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2014年2月

2014年2月28日 (金)

被災地はすて置かれているじゃないか

 

 

東日本大震災の被災地では災害関連死が地震や津波による直接死をとうとう上回ってしまったそうだ。避難生活が長引いているからだ。

避難生活で病状が悪化したり不自由な暮らしゆえ発病したり、先をはかなんで自ら死を選んだり…被災地はすて置かれているのではないか。

 

 東北大学の調査では被災者の4人に1人が心に後遺症を抱えたままだという。

地震、津波の無残な光景が何かにつけてフラッシュバックする。心的後遺症として心にめり込んでいる。家族が離ればなれに暮している状況からの脱出さえ思うようにならない。希望なんてどこにもないじゃないか。

 

大人ばかりではない。厚生労働省研究班の調査では大震災発災当時3歳~6歳だった子どもの3割が2年余りたった今も「うつ」や「心的障害」に苦しんでいるという。深刻な不安や抑うつ、引きこもりなど内向的問題のほか攻撃的な行動をとる外向的問題とさまざまで、いずれも治療が必要な状態だという。

 

早く手立てを講じなければ取り返しがつかないことになる。

特に子どもたちの柔らかな心に刻まれた傷は表面的には分からない。

自然という人間の意思の働かないところで起きたことだから仕方ないというのか。

そうじゃないだろう。国の将来を背負っていく大事な人材じゃないか。

 

政治家は原発の「再稼働だ」「脱原発だ」と政治ゲームに明け暮れているが、その陰で被災地や子どもへのきめ細かな支援が忘れられている。

いざ、という段階になって慌てて手を打っても間に合わない。

被災地の悲惨な現実に政治家はもっと目を向けよ。

 

 

  川柳「朝囀」 被災地の 心と命 危ういぞ (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年2月27日 (木)

反日宣伝に毒されたか…国会で首相をナチス呼ばわり

 

 下品なアジアの反日宣伝に毒されたのか安倍晋三首相が憲法解釈変更によって集団的自衛権の行使容認をめざすのはナチスの手口だと野党議員が批判、騒ぎになっている。いやしくも一国の総理大臣たる者をヒトラー、ナチスに例えて扱き下ろすとは何たることか。国会議員としての礼節を疑う。

 

 その主は昨年3月参院予算委員会で安倍首相に憲法の条文に関するクイズまがいの質問を繰り返し、ひんしゅくを買った民主党の小西洋之議員だ。

小西議員は参院の憲法審査会で、解釈変更は憲法規範の存立にかかわる問題だ、ワイマール憲法の例はあるものの世界史に例のない人権抑圧、蹂躙を繰り広げたナチスの手口そのものだ…と批判した。

 

 言うに事欠いてヒトラー、ナチスに結びつけて首相批判とはいただけない。

それこそ人、国家としての常軌を逸したアジアの国が欧州で靖国神社やA級戦犯をヒトラー、ナチスにたとえ反日宣伝を展開しているが、それに悪乗りしたのだろう。

反日宣伝は日本、それを率いる政治家への誹謗中傷じゃないか。

その標的には小西議員自身も当然含まれているのだ。

 

いかがわしいアジアの反日宣伝にはっしと立ち向かってこそ国会議員だ。

それを怒りも恥ずかしげもなく口移しで自国のリーダー誹謗にぶっつけている。

政治家、それも国会議員としての自覚も品格もない。

ヒトラーだ、ナチスだと名指ししたわけじゃないと逃げているが、そんなに覚悟もできていないで放言したのか。

 

 こんなバカな発言をしているから国会の議論が核心に迫れない。

そんなことを繰り返していながら審議が不十分だとか何とか文句だけは言う。

そんな政治に私たち国民はなけなしの血税を提供しているのではない。

国民のためになるような政治を引き出すのが野党の努めじゃないか。

そんなことも分からないならさっさと荷物をまとめて田舎へ帰れ!

 

 川柳「朝囀」 ちょっと待て お前はどこの 政治家だい (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

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6億円無駄遣い出直し選確実に…13陣営が名乗り

 

 出直し選挙に出るためいったん辞職する橋下徹大阪市長はきのう市幹部らに対するあいさつを最後に自然失職、市庁舎を後にした。

市幹部らの拍手に「もう結構ですから…」と制し表情をこわばらせていた。

自己都合の辞職だから花束贈呈も見送りもないのは当然だが、それでも市政は粛々と進んでいくのであり、市長なんか誰でもいいのかも知れない。

 

 橋下さんが出直し選に持ち込んだのは大阪都構想の設計図づくりを市民の後押しを得て進めたいということだったが、それだけのために6億円もの貴い税金を使う。どうせ橋下氏の再選になるのだから税金の無駄遣いだという批判が強い。大阪市と大阪府を統合する大阪都構想は二重行政を排除することで無駄をなくすのが目的だというから、何だか理屈が合わない話ではある。

 

 野党はすべて対立候補を立てないというから、無投票で6億円の無駄も省けると思ったが、どうもそうはおさまらない。

立候補予定者説明会には何と13陣営の関係者が出席、数の上ではかなりの激戦になる見込みだそうだ。無投票じゃあ市民不在の選挙になっちゃう、よくない…と橋下氏に真っ向から戦いを挑む勇者もいるようだ。

