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2013年9月24日 (火)

本当に医者に殺されちゃうよ!!

 「医者に殺されないために」なんていう本が書店に並ぶ時代だから、びっくりしちゃいけないのかもしれないが、うかうかしていると本当に殺されてしまう。本を買ってまじめに自己防衛を講じないといけない。

 

 熊本大学の医学部付属病院で50代の女性の健康な肺の一部を誤って切除してしまった。手術前の検査で、がんが見つかった80代の男性患者の検体と取り違えてしまったのだという。双方に謝罪し、原因を詳しく調べるそうだが、謝ったくらいで済む話じゃないだろう。

 

 いずれも肺がんの疑いがあって、たまたま同じ日に組織の一部を採取する検査を受けた。検体は患者番号とバーコードを貼って分かるようにしていたが、複数の検査技師が同時に作業したため取り違え、医師には入れ替わった検体が渡ったらしい。

女性は男性患者の検体で診断され、肺の3分の1を切り取られてしまった。

その切り取った部位を調べたらがんが見つからず大騒ぎになったという次第だ。

 

 誤りに気づかず、「転移の心配もありません」などと言われて退院していたなんていうことになったらまるで漫画だ。軽率だったでは済まない。

 医師をはじめ医療従事者の養成や処遇には特段の税金が注ぎ込まれている。

医療の基本である安全・安心を確かなものにしてほしいからだ。

それを悪くもない部分を切り取ってしまうとは裏切り行為だ。

 

平成11年横浜市立大学付属病院でも心臓手術の患者と肺臓手術の患者を取り違え、患部でない部位を切開しちゃったことがあった。

そのわずか1週間前にそこで心臓のバイパス手術を受けた友人が「神の加護で間一髪助かったよ」と電話してきたことを思い出した。

多分、全国で似たようなことがいっぱい起きているんだろう。

 

だから、「医者に殺されないために」なんていう本がベストセラーになるんだ。

冗談でなく、これから病院に世話になる時は「あなたの病院は患者や幹部を取り違えて手術したことはないか」しっかり確かめないといけない。

 1つしかない命を検査室のお皿の上で消されてはたまらない。それもナケナシノ税金を提供している国立大学の付属病院でやられたら泣くに泣けない。

 

 

川柳「朝囀」 ねえ、先生 鼻じゃなく耳 わるいのは  () 

 

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