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2013年7月23日 (火)

細野幹事長は本当に辞めるのか

 辞める、辞めるといって、辞めた政治家は滅多にいない。

辞表を出した後、それを押し返してもらって居座る。

民間でも官界でも政界でもよくみられる茶番劇、いわゆる引責偽装である。

民主党の細野豪志幹事長の辞任宣言、辞表提出はそれとは違うのかどうか。

 

 東京選挙区で負けたら責任とって幹事長を辞めると言っていた。

その通り負けて議席を失ったのだから辞めるのが当然だ。

細野氏は22日、結党以来の厳しい結果であり、責任を取りたいと辞表を出した。

だが、海江田万里代表らが慰留し、結論は先延ばしになった。

 

選挙終了後、早々と海江田代表の続投を決め、代表自身も「改革はまだ道半ばだ」と脳天気なことを言っていた。続投に対する異論は党内にない。

新聞各紙は、続投なんてとんでもない、解党的出直しを迫られているのに危機感ゼロだと扱き下ろしている。

そんな連中に慰留されて居座るようじゃ、細野氏の先も知れている。

 

 細野氏は、自分自身が身を退くことで海江田氏への責任論を封じたいと周辺に説明しているそうだが、少しカッコ良過ぎないか。

身を捨ててこそ浮かぶ瀬あり、それとも自己犠牲の美学ですか。

どっちもきれい過ぎるじゃありませんか。

改選議席44を最低の17議席まで減らした責任はどうするんですか。

 

 党公認から漏れた候補を応援して邪魔した菅直人元首相は憎ったらしいでしょう。怒る気持ちはよく分かります。

でも、辞表提出とあわせて反党者処分の要求では自分のカンダイを落とします。

男は黙って去るものじゃないでしょうか。

その勇気もそうだが、細野氏の潔さに支持を寄せる人は多いはずだ。

 

 その固い辞意を貫いて政治家としての決意を見せるときだろう。

目の前の損得にばかりこだわる党の姿勢を中から改める声こそ必要だ。

本当に党の再生を願うなら保身集団に取り込まれないことだ。

奇をてらう政策や戦術で党勢回復が見込める党情ではないとあえて申し上げる。

メディアの餌食になっているいとまはないはずだ。

 

 

川柳「朝囀」 政界は 「辞める」が居座る 合い言葉  ()

 (朝のさえずり) 

 

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コメント

結局、辞任が了承されたようですね http://nhk.jp/NiPLnn9B
民主党は菅や野田が残ったままで国民に信頼される政党に変れるのか。国民は誰も信用していないと思うよ。一度解党して志を同じくする仲間だけで再結党するしか生き残る道はないと思うがその勇気は有るか。それにしても日本は餓鬼の集まりのような野党ばかりで健全な野党が育たない風土だなあ。

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