 

新聞、テレビ各社が市民のアンケート調査を実施、誰が勝つかの勝ち馬当てクイズをやっている。どの候補の主張が正当だ、大阪の将来にとってここを重視すべきだ…そういう論を立てるのは苦手で、市民を勝ち馬に乗らせる前宣伝で満足している。しちめんどうくさいことを言えば、首都が東京のほか大阪にも必要なのか、2つの首都の役割はどうなる…そんなポイントを論じることを忘れてる。

 

そのアンケート調査では大阪市民の7割が大阪都構想支持、橋下氏支持と答えている。橋下氏の舌はすべる,すべる…絶好調どころか舌好調だ。

ツイッターでは切れ間もないくらいまくし立てている。

それを新聞、テレビが追ってお追従報道を続けている。

これだから橋下政治は勢いが止まらない。

 

 

 川柳「朝囀」 辞職する 前に市民が 辞退する (誠)

 

 

 

 

 

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2014年2月26日 (水)

森lさん、真央ちゃんの記者会見を聞きましたか

 

 森喜朗元総理は浅田真央ちゃんの帰国会見を聞いただろうか。

聞いたなら、どう思ったか聞きたい。あれだけひどいことを言ったんだから、どう思ったか話してほしい。話すべきだ。

「あの子は大事な時に必ず転ぶんだよ」「転ぶと分かっていた」と、失敗して悲しみのドン底にあった真央ちゃんを扱き下ろしたんだから…。

 

真央ちゃんは「人間だから失敗する。失敗したくて失敗するのじゃない」ってきっぱり言ってましたね。聞きましたか?。

「違うのかなあ…森さんはそう考えないんですかねえ」とも言ってた。

ニコニコ努めて明るく答える真央ちゃんを見ていると、どっちが総理大臣か分からないくらいでした。

 

「(森さんが自分の失敗について語ったことを聞いた時は)そうなんだって思いました」とちょっぴり悲しそうだったが、すぐににこやかな表情で「もう、終わったことだから何とも思いません」と森さんを気遣うほどだった。

23歳の真央ちゃんが76歳の人生のベテラン、国のリーダー経験者、森さんを気遣う…それを聞いているこっちが恥ずかしくなりました。

 

それでも森さん、あの発言は真央ちゃんへの同情から出たんだと言い繕いますか。「いつも大事な時に転ぶんだ」「見事にひっくり返った」などという発言が同情からだなんて説明がつかないでしょう。

それも不特定多数の人を前にした講演で笑いながらしゃべっていた。

誰がみたって期待を裏切られたショックで反射的に出た罵声でしょ。

 

それでも真央ちゃんは外国人記者団が「そういう森さんが(2020年)東京五輪・パラリンピック組織委員会会長ということに耐えられますか」と追い打ち質問すると、「森さんも少しは後悔しているのではないか」ときっぱり答えてました。

五輪・パラリンピックとその組織委員会をしっかりと率いて欲しいという気持ちが伝わってきました。森さん、たまには自己否定が必要です。

 

 

川柳「朝囀」 舌禍癖 アイムソーリと 元総理 (誠)

 

 

 

 

 

 

 

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2014年2月25日 (火)

これじゃ遺族は悲しい…大川小第三者委報告の落差

 

 東日本大震災の津波で児童74人が犠牲になった石巻市・大川小の第三者委員会の報告が遺族を悲しませている。衝撃的なニュースだ。

子どもを失った遺族の期待に対して第三者委の出す結論があまりの落差だからだ。大川小だけの話ではない。

 

 第三者委員会は、多くの児童が犠牲になったのは、避難開始の判断が遅れたことや安全な裏山でなく危険な河川堤防を避難先に選んだことだと分析した。つまり、学校側に直接的な責任があると結論付けた。

 

 しかし、そこから先の話が遺族の期待とあまりにかけ離れている。

委員長の室崎益輝・神戸大名誉教授は、再発防止策を提示するのが(第三者委員会の)目的であり、その提言が生かされるかどうか見届けたい―と語った。

 遺族が期待していたのは、子どもたちの命への配慮が欠けていたことを学校に認めさせ、どういう形で責任を取らせるかだったのにそこを素通りした。

 

かけがえのない「わが子」を失ったことが納得できず苦しんでいる遺族に「再発防止のあり方提言が目的だ」という委員長発言はあまりに白々しい。はぐらかされた思いだろう。再発防止がどうなろうがそんなことどうでもよいのだ。

生き残った子どもたちから聞き取ったメモを廃棄してしまった冷酷な市教委に鉄槌を加えてくれるのは第三者委員会しかないと期待していたのに、だ。

 

遺族は、第三者委員会は幕引き役ではないかとさえ思っただろう。

何でも納得のいく答えを出してくれる機関のようなイメージをふりまき過ぎる。

だが、強制力を持った調査権限があるわけではなく活動には限度がある。

助かる可能性がいっぱいあった子どもたちをなぜ救えなかったのか、遺族はその一点で納得を得たいのだ。でも、そこには遥かに遠い。

万能選手のように第三者委員会に頼る世相は改めるべきだ。

 

 川柳「朝囀」 えらそうに 今日もどこかで 泣かせてる (誠)             

 

 

 

 

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2014年2月22日 (土)

森さん、今さら言い訳なんて恥ずかしいぞ!

