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2013年5月28日 (火)

かえって不信が…火を油紙で包もうとした橋下代表

27日の本欄で予想した通りの結果に終わった。

橋下維新の会共同代表は、幕引きの幕に手もかけられなかったようだ。

すでに信用を失ってしまった政治家がどんなに言辞を弄しても2時間や3時間の釈明で信頼を取り戻すなんて不可能に決まっている。

誰かが言っていたように「火を油紙で包む」ような結果になった。

 

慎重に言葉を選ぶような語り口で始ったが、普段の挑発イメージが消えない。

韓国人元慰安婦に面会を拒まれたように「パフォーマンス」がちらついてしまう。

「反省も謝罪も信頼ある人なら納得するが…」外国人記者たちは苦笑していた。

謝るならなぜそれに集中しない。

なゼ、言いわけ、外国の批判までする。

釈明会見がたちまち反駁会見に一転し、鼻で笑われてしまう。

 

橋下代表の欠点を専門家が「うろ覚えなのに自分の言葉で説明し、分かっているように振る舞うから失言につながるのだ」と指摘している。

私もその通りだなと思う。

「よく分からない」「知らない」と言えない人の共通した癖だ。

何でも知ってるんだな…と人々を思わせる生きざまがそこにある。

 

米軍に性風俗業の活用を勧めた発言を撤回したとはいえ、お詫びをしただけでなぜそういう発言になったのか説明もなく、本当の撤回になっていない。

それが慰安婦問題も含めて「人間の尊厳を踏みにじる発言」の謝罪になっていないという反感を買う結果になった。

そのことが自分でも分かるから苛々が昂じることになる。

 

参院選後の自らの進退発言に及んだ時にはいつものように気色ばんでいた。

「私の発言が国民に信じてもらえなければ参院選は負けだ。責任を取らざるを得ない」と進退論が飛び出した。

もしかすると、その進退論にさえ橋下代表一流の読みがあるのかもしれない。

退路を断って、慰安婦問題に解決の糸口を探ったというイメージづけだ。

 

それにしても「力不足だ」と難癖つけられた国内メディアはどうしたんだ。

米軍、慰安婦と発言が外国に関係するからとはいえ外国人記者たちに会見、釈明を先行され、邪険にされてしまった。

十分に時間を取って、国民が納得するような会見、質疑をセットできなかったのか。

外国人記者の声で紙面をつくろっているなんて恥ずかしくないのか。

 

川柳「朝囀」 わび状を 抱えたままで 啖呵きる  ()

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