« 尖閣国有化、やっぱり野田前首相の拙劣さが問題だ | トップページ | 暴走首長を増やしてどうする気か、文科省 »

2013年12月13日 (金)

失脚の張氏は即死刑、残忍なみせしめ

 

 失脚した張成沢国防副委員長は祖国に反逆した逆賊ととして死刑判決を言い渡され、直ちに死刑執行されたという衝撃的なニュースが飛び込んできた。

自らの後見人たる叔父を体制固めの生贄にした金正恩独裁者の残忍さをさらしているが、それでもわが国の新聞、テレビは金体制に揺るぎはないと報ずるのか。

 

金正恩氏が自ら張氏の悪業を確認し断行した粛清とは思えない。

韓国政界では趙然俊朝鮮労働党第一副部長の進言がきっかけだともっぱらの噂だ。

建国65周年の9月、金正恩氏が体制安定化を家族で協議した席に趙氏はいた。

その席で趙氏は内部にも標的を作るべきだと進言、張氏の反党行為について内偵した結果を披露したという。その席には張氏はいなかった。

 

 それだけですべてを推し量ることはできないが、趙氏がすでに張氏の反党行為について調べ上げた結果を示したということは、趙氏が自ら張氏の悪業を調べ上げて粛清のマトにしていたということだろう。金正恩氏の指示に基づいて内偵していたというなら、わざわざ趙氏が内部にも標的を作るべきだなどと発言することはないし、またその必要もないだろう。

 

 裏切り者、敵は遠いところよりも身近なところにいるとはよく言われる。

独裁者は自らの支配力に自信が持てないからこそ人を疑い身内さえも退ける。

いつの時代でも、どこの国でもそういう歴史の繰り返しだった。

中国が古いものを打破するというスローガンの下に展開した文化大革命で肉親を密告のうえ粛清するという狂態を演じたばかりだ。

 

理屈なんか後で列車に乗ってやってくる…なんて迷言を残した政治家がわが国にもいるが、政治、力が支配する世界はいくらもつじつま合わせをやる。

張氏が軍を巻き込んでクーデターを起こし政権を奪おうとしていた…などいう話が早くも囁かれている。金正恩氏暗殺説などという話さえ出てくるだろう。

そんな国の狂態を金正恩体制は不動、より強固になどとまともに論ずる新聞、テレビは何もかもまともに見えない、乱視症候群だ。

 

 

川柳「朝囀」いましたね 地上の楽園と 言った人  (誠)         

 

 

 

 

 

 

 http://gonbee-72.cocolog-suruga.com 

 

 

 

 

« 尖閣国有化、やっぱり野田前首相の拙劣さが問題だ | トップページ | 暴走首長を増やしてどうする気か、文科省 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 失脚の張氏は即死刑、残忍なみせしめ:

« 尖閣国有化、やっぱり野田前首相の拙劣さが問題だ | トップページ | 暴走首長を増やしてどうする気か、文科省 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