 

 1月10日の本欄に老人対決になった東京都知事選で「骨董品といえば、もう1人この人にも困ったもんだ」と書いた。もちろん、森喜朗元総理のことだ。

「2020年東京五輪の組織委員()長にしゃしゃり出てきた…今、76歳の後期高齢者だ。7年後には83歳になる。世界の祭典をご隠居さんの慰みものにされたんじゃあ困る」と書いた。

 

 案の定、今回の舌禍だ。

世の中には当意即妙というか、頓智のきいたことを書く人がいるなと感心した。

 「見事に失言した」「あの爺さん、大事な時に必ず失言する」「失言すると分かっていた。あの爺さんを東京五輪組織委員会の会長にして…」。

元総理が真央ちゃんをいたぶった発言を見事にもじったツイッターだ。

 

当方はこれほど見事なひねりはできなかったが困った爺さんを的中させた。

だからといって嬉しがることはないが、当の元総理はあまりの騒ぎの大きさに「私の発言の真意が伝わっていない」とか何とか言い訳をしているそうだ。

下村文科大臣が「同情した発言だったのではないか」とかばった話につながる。

「転ぶと分かっていた」「見事にひっくり返った」…同情の言葉ですかねえ。

 

 同情の気持ちで言ったというならそれでもいい。

それならその同情の心根が伝わらないような話し方をなぜするんだ。

元総理だけじゃない、後で釈明や言いわけをしなければならないような政治家の発言が多すぎる。そういう人たちを指導者として持つ国民の身にもなってほしい。

勝った時のほめ言葉より敗れて失意の時にこそひと言がほしいのだ。

 

正直、このままじゃあ東京五輪・パラリンピックまでにどんな舌禍が飛び出すのか心配でしょうがない。名も功も遂げた者が栄誉の日々を忘れられず檜舞台に上って醜態をさらすようなことになってはならない。政、官、財界の大御所がいつまでもスポットライトを追って恥をさらすのはやめていただきたい。

「しでかすと思っていた」とならないようタガをはめておく必要がある。

 

川柳「朝囀」 元総理 何度もこけた 過去忘れ (誠)    

 

 

 

 

 

 

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2014年2月21日 (金)

「あの子は必ず転ぶ」森発言に文科相が「同情だ」と舌禍上塗り

 

 

フィギュアスケートのショートプログラムで転倒し16位と出遅れた浅田真央選手を「この子は大事な時に必ず転ぶんです」「(9日の)団体戦でも見事にひっくり返った」と扱き下ろした森喜朗元首相を下村博文五輪担当相が「同情だったのではないか」とかばったそうだ。

 

 こういう人が五輪担当のみならず人づくりの本家本元、文部科学大臣をやっているのだ。いくら政治家として大先輩の森元首相だとはいえ、何でそこまでオベンチャラ発言をするんだ。まさかの16位、失意のドン底に突き落とされた選手に対して「大事な時に必ず転ぶんです」「団体戦でも見事にひっくり返った」「その転倒が尾を引いたんだよ」という発言のどこが同情のようなトーンだったんだ。

 

 期待を裏切られたショックでこそあれ、同情なんかじゃない。

(発言が)問題視されたのなら気を付ける必要がある」とは何たる傲慢だ。

問題視するのは当然じゃないか。それを問題視したのが悪いみたいじゃないか。

そのおごりはどこから出てくるのだろうか。

大臣がかばわなければならないような人の発言なら確かめてから発言すべきだ。

 

 2020年東京五輪・パラリンピックの組織委員会会長だから批判が広がれば大変な事態になる。それだから早いうちに火を消してしまおうとしたんだろうが、それは逆効果だ。五輪担当大臣が不確かな判断で口火を切ってしまったのだから、火は消えるどころか燃えさかる。思わぬところに飛び火するかもしれない。

こんなコンビが率いる2020年五輪が思いやられる。

 

 私たちは常々、政治家に恵まれぬ時代に生きていると実感しているが、こんな繰り返しが国民の士気を失わせているのかもしれない。

真央ちゃんの踏んばりで6位まで巻き返して終わったが、森元首相、下村文科相の発言は私たちの心から消えることはない。幕引きを急ごうとした下村発言は墓の穴を大きくしただけだった。

 

 川柳「朝囀」小坊主が かばったつもり あな広げ () 

 

 

 

 

 

 

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2014年2月20日 (木)

森喜朗さん、即刻、五輪組織委員長をお辞めなさい

 

 「あの子は必ず大事な時に転ぶんですね」「9日の団体戦でも見事にひっくり返った」。森喜朗元首相が福岡市での講演でそんな大放言をした。

くやしさのあまりつい口をついて出てしまったんだろうと思えなくもないが、思いやりの欠片もないじゃないか。

さっさと2020年東京五輪の組織委員長を辞めていたたきたい。

 

