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2013年7月19日 (金)

加藤コミッショナー不信任は当然だ

 プロ野球のボールが飛びやすいものに変わったことを日本プロ野球機構が公表しなかった問題で選手会は札幌で開いた総会で加藤良三コミッショナーを不信任とすることを確認した。

 

 きわめて当然の話だ。

ボールが変わったことを知らなかった上、その責任を問われたら事務局が教えなかったからだ、と責任逃れを平然とする。

その上、統率力・掌握力を問われると「不祥事とは思っていない」と開き直った。

選手やファンのことなんか頭の隅にもない。

 

 何度も繰り返すが、プロ野球は観客から料金を取って試合を見せる。

子どもたちには正義やフェアプレーの精神を教える教育の場でもある。

コミッショナーはそのプロ興業が間違いなく行われるための最高責任者だ。

その下す決定は最高、最終の決定であり、選手たちに必ず伝えなければならない。

だから、年間2400円万円もの高額報酬が払われるのだ。

 

 報酬だけ懐に入れて責任も取らない、義務も果たさないのでは詐欺だ。

外務省の高官時代、北朝鮮による拉致被害者の家族会が救出陳情に訪れるといつも迷惑顔でつれなかった、と家族会の人たちは嘆いた。

そんな人情味の薄い人が選手やファンのことなんか気遣うはずがない。

そのことがずっと気になっていた。

 

 その人をコミッショナーに選んだ球団のオーナーたちはどう考えてるのか。

その人の人間性は後回しで経歴や役柄で人を評価する肩書主義の過ちだと思う。

官界や法曹界、著名人に頼っていれば間違いない…自ら球界を一歩引いたところに置くことを美徳とするところにつまずきの元があるのではないか。

それ自体が選手やファンを軽視するものである。

 

 こういう無責任をスポーツ界から追放するのは時間がかかる。

それは肩書、役職と高禄に群がる「スポーツ貴族」病で汚染されているからだ。

権力・統率力に座した者はその後をさまざまな役職で足り歩くのが一般化している。

役人の「わたり」と同じスポーツ界の「わたり」である。

あしき慣例をぶち破ることができるかどうかは選手会の頑張りにかかっている。

 

川柳「朝囀」 不祥事は 事務局のせい 天の声  ()

 (朝のさえずり)

 

 

 

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