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2013年3月31日 (日)

若いの、しっかりしろよ!

日本の高校生の半数以上は「えらくなりたい」と思っていないそうだ。

日本青少年研究所という財団が米中韓3国の高校生と比較調査しているもので、もちろん4か国の中では最少だという。

出世欲が低いのは現実の社会をよく見ているためで、特に就職難で不本意就職を余儀なくされていることに高校生たちは情熱を失いかけているようだ。

 

「えらくなりたいと強く思う」と答えたのは米国の30%、中国の37%、韓国の19%に対して日本はわずか9%だった。

えらくなる意味は単純に「出世する」という設定で聞いたものだが、「えらくなる」とどうなるか聞いたところ「責任が重くなる」という声が圧倒的に多く4か国の中で最も多かった。

 

それから連想すれば就職難などが背景にあるとはいえ、すでに重い責任を背負いながら社会のため国のために刻苦精励する意欲を失っていることが分かる。

えらくなることの意義付けとして「尊敬される」とか「能力を発揮できる」などという回答は極めて少なく、出世そのものに好印象を持っていないようだ。

それも「カラスの勝手でしょ」っていう受け止め方でいいか。

 

日本維新の会の石原慎太郎共同代表が聞いたら何というだろう。

「オイ、若いの、しっかりしろよ」程度のタンカじゃ済まないだろう。

80歳の高齢で、軽度だとはいっても危険な脳梗塞(のうこうそく)で倒れ、退院したばかりだというのに記者会見をした。

じっとしていられない性格だと言ってしまえばそれまでだがすごい情熱だよ。

 

しかも入院加療の約1か月の間に短編小説を2本書き上げたという。

頭はぼけていないと自信を持ち直した―と意気軒高だったそうだ。

政界に最後の奉仕をすると東京都知事を突然辞任した時にも「オレはもう80だよ。若いのがしっかりしないからオレがやらなくちゃならんのだ」とまくし立てた。

世の中が石原さんのような超元気老人ばかりになったら、それはそれで問題が出てきそうだが、若い人には頑張ってほしいね。

 

川柳「朝囀」 やりがいの 消えた国の 出世論  ()

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