元々、舌禍の多い政治家だったから「毎度のことだ」という声もある。

でも、つい口をついて出たとは思えないような多弁ぶりだった。

浅田真央選手のショートプログラム16位に「あの子は大事な時に必ず転ぶんだね。9日の団体戦に出てジャンプで転倒したことが響いたんだ。協会はトリプルアセルが成功すれば3位になれると出したが見事にひっくり返った」と解説した。

 

まだ後半のフリーを控えているのにここまで扱き下ろすかね。

想像を絶するプレッシャーの中で頑張る選手に対する思いやりがない。

温かみがまるでないじゃないか。「見事にひっくり返った」とはひどい。

スポーツ界の人々はそんな同情は甘いというかもしれないが、誰だって失敗はある。いつもうまくいくとは限らない。

 

そういう時にこそ大きな包容力で包んでやってこそ大人だ。

人の上に立つ指導者ではないのか。森さんは元首相であるばかりか、2020年東京五輪の全体のまとめ役、組織委員長じゃないか。その人が選手のミスをあげつらうかのように講演で大勢の聴衆の前で扱き下ろした。

どんな言い訳も許されない。その任にあらず、だ。

 

 即刻、組織委員長を辞めていただきたい。

そんな人情も思いやりの欠片もない組織委員長の下で選手はがんばれますか。

この講演を聞いていた聴衆はそのまま聞き過ごしたんだろうか。

演台から引きずり下ろさないまでも取り消し、謝罪を求めるべきだったじゃないか。

スポーツは人格を陶冶する―昔、そんな話を聞いたことがあるが、間違いだね。

 

川柳「朝囀」感動も バカ殿のひと言で 消え失せる ()

 

 

 

 

 

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2014年2月19日 (水)

政治も世論もなぜ動かない…拉致で特別法廷勧告出たのに

 

 日本には大衆の声としての世論というものがあるのだろうか。

国連の人権調査委員会が北朝鮮による日本人拉致を最悪の非人道と断じ国連安保理に特別法廷の設置を勧告したというのに政界も国民も動き出す気配もない。

「原発」では連日にわたって首相官邸を取り巻いてシュピレヒコールをあげるのにどうしたんだろう。

 

拉致被害者の家族会も高齢になって気持ちもあせる。

横田めぐみさんのご両親、父の滋さん(81)母の早紀江さん(78)は「日本政府も国連と一緒になってやってほしい」「みなさんに関心を持ってほしい」とすがるように声をしぼっていた。めぐみさんが13歳で忽然と姿を消してからずっと待ち続けている。夜風が窓ガラスを揺すっても「めぐみか」と目をさます毎日だ。

 

すでにわが子の帰りを待ち切れず生涯を閉じた父母もいる。

余命いくばくもなくなった床でうわ言のように娘、息子の名を呼び続ける親もいる。

誰もたまたま娘や息子が拉致されなかっただけで悲しみを分かち合うべきなのだ。

それぞれが可能な立場で一刻も早い救出へ声をあげよう。

1人ひとりの声も寄せ集まれば国だって動かすことが出来る。

 

 それが世論となって世界を動かすきっかけになるかもしれない。

中央、地方を問わず政治家はもっと声を上げやすいだろう。

外交というチャンネルを通せば北朝鮮だって無視はできないだろう。

今もくやしい思いが残るのは12人の被害者の消息を発表した北朝鮮のいい加減さを日本政府がきちっと追及しなかったことだ。

 

 12人のうち8人は死亡していると公表したあの発表だ。

交通事故、心臓麻痺、ガス中毒…とあまりに似通った死因、とってつけたような死因だった。それに12人のうちの8人、死亡率は何と67%の高さだ。戦争でもない限りこんな死亡率はない。もしそういう死亡が北朝鮮で普通だったというなら2千万人の北朝鮮人口が1千2百万人以下に急減していたはずだ。

 

 こんなバカげた発表、説明をそのまま聞き置いて今の停滞だ。

拉致被害者救済の青いバッジをつけた国会議員のみなさん、どんな活動をされてきましたか。その結果何か動きが生まれましたか。

今度の国連調査委員会の報告で何か行動を起こしますか。

あなたの後援会の人たちは何かやろうとしていますか。

 

川柳「朝囀」青バッジ 票集まると 勘違い () 

 

 

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2014年2月18日 (火)

国連調査委が拉致問題で安保理に特別法廷を勧告

 

 

国連調査委員会が北朝鮮による日本人拉致などを国家最高レベルによる「人道に対する罪」と非難、国連安保理に特別法廷の設置を勧告した。

 国連がようやく動き出すか。今ごろ遅いじゃないか。本気でやる気なのか。

正直、そんな思いがする。

 

 国連に声が届くようなところで、いわば国連本府の玄関で拉致被害者家族会の人々が一日も早く、一刻も早く救済に動き出してほしいと訴えてきた。

国連にあがり込んで直接すがったこともある。

それなのにどうしてここまで動き出さなかったんだ。

ちょっと離れてはいるがホワイトハウスでブッシュ大統領に直訴したこともある。

 

今ごろ遅すぎるよって思うことは他にもある。

もう30年も前、福井県などの海岸で若者が拉致されかかるという事件が相次ぎ、その話し言葉などから北朝鮮の工作員だとほぼ断定された。

それを受けて拉致されたと思われる被害者の家族が会を作って国会に救出を求めて何度となく陳情を繰り返した。

 

