足場にしようとしたゼネコンは許せません。

 

政治家はそんな悪徳業者をのさばらせておいて言い訳ばかりです。

幼い子どもを持つ親たちは被曝の影響を心配し眠れない日が続いています。

これから先、何年、不安の中で育てていかなければならないのでしょうか。

そんな政権下で大震災に見舞われたのが不幸だったとみんな泣いています。

被災地をこんな状態にしたままではどんなに忙しい国会も意味ありません。

被災地から目をそらさぬ3年目を約束してほしい。

 

川柳「朝囀」 避難所で ニコリ手を振る 習い性   () 

 

2013年3月 2日 (土)

こんな借金の肩代わりなどご免だね

国民1人当たり870万円の借金を抱える計算です

朝、テレビをつけるといきなりそんな声が飛び込んできた。

国の借金が来年3月末、つまり平成25年度末に1,100兆円を超えるという。

政府が安倍内閣のデフレ脱却政策に呼応して積極的に財政出動をしているが心配にはなる。

 

,100兆円といえば国民総生産GDPの2倍以上になる。

つまり国の稼ぎを全額あてても消却するのに2年もかかる。

もちろん、基本は国民の税金で 返していくしかないのだ。

国民1人当たり870万円ということは夫婦と子ども2人の平均的な家庭でざっと3,500万円の借金を抱える勘定だ。

 

忘れては困ります。

それは国だけのことで都道府県や市町村の借金の分の肩代わりもある。

それを合わせると一軒当たり5~,000万円の借金を背負うことになる。

マイホームやマイカーのローン、子どもの教育、老親の介護・医療など自ら抱えるマイ借金を考えると借金地獄そのものだ。

 

この借金地獄から逃れる方法はほとんどない。

産業、経済を振興して景気を好転させ国に活力を与えるしかない。

景気が良くなれば月給や消費が浮上してくる。

そうすれば税金の収納額も増えるし借金の埋め合わせも楽になる。

それを怖がって成長戦略もやれない無能政権が3年半も続いた。

 

「失われた3年半」だ。

根っこが萎れちゃったから奮い起こすのに時間も金もかかる。

そのための予算成立を邪魔されたんじゃ元も子もない。

金融戦争に打ち勝たねばならないのに日銀の総裁人事にイチャモンをつける。

国を興すために政治をやっているのか壊すためにやっているのか分からない。

 

政治家は政治を稼業としていれば食っていける。

その稼業に失敗して莫大な借金を残しても取り立てに合うことはない。

ツケはすべて国民に押し付けて知らん顔だ。

私たち国民はその穴埋めのために税金を取られ暮らしを切り詰める。

誰も助けてくれないから泣き寝入りするしかない。

ほんとうに腹が立つわ!

 

川柳「朝囀」 拷問の 如くにツケを もってくる   ()

 

 

 

 

2013年3月 1日 (金)

国会は血税使って口げんか

「手抜き除染」を見逃した責任は棚に上げて福島原発事故被災地の除染が進まないのは自民党の怠慢だと言ったり、TPP 交渉は自分たちが大方すじ道を立ててあったものだと言い張ったり、国会論戦における民主党はハチャメチャだ。

私たち国民からもレッドカードを出したいくらいだ。

 

きのう、2月28日の衆院予算委員会で質問に立った民主党の玄葉光一郎氏は、日米首脳会談のTPPに関する共同声明の内容を、民主党政権の下ごしらえ交渉で出来上がっていたもので、パフォーマンスで確認しただけだ、と皮肉った。

答弁で安倍首相は、「だったら文書にしておけばよかったじゃないか」「後で『オレたちがまとめてあったものだ』なんて言ったって始まらない」と声荒げた。

 

その通りだと思う。

国民の顔色や党内の空気を気遣ってやるべきこともやれずだったのに、政権が代わってことが進んだら、自分たちの手柄にしようとする。

ずるいねえ。

そういう政治集団だからこそ先の総選挙で国民は政権を担う資格ないと審判を下したということが分かっていない。

 

原発事故被災地の除染が進まないのは民主党の失政だ。

「手抜き除染」だって自分たちの現場指導、現場監視がしっかりしてないから発生したのじゃないか。

被災地住民のことを考えれば、1日も早く除染効果をあげることだ。

自分たちのやり方が悪かったとなぜ認めないのだ。

そこまで参院選の票稼ぎに利用しようというのか。

 

中国軍艦による自衛隊護衛艦へのレーダー照射の問題をめぐって、民主党幹部が「自民党政権でも状況は変わらないじゃないか」と批判したのもそうだ。

尖閣国有化の強行もそうだ。

混乱を招いたのは自分たちだという怖れ、遠慮がない。

自民党に「外交敗北」と批判されるのも当然だ。

もう少し次元の高い国会論戦ができないのか。

 

 

川柳「朝囀」 億のカネ ドブに流して 口げんか    ()

 

 

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