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2013年8月29日 (木)

国民に拒否された? それは捨て鉢だよ

 こういうのを捨て鉢、自暴自棄というのだろう。

民主党が参院選惨敗の総括に「民主党は国民から拒否された党」と書くという。

改選議席44に対して17議席しか取れなかった。完敗だ。

でも、そこまで書くとは頭がおかしくなったんではないか。

そう思う人たちが多いに違いない。

 

 しかし、その捨て鉢総括を読み返しながら文意はほかにあると思った。

昨年末の総選挙で政権の座から引きずり下ろされ、そして参院選の惨敗だ。

あまりの惨さにまともに反省もできず、ただショックを言葉にしただけだ。

いや、国民有権者に対する恨み・辛みを込めた言葉になってしまったのだろう。

「拒否された」の一言に自虐と腹いせが込められている。

 

 確かに民主党政権の3年半は大いなる失望の歳月だった。

約束の半額しか出せなかった子ども手当、月七万円という最低保障年金は形にもならなかった。子育て世代と老人世代を網にかけて政権を取ったのに、それが約束さえ果たせなかったではないか。

それだけで国民有権者は民主党を拒否したのでなく見捨てたのだ。

 

 安倍自民党の憲法改正への対立政策を明確にできなかったとか、安倍政権への批判票の受け皿をつくれなかったからだという総括は的外れです。

菅元首相が東京選挙区で無所属候補を応援したことが党の分裂を国民有権者に印象付けたというのも的外れです。

「はだしのゲン」ならぬ「はだかの菅」なんかそんな影響力はないんです。

 

「国民から拒否された党」という文言が国民有権者にどう受け止められるか、考えてみましたか。「よく素直に反省したな」と受け止めた人はほとんどいません。

それは国民有権者への恨み節であり、心底からの反省を投げ出しているからです。

せっかく党改革の必要を掲げたのに、どう改革するのか、国民有権者とのつながりをどう進めていくのか、一番大切な部分が見送られているじゃありませんか。

 

 川柳「朝囀」 反省を してると見せる 十八番  () 

  (朝のさえずり)

 

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