しかし、そのたびにそんなことは根も葉もない想像だと言って追い返された。

北朝鮮労働党と交流のあったある政党の幹部は「北朝鮮がそんなことをやるわけがない。北朝鮮は地上の楽園だ」などといって陳情に取り合わなかった。

それが金正日前総書記が自分の指揮で拉致したことを明らかにしてからもこの政党幹部らは何食わぬ顔で国会議員に居座り続けた。

 

だから、国連の立ち上がりが遅いと怒っても仕方ないが、国が30年前にきちっと動き出していればとうに救出はできていたはずだ。何の落ち度もない多数の国民が外国の暴力によって拉致されたというのに救出もできない。それも相手の国の首謀者が自ら犯行を認めているのに、だ。それでも国民の生命財産に責任を持った国家と言えるのか。今度こそ全員の救出と完全解決に歩みを進めてほしい。 

 

 

川柳「朝囀」国連に 最後は頼る 情けなさ ()

 

 

 

 

 

 

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2014年2月14日 (金)

村山元首相、何しに韓国へ行った…ヨイショしてバカにされ

 

 

オバマ米大統領の4月訪韓が決定した。

朴槿恵(パク・クネ)大統領になってリーダーが韓国に招かれないのは中国、ロシア、米国、日本のうち、さてどこでしょうか。

韓国からそんな嘲笑気味のナゾかけ問答が聞こえるようだ。

 

 米国の主要都市に従軍慰安婦の像や碑を建て、地方都市では「竹島」を領土とする証しに「日本海」の呼称を「東海」と改称する法律を制定させる。

欧州各地へは外交官や政治家を送って日本をナチ、ヒトラー呼ばわりする。

国連では安保理会議を利用して北朝鮮まで引き込んで反日討論会を開催する。

韓国が率いる日本へのネガティブキャンペーンはまさにやりたい放題だ。

 

それはお世辞にも常識ある近代国家の姿ではない。品格、礼節の欠片もない。

その反日の火が燃えさかる韓国へ村山富市元首相がノコノコ出かけて行った。

韓国国会で慰安婦問題について、女性の尊厳を奪った、恥ずかしい限りだ…(慰安婦の強制性を認めた)「河野談話」はしっかり調査してまとめた信頼すべきものだ、などとオベンチャラ講演をした。

 

 しかし、慰安婦への謝罪や賠償を求める支援団体からは、反対を無視した「アジア女性基金」による償いを強行し、慰安婦問題に大きな傷を与えた政治家だ…と辛らつな批判をあびる羽目になった。反日の空気が強まる中を出掛けて行って、贖罪に満ちた講演をし、それがかえって反日ムードを昂じさせてしまう。一体、村山元首相は何のために誰のために訪韓したのだろう。

 

 ひんぱんに入れ替わる首相が、それぞれの歴史観と贖罪意識で謝罪文や談話をつくろってその場限りにおさめるやり方をしてきた。

だから、いつまでたっても国として「歴史のほころび」を背負ってしまう。

相手としっかり対話して理解を求め、国民にも苦渋の選択を求めてこなかったことがすべての原因だ。そのことを政治家は小じっかり考えたらどうだ。

 

 川柳「朝囀」 その年で 重荷しょえるの? 村山さん (誠) 

 

 

 

 

 

 

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2014年2月12日 (水)

童話の国の公開解剖…やっぱり残酷だ

 

 

デンマークの動物園で子どもを含む来園者の前でキリンを殺し、解体作業を公開したのは残酷だと書いたら、その批判は的外れですと丁寧なメールをいただいた。

公開は事前に告知されており、子どもを連れてきたのは親の責任で、動物園は悪くない。希少動物の解剖は生物学的に貴重で学ぶ者には意義ある機会なのだ。

いただいたメールはそういう文面だった。

 

そう言われてみればおっしゃる通りで動物園には落ち度はなさそう。

こちらが十分な取材もしないで批判記事を書いたことを恥じる羽目になった。

殺処分と解体作業をなぜ公開するのかについて確かめ取材をしなかったからだ。

公開は「動物のからだの仕組みを学んでもらうため」という大義名分かあってのことで、そうした理由を説明しての公開予告がされていたという。

 

そういう事情と事前広報があってのことなら確かに動物園は悪くない。

生物学、動物学を学ぶ人にとっては意義深い機会になったに違いない。

わざわざ経緯を含めて丁寧な説明を寄せてくれたメール氏に深く感謝したい。

動物愛護の模範たる動物園がいたずらに来園者の前で動物を殺すはずがない。

世間の批判を浴びるようなことをやるわけがない。

 

しかし、それでも解体された肉が動物園内のライオンの餌にされたという話を聞くとやっぱり残酷だなと考えてしまう。一つの命が消えることは別なもう一つの命を生かすことにつながると言われる。それが自然の中においてなら分かるが、人間が介在して、勝手な論理でコントロールするとなると何かがおかしい。捕鯨やイルカ漁に対する批判の根底にはそれがあるだろう。

 

