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2013年11月16日 (土)

道徳教科化だって…一体誰が教えるの?

 

 小中学校の道徳教育を「特別の教科」に格上げする文部科学省構想をめぐって教育界が揺れている。

 教科書導入では、心のあり方を教える道徳に検定がなじむのか。

 成績の数値評価は、道徳性の評価になじむのか。

 特定の価値観の押し付けにつながるのではないか。

予想通りの賛否両論、いや、疑問符がつけられている。

 

道徳の教科化はこれまでにも検討されたが評価記述が困難として見送られた。

今は教科外として週1回、副読本による活動が行われている。

それもやってるところとやってないところとばらばらなので統一する狙いもある。

文科省は中教審に諮問し、2015年度から教科化すると打ち出した。

2年しかないのに強行しようとは随分せっかちだ。

 

 教科化となれば検定教科書を導入することになる。

その場合、検定基準をどう定めるのか。心のありように関わる記述をどう基準として提示するのか。また、それが出来るのか。

多用な価値観を反映した教科書というのが道徳にどこまでゆるされるのか。

丸っきり雲をつかむような範疇の話だ。

 

教科化となれば評価が義務付けられる。

その評価結果を成績として数値で記述することになるが、心のあり方を学ぶ道徳に応用できる評価手段は考えられるのか。

それを数値として段階化したりするのが可能か、なじむのか。

疑問というよりもほとんど暗中模索の話ばかりだ。

 

それに重要なことは教えるのも評価するのも教師だという現実だ。

教科化の仕組みが立派に整ったにしても教師がそれにかなう存在でなければ何もならないという重大な問題が潜んでいる。

教師の教育力、指導力を高めない限り絵に描いた餅、形式的に終わってしまう。 

最近の教育論議は仕組みや制度論ばかりで肝心な教師の問題をド忘れしている。

 

  川柳「朝囀」 道徳か 校長も教頭も 苦手だね (誠) 

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