また大阪の高校バスケ部で体罰、橋下さん何か言ったら?
大阪の高校で男子バスケットボール部の主将に顧問の教諭が体罰を加えていたことが発覚、処分を受けたことが分かった。
体罰といえば桜宮高校でバスケ部主将が顧問教諭に暴力を振るわれて自殺するという事件があったばかりだ。一体何をやっているんだ。
桜宮高校事件では油紙に火をつけたようにツイッターで叫び続けていた橋下徹大阪市長だから、今度も何か言ってるだろうと思ってページを開いてみたが、何も叫んでいない。一体、どうしたんだろう。
スポーツ界の大物を顧問に迎えたり、名選手たちを講師に招いてスポーツ指導の実践論をばら撒いたというのにどうしたんだ。
その一人元プロ野球投手の桑田真澄さんが講師役の体罰防止研修を受けた31歳の男性教諭が、練習中に2年生の主将の態度に文句をつけて尻を9回も蹴り上げ頭までたたくという暴力を加えていた。
大会前で、チームづくりを焦っていたと言ってるそうだが、そうじゃないだろう。気に入らないから頭にきて、憂さ晴らしをしただけだろう。
桜宮事件の後、全国調査でも体罰は日常茶飯の如く行われてきたことが判明した。そして今も行われているということを今回の事件は示している。
文部科学省が税金を使って「指導と体罰」などという手引書を作成し学校現場に配ったことも笑い話になりそうだ。
桑田さんも今ごろ、研修での話を思い出しながら苦笑いだろう。
「やる時はやるんだ。私のやることには間違いはないんだ」。
桜宮事件の事後対応のあと報道陣にそう言っていた橋下市長は苦笑いどころか穴があったら入りたいような思いかもしれない。
新聞、テレビも怠慢じゃないか。カラスの行水のようにちょこちょこっとお茶を濁すような報道とはどういうことだ。
未来ある少年が命を断つような悲劇を繰り返さないために小じっかり報道せよ。
川柳「朝囀」バスケ部に どうして暴力 住みつくの? (誠)
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