学ぶための殺処分、解体でも限られた対象への公開にとどめるのが望ましい。

心的成長にあわせた年齢なども考慮することが必要だろう。

動物に対する気遣いはもちろん人間への配慮は寸分の揺るぎも許されない。

童話の国で起きた「命」の手さばきはやっぱり残酷だ。

 

 

 川柳「朝囀」マリウスに 人の業ゆるせと 手を合わす (誠) 

 

 

 

 

 

 

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2014年2月11日 (火)

子どもらの前でキリンを殺処分、解体公開…狂気の動物園

 

 

人間は時々、恐ろしいことを平然としてやる。

それは人間が原罪的に持っている野蛮、狂気のなせることかもしれない。

デンマークのコペンハーゲン動物園で来園者の前、それも小さな子どもたちもいるところでキリンを殺処分、解体作業を公開したという。

 

 通信社が配信した写真を見ると小さな子どもたちが顔をそむけている。

おそらく恐怖の悲鳴と泣き叫ぶ声で張り裂けるような空気だっただろう。

キリンが増えたので近親交配を避けるため処分したそうだが、なぜ、来園者の前でそれも子どもたちも見ている前で殺処分、解体までやったのだろう。

ライオンの餌にしたのは「肉がもったいなかったから」と説明している。

 

事前に処分する話は公開されており、キリンを引き取りたいという申し入れもあったそうだが、飼育環境が良くないので断ったという。

しかし、多少、飼育環境が悪くても殺してしまうよりいい。

動物園は動物を生かすところだ。なぜ、引き取り申し出を受けなかったのだ。

人間の狂気性、残虐性をどうしても否定できない。

 

デンマークといえばメルヘンの国だ。

赤い靴、おやゆび姫、人魚姫、マッチ売りの少女…と数多くの童話を書いた世界的な童話作家、アンデルセンの国だ。

誰が考えたって子どもを大事にする国だ。

その国で動物を殺し血だらけで解体する…それも子どもたちの目の前でだ。

 

 世界の動物愛護団体とともに人権団体、教育団体が厳しく反発している。

当然の抗議、反発だ。特に幼い子どもたちへの気配りを欠いた野蛮な行為は子どもの人格を無視した虐待ともいえる。

動物に対する虐待の先には恐ろしい人命軽視、命の尊厳無視が潜んでいることを強く訴えたい。

 

 川柳「朝囀」世も末と アンデルセンが 泣いている (誠)

 

 

 

 

 

 

 

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2014年2月 9日 (日)

「脱原発」の叫びのたびに票は「介護の舛添」に向いた

 

 

都知事選を「脱原発」のあらしで吹きまくってしまおうとした細川・小泉戦略はあえなくはね返された。古い政治家が口先でマンモス都市をあやつる選挙の時代は終わりを告げた。大衆は理想でなく現実の暮らしを通して政治を見つめているというごく当たり前の事実を政界に突き返した。

 

 選挙戦は事実上、舛添―細川対決ともいうべきかっこうで進んだ。

それは与党が舛添氏を支援、元首相の細川氏を元首相の小泉氏が支援し事実上自民党同士の戦いというかっこうになったからだ。

だが、小泉人気はすでに限界にあった。読み違えだ。

小泉劇場に集まる人がそのまま票につながるのではないことを明示した。

 

もう一つの読み違えは「脱原発」の無理な争点化だった。

福島の原発事故や核ゴミ処分場建設の難しさを考えれば原発はない方がいい。

だが、現実に暮らしも経済,産業も原発に支えられ、切っても切れないところにある。

だから、今、即座に原発をゼロにすることはできない。

代替エネルギーの開発を進めながら段階的に減らしていくしかない。

 

 都民は暮らしの視点から現実的に原発のあり方を判断している。

だから、細川・小泉陣営が声を枯らして叫ぶほどには人々はおどらなかった。

それよりも夫や妻、親の老後をどうする、親の介護をどうする…そっちが先なのだ。

細川・小泉ご両人が「原発」を叫ぶたびに人々の心は「介護の舛添」に向かった。

超高齢化が目の前に迫る首都では人々は一票を無駄にできないのだ。

 

それに細川氏にはかつての1億円の裏金疑惑が響いた。

「20年前、首相を辞めたことでケリがついた」「あらためてお詫びしたい」と言って出馬したが、それだけでは汚れた印象をぬぐえなかった。

それでも戦い切れると読んで細川氏を戦線に引っぱり出した小泉さんも責任を逃れられない。首都の選択に過ちはなかったと信じたい。

 

 

 川柳「朝囀」 何回も 野外劇場にゃ 集まらぬ (誠)

 

 

 

 

 

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2014年2月 8日 (土)

佐村河内さんのこと一切触れず…新聞、テレビは卑怯だ

 

 名曲が別人の作品だった“全聾のピアニスト”佐村河内守さん(50)のことはもう新聞、テレビはひと言もふれない。いつものことだが…

全聾、広島生まれ、被爆2世…美談好きな新聞、テレビが作り上げた「幻のピアニスト」なのに、バレたら沈黙を決め込んでしまう。卑怯じゃないか。

 

