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2013年11月28日 (木)

格差是正怠けるなら選挙ボイコットで対決しよう

 

 

 最大格差4・77倍だった今夏の参院選挙に「無効」判決を下した広島高裁岡山支部の片野悟好裁判長の顔をどこかで見たことがあると思ったら、昨年暮れの衆院選の訴訟でも「無効」判決を出した裁判長だった。

 判決の効力に猶予期間をおかず即時無効を言い渡したのは勇気がある。

 

 国民主権の原理、「1人1票」の原理を淡々と突き進めた結論だろう。

理屈をこねれば必ず国会は憲法を踏みにじっていることさえ正当化する。

きっとまだ上告という時間稼ぎがあるとズルける国会を先回りして叱った。

民主党の岡田克也元副総理、これでもまだ「第三者機関による選挙制度改革は国会の主体性を損ねる」と言い張りますか。

 

 「1人1票」が民主主義の原点だ。

だが、人口は動く。区割りをしている以上格差が生ずるのは当然だ。

それを党利党略、個利個略を交わしながら定数や区割りをいじりつじつま合わせだ。

それをどこまでが合憲で、どこからが違憲か、司法に判断させている。

それ自体が国会の不遜たるところだ。

 

 政治家にモロに利害が及ぶ問題を政治家に任せる。

バッジを外さなければならないような結果になることを受け容れるはずがない。

議席を一種の既得権にしてしまっている国の宿命だろう。

第三者機関による改革に道を開けない限り解決しない。

いつまでも司法の手のひらに自らをあずけているつもりなのか。

 

 米国では「1票の格差」が1・1倍でも1・2倍でもあれば是正に着手する。

それがなぜ私たちの国ではできないのか。

米国の友人に言わせれば、日本は国民が甘いからだという。

1票の平等、1票の等価値…が自分たちの基本的権利だという認識が薄い。

選挙改革を怠ける政界に選挙ボイコットで対抗するくらいの根性がほしい。

 

 

  川柳「朝囀」いつまでも あると思うな 国と票  ()

 

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