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2013年10月26日 (土)

民主党が遮水壁白紙の検証結果を発表…今ごろ何で

 民主党が自らの政権下で起きた福島原発事故で遮水壁による汚染水対策が計画されながら見送りになった経緯の検証結果を発表した。

検証といえば責任の所在ぐらいは明らかにするだろうが、それはない。

それになぜ今ごろになって発表したのか。

民主党のやることは本当に理解できない。

 

汚染水漏れを防ぐための凍土式の遮水壁設置を提言したのは馬淵澄夫氏だった。

当時、菅直人内閣の首相補佐官で汚染水の遮蔽計画の政府側の責任者だった。

原子炉建屋を取り囲む遮水壁の設置を提言し東電側に早期実施を求めていた。

しかし、いつまでたっても着工せず半年後には白紙になってしまった。

東電が当時約1千億円と見積もられた建設費用に難色を示したためとされてきた。

 

せっかく早い時点で汚染水対策が着目されながら放置されたことは明らかだ。

事故対策より会社を守ろうとする東電経営陣の責任感の乏しさ、事故の責任を東電に浴びせるだけで国費投入を決断できなかった菅首相の危機管理能力の乏しさとが負の相乗効果を生んでしまったと考えざるを得ない。

その時点でキチッとした対策をとっていれば今のような混乱は防げただろう。

 

この事実をもってしても民主党は汚染水をめぐる混乱について現在の安倍政権を真っ当に批判、追及はできないだろう。今ごろ検証結果を発表したのは改めて東電の当事者責任を公にして、安倍政権への批判、追及の足場づくりをめざしたとしか思えない。事実関係の調査だけで、誰の責任かは調べていないと白状しているところなど、あまりに無責任ではないか。

 

東電は計画を白紙に戻した背景について、遮水壁は技術的な課題がたくさんあって実現が不透明だったからだと説明しているが、汚染水をめぐる状況が最悪をきわめていることに深刻になってもらいたい。

それに民主党の政権責任は何も果たされておらず、その責任を今も背負っているという自覚を持ってもらいたい。

 

 人のこと、他党のことになると批判は厳しいが、自らの責任については甘いという政党では国民の信頼を得られない。辛酸をなめさせられ続けてきた国民は見え透いたパフォーマンスには簡単には乗せられない。

汚染水といっても単純な濁り水とは違う、見えない恐怖放射能に汚染された水だ。口先のつじつま合わせで責任逃れはできない。日本国内だけでなく、世界が厳しく見守っている。責任逃れの検証発表など姑息過ぎる。

 

 

 川柳「朝囀」またも出た 悪いのはほら そっちです (誠) 

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