 「全聾のピアニスト」は、まあ、新聞もテレビも耳が全く聞こえないと信じ込まされていたのだから仕方がないとしよう。ゆるすとしよう。

しかし、人気を集めた楽曲につられ「現代のベートーベン」はもちあげ過ぎだ。

本当に耳が聞こえなかったベートーベンが「私も耳が聞こえたのじゃないかと疑われているかもしれないな」と天国で心穏やかでないだろう。

 

かつて佐村河内さんに取材したことのある人たちが今ごろになって「こっちの質問を聞き受け、言葉が返ってきた」と言っている。

しかし、佐村河内さんの顧問弁護士は「耳はまったく聞こえない」「2級の障害者手帳を持っている」と言っている。

これも佐村河内さんを含め誰かがウソをついていることになる。

 

世の中をペテンにかける一端を演じておきながら「ウソ寒い話だ」と書いた新聞もある。ぞんぶんもてはやしておきながらひと言の説明も釈明もしないで、佐村河内さんに対する批判報道をしている一部の新聞やテレビよりまともだが、安直な取材で膨らめた報道に走る記者の不勉強のせいだ。

読者、視聴者はもう何を信じていいか分からないだろう。

 

世の中には障害を乗り越えて活動している人たちは大勢いる。

音楽はもちろん美術、芸術、学術、スポーツ、仕事…とあらゆる分野だ。

今回の出来事は多くの障害者を裏切り、失望させ、傷つけた。

黙々と励む人たちには世間の冷たい目が気になるだろう。

新聞、テレビはその主犯格だということを自覚しなければならない。

 

川柳「朝囀」バレたなら 蟻んこ散らす ように逃げ (誠) 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年2月 6日 (木)

「全聾の作曲家」ねつ造した美談好きの新聞、テレビ

 

「全聾の作曲家」として知られる佐村河内守さんの名曲は、実は作曲家の新垣隆さんの作だったことが分かり、波紋が広がっている。

この衝撃をどう表現すればいいのか分からない。

 

 それにしても18年間もどうして続いてきたのか。

今ごろになってなぜそれが明るみになったのか。きょう6日、新垣さんが記者会見して真相を説明するそうだが、聞きたくないような気もする。

私たちの心の奥に刻まれた交響曲や障害をもって生まれた少女らにささげられた名曲が別人の作だったなんて信じたくもない。

 

佐村河内さんの作品としてもてはやされるようになった理由はいろいろ考えられる。作品そのものか素晴らしかったことは言うまでもないが、もてはやされる舞台づくりをした人たちにも責任がある。

美談づくりが好きな新聞、テレビ、雑誌などメディアの責任も大きい。

広島生まれの被爆2世、35歳で聴力を失い、絶対音感を頼りに作曲を続けた。

 

 「まさに現代のベートーベン」といって新聞、テレビはほめちぎった。

それがきっかけで新聞やテレビが仲立ちとなって障害を持った少女や東日本震災地の少女らとの出会いが用意され偶像づくりが進んだ。それは口コミで伝え広がり「全聾の作曲家」という名称を得るところまで行ってしまった。

だからこそ、佐村河内さんも新垣さんも本当のことが切り出せなかったのだろう。

 

 新聞、テレビ、雑誌は今、ああこう釈明しても始まらない。

真の作曲者は誰かに気付かず、誤まった情報を流し続けたことは紛れもないことだから、言いわけをするのでなく素直に謝罪すべきだ。もしかすると佐村河内さん、新垣さんにも謝るべきかもしれない。

そして真っ先に反省すべきは美談づくりに狂奔する報道姿勢だ。

 

これまでの報道を取り消すことはできても独り善がりな報道精神は自ら正す覚悟を持たない限り改まらない。何度も同じことを繰り返すだろう。

折しもソチ冬季五輪が間もなく開幕する。美談づくりを競うような報道は絶対に慎んでもらいたい。いや、ご法度だ。

報道の自由を主張するならまず見識、品格を忘れないことだ。

 

川柳「朝囀」もちあげて バレたらさっさと 雲がくれ (誠)

 

 

 

 

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2014年2月 5日 (水)

橋下市長は市民の心をあやつる人形師だ

 

 

 市民のみなさんは余計なことを心配しないで私に投票して大阪都構想の設計図を作らせてください。その後は住民投票やるからそれに賛成してくれればいいんです。橋下徹大阪市長はそう言って辞職し出直し選挙に出るんです。

 

 要するに橋下さんは民主主義の手順を踏んでいるようでいて実は無視している。

つまり、選挙の前に市民の意思を踏みつけている。市民を政治に参加させているようでいて実は利用している。市民の心をあやつる人形師だ。

 聡明な大阪市民がそんなこと分からないはずがありませんが、どういうわけかまた橋下さんの思い通りになりそうな雲行きです。

 

こういう政治家はそんなに大勢いませんから目立つんです。

「誰もやれないならボクがやってやる」「ボクだからできるんだ」といつも言う。

「決められる政治」が2、3年前流行ったけど、まだ、その手法なんです。

世の中、実行力のない為政者たちばっかりだから、橋下ならやってくれそうだって思わせちゃうのかもしれません。そこを見抜いているのでしょう。

 

