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2014年1月28日 (火)

透明さ追及忘れた新聞、テレビの都知事選報道

 

 

政治家と金の問題は、本人が辞職してしまえばそれで終わりなんだな。

そんなバカな話があるかと憤る人が多いに違いない。

でも、今、行われている東京都知事選の報道を見れば一目瞭然じゃないか。

なぜ今、都知事選なのかも分からないまま投票日を迎えてしまいそうだ。

 

しつこいがもう一度はっきり書いておきたい。

今回の都知事選は猪瀬前知事が徳洲会から受け取った5千万円の裏金の責任を取って辞職したことに伴う、いわば「出直し」選挙だ。

都政のカジ取りとしてまず何より清潔な人、クリーンな人を選び直すのが第一の目的じゃないか。それをないがしろにするなんてあり得ない話なのだ。

 

でも、新聞、テレビは候補者の一人、細川元首相について裏金疑惑を追及されて首相の座を投げ出した過去にちょこっと触れただけで一切追及はない。

出馬会見で本人が「20年前、首相を辞めることでケジメをつけた」「あらためて

お詫びしたい」と言っただけで新聞、テレビは追及さえしなかった。

その後もその疑惑を取り上げた報道もないからケジメを認めたのだろう。

 

二言三言のお詫びだけで同じ疑惑の出直し選挙に登場してくる無神経にもあきれるが、それを認めてしまう報道姿勢は情けない。東京佐川急便から受け取った裏金は1億円、前知事をはるかに上回る裏金疑惑だ。その解明追及を不問にしてこの選挙報道がまともなものになるわけがない。どんな高邁な政治哲学を報道したって意味がない。それを読んでもただむなしいだけだ。

 

現実に都民の口からは「昔のことで、どうでもいいんだ」という声さえ漏れる始末だ。これまでの「政治と金」をめぐる報道は何だったんだ。検察審査会による2度の強制起訴まで持ち込んだ世論がなぜ「もう時効でしょ」などという声になってしまうのか。メディアが健全な世論形成のために真っ当な報道をしていないことがその背景にある。メディアの言う「正義」とは何なのだ。

 

川柳「朝囀」 透明性 新聞・テレビが じゃまをする (誠) 

 

 

 

 http://gonbee-72.cocolog-suruga.com 

 

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コメント

マスコミは首相の座を投げ出したら追及も止めた猪瀬前知事の追及も然り。
だからこんな事になるのだ。
小沢衆議院議員の時のように執拗になぜ追及しないのだ。
マスコミが気分でやられたらたまったもんじゃない。

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