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2013年10月28日 (月)

除染費用払わぬ東電、怒らないメディア

 

 

 東電が巨額の国費を投入してもらっているのに、原発事故の後始末の除染事業の費用支払いを拒否していると朝日新聞がすっぱ抜いた。

真にけしからんことなのに他の新聞、テレビは小じっかり追いかけようともしない。東電の身勝手さにも腹が立つが、メディアのテイタラクには失望してしまう。

 

他社の特ダネを追いかけないのがメディアの意地だなんてくだらないことを言ってるな! 健全な世論形成のために情報を提供するのが真のジャーナリズムなのだというくせに、その実は後追いの恥をさらしたくないだけじゃないか。

そんな負け犬根性のメディアが朝から晩まで、国民の知る権利だ、取材・報道の自由だのと大騒ぎしているのはおかしい。

 

汚染水処理をめぐる混乱にしても言い訳ばかりで東電の当事者責任の乏しさは目にあまる。東電が国から支援を受ける公費は5兆円。そのうち除染予算は1・3兆円に上る。だが、東電は国が立て替えた149億円のうち74億円の支払いを拒否しているというのだ。住民をわが家、ふるさとから追い出しておきながら用立ててもらった公費も支払わないとはひどい話だ。

 

このまま支払いを渋って、最後には税金での穴埋めを狙っている疑いがある。

国も支払いを強く求めるでもない。国民の汗と涙の結晶である税金投入で埋めればいいと考えているらしい。

財務省は東電が電気料金からねん出して支払えばいいという考えらしいが、それとて最後は消費者、国民にしりぬぐいさせようという無責任さだ。

 

結局は、当事者意識と責任感がまるでない東電、これまた何でも国民の税金で片づけようとする国・政治家が加担した“無責任の2段重ね”だ。

これでは除染は進まないし、住民がわが家に帰還できる日はいつまでたってもやってこない。住民は、私たちは日に日に棄民の不安さえ感じていると嘆いている。東電も国もしっかり耳を傾けてほしい。

 

  川柳「朝囀」 文句なら 電気を止めて 聞くと言い  (誠) 

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