 あの長時間の記者会見を淀みなく乗り切ってしまう弁舌と自らの主張をアッという間に正当化させてしまう理詰めの才は他に比べるべき人がいない。

小泉純一郎元首相も「言葉による政治」の名手だが、答えに窮して黙りこくってしまうことがある。だが、橋下さんは答えに困るなんていうつまずきはまずない。橋下さんが頭一つ抜けている。

 

 大阪市民でもない遠くから見ていても「またかいな」と嘆きたくなる。

大阪府知事から大阪市長に鞍替えした、いわば横綱から大関に降りた時はアッといわせたが、それも人気稼ぎの一つなんです。2度目の職場放棄になる今回は出直し選挙に6億円もの税金を無駄づかいし、来年度予算の編成作業を遅延させる。

「市」が「都」に替わるだけで何も変わらん-そんな陰口も聞こえるが…

 

  川柳「朝囀」 またかいな 民意、民意と おだてられ (誠)        

 

 

 

 

 

 

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2014年2月 3日 (月)

もう妄念だね、橋下市長の辞職と出直し選

 

 言い出したことはどんな方法でも何度でもやって実現させる。

市長を辞職し大阪都構想の促進をかけて出直し選挙に出るという橋下徹大阪市長の記者会見を聞いて分かったことはたった一つこのことだ。

信念というより執念、いや、妄念といった方がよさそうだ。

 

 市長を辞職するのは大阪都構想の是非を問うためと思ったら違った。

その前段として市民の後押しで構想の設計図づくりをしたい。そのために出直し選挙をして市民の支持を取りつけた市長としてカジ取りをする。新市長の仕事として

構想の設計図を夏ごろまでに作り、その上で住民投票で市民の意向を問うという段取りらしい。そこですんなり市民の賛成が得られるか分からない。

 

 そうしたら橋下市長のことだから、そこで再び市長を辞職して再度の出直し選挙に持ち込んで勝利をめざすのではないか。大阪都構想を実現するまで市長辞職-出直し選挙を繰り返す可能性が高い。選挙は自らの大義を貫く手段に過ぎない。

 橋下市長の説明を聞いていると今回の辞職の理由が分からない。

夏までに設計図を作って市民の賛意を問うなら辞めないでもやれるだろう。

 

各党は出直し選には候補擁立を見送ると言っており橋下市長の再選が確実だ。

橋下市長には背中を押してもらうことにはなるが市民には迷惑な話だ。

そのために市民の貴い税金を6億円も使うのか。

ムダの解消だ、二重行政の解消だと言ってる人が自分のためだけに税金の無駄づかいをするのか。それでも大阪市民はニコニコ笑って許すのだろうか。

 

 構想に反対したんだから、出直し選にも候補を立てて反対しろ!

啖呵は威勢がいいが、何だか脅しているようにも聞こえる。

恫喝政治は喧嘩っぱやい大阪でも今は流行らない。

 

 

川柳「朝囀」屁理屈も 理屈のうちと おしゃべりが (誠)

 

 

 

 

 

 

 

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2014年2月 1日 (土)

橋下市長、そのまま政界から身を引いたらどうですか

 

 

 橋下徹大阪市長が市長を辞任した上で出直し選挙に出馬する意向を表明した。

大阪都構想が頓挫して前へ進まなくなったから、事態の打開を図るのだという。

冗談でしょ、政治の私物化、いや、選挙の悪用だ。大阪市民はそれを許すのかね。

こうやって人気を呼び戻すんだね…ふざけたご仁だ。

 

 大阪市と大阪府を再編に向け市を分割してつくる特別区の区割り案が制度設計にあたる法定協議会で維新の会以外の会派がそろって反対し否決された。これまで協力関係にあった公明党も反対に回ったことから、大阪都構想の実現は極めてむずかしくなった。この公明党の心変わりに逆上し、「一生、反対議員の邪魔をしてやる」などと発言している。

 

大阪都構想には賛成論ばかりではない。日本維新の会の片方の共同代表、石原慎太郎氏だって「日本の玄関口は東京都だ。二つも首都は要らない」とはっきり否定してきたじゃないか。その成否をかけた堺市長選挙だって敗北し、大阪市民の声も「大阪都は要らない」が大勢になったじゃないか。

選挙のたびに負けたら退陣すると言いながら居座ってきた。

 

市民は陰で何て言ってるかご存じですか、橋下さん。

「日本維新の会」じゃなく「日本保身の会」だ。そう言ってるんです。

思い通りにならないからと議会を解散したり自ら辞職して市民を味方につけようとは違法ではないが邪道だ。政治の私物化そのものだ。大阪府知事を降りて大阪市長選に飛び出した時で奇策癖は終わったのではなかったのか。

 

弁護士出身らしい理路整然とした主張で人心をつかんできた清々しさが消えて無理やり屁理屈に逃げ込んでいるようなところが多くなった。それを年貢の納めどきというのかもしれません。無理無体をしないで、市長を辞職したらそのまま政界を去るのがいいと思います。元々、いくら万能とはいえ、課題山積の大阪市政と国政政党の代表をこなすのは無理でしょう。お楽になったらどうです。

 

川柳「朝囀」 本人が 思うほどには 人気なし (誠)

 

 

 

 

 

 

 

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