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2013年10月29日 (火)

減反廃止だって? やっと過ちに気づいたか

 

 

2018年をめどに減反を廃止する案が政府で検討されているそうだ。

5年間にコメ作りを続けるかどうか農家に判断してもらうのだという。

減反を廃止し、農業の大規模化を進め、競争力を高める…言うまでもなくTPP交渉妥結による安い農産物流入に備える政策転換であることはいうまでもない。

 

 生産規模の拡大、競争力の強化…バラ色のイメージを与える。

大量生産、機械化、効率的生産…役人が机上で描いた夢、いや妄想だ。

そんなに願ったり、かなったりになるわけがない。役人は負の側面を無視する。

大規模経営にするには機械を買ったり土地を借り上げたり金がかかる。

採算がとれるようになるまでには時間がかかる。

 

農家が競争力を発揮するまで自然は待ってくれない。

突如として襲う低温害、冷害で苗床や栽培地が全滅することもある。

それを補って生産を続けるために借金を重ねる。それをカバーする実りがすぐあれば何とかなるが、冷害が重なって借金の山を抱える。

減反政策や専業農家育成政策の先で哀れな自殺者を生んできた。

 

減反で父祖伝来の田んぼを荒れ地にしたことを嘆いての自殺者もあった。

米価の暴落によるコメ農家の苦境と農政の板挟みで自殺した役人もいた。    

あらゆる面で悲劇をもたらしたことを政治家も役人も思い起こしてほしい。 

「TPP」の登場前は農家に金を与える農政に甘んじていたではないか。

民主党は農家に所得補償の直接助成をする政策で政権を取った。

 

政治は国の基幹としての農政でなく「票」のための農政しかやってこなかった。

田植えもしたことがない頭でっかちな役人がそれを支えてきた。

兼業農家、零細農家は田畑の資産価値にすがって金に換えた。

それを支えてきた農協が信金、銀行呼ばわりされる筋合いはない。

国家の生命線たる農政をおざなりにする政治は間違いなく国を滅ぼす。

 

  川柳「朝囀」 農政が ノー政と呼ばれる 神の国  (誠) 

 

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