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2013年8月26日 (月)

潘総長発言、メディアは騒ぎ過ぎだ

 何でもかでも敵だ、味方だと騒ぎ立てるのはちょっと問題じゃないか。

国連の潘基文事務総長が、日本は歴史認識を正しく持つべきと会見で述べたという。 

そうしたら日本の新聞もテレビも、一斉に「国連事務総長が一方に問題があるような認識を示すとはけしからん」「異例中の異例だ」と気色ばんでいる。

 

 歴史認識をめぐって日本と韓国・中国間で対立している時、日本に名指しで注文を付けたのは思い切った行為だ。

潘事務総長は韓国の人でもあり、しかも韓国での会見だ。

身びいきな発言だとすぐ思いたくなるが、そこはひと呼吸おいて反応すべきだ。

すぐムキになる、感情対立が好きだ…そう受け止められてしまう。

 

 国家間が対立する問題で国連事務総長が一方に立った発言はいくらもある。

イスラエル・パレスチナ間、南北朝鮮間、かつては中国・インド間などだ。

潘事務総長の発言をたどっても無分別に日本に注文を付けているわけではない。

日本は未来を見通すビジョンを持つことが必要だと言っており、その通りだ。

もちろん、対立がこれ以上深まることを気遣っての発言じゃないか。

 

 日本の新聞、テレビが一斉に声高に「異例」発言をするところがこわい。

外電原稿が全国の地方新聞に配信され日本列島が「異例」反応で染まってしまう。

そういう殺到性、単一性こそメディアは自戒しないといけない。

反感や反発を煽ったことが不幸な結末を招いたことを忘れてはならない。

メディアには政治を諌め叱る役割があることも忘れてはならない。

 

 それなのに政治をそそのかすようなことは最低だ。

潘事務総長の発言がどこに問題があるのかしっかりと示すべきだ。

そして深刻化する対立を解決する道筋こそ示すべきだ。

ただ騒ぎ立てるだけなら「朝三暮四」の猿たちと同じだ。

メディアには健全な世論を形成するための足がかりを提供する責任がある。

 

 

 川柳「朝囀」 メディアまで 敵だ味方だと 慌ててる  ()

 (朝のさえずり)

 

 

 

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コメント

潘基文国連事務総長は生まれも育ちも朝鮮の朝鮮人だ。韓国のいい加減な歴史でも支持するのは当たり前の話。これに比べ日本のマスコミも評論家も贖罪意識かいい児ぶってるのか中韓に操られているのか、はっきりと自国の主張を言はなすぎる。
歴史の正統性を主張し続け中韓の言う歴史のいい加減さと誤りを粛々と指摘しよう。言うべきことも言わず事なかれ主義の対応で済まし小まめに指摘して来なかったマスコミや政治家のいい加減な対応の付けが国家間の歴史認識問題にも発展してきている経緯を忘れてはならない。
主張すべきは堂々と主張するこれが国家間の対応の基本でそれが互いに信頼を得る近道と思う。国益の主張も出来ない事なかれ主義のマスコミでは要らない、害になるだけだ。

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