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2014年3月

2014年3月31日 (月)

政倫審も必要ない…渡辺代表は政界を去るべし

 

 

渡辺喜美さん、あなただけの責任ではないかもしれませんが、わが国の政治がここまで劣化、人々の尊敬を得られなくなったのはケジメがないからだと思います。

人間だから過ちはある。心の緊張を失うこともある。でも、それをはっきりとした形でケリをつける。身を捨てる。それでこそやり直しができる。やり直しが許されるんです。

 

 でも、必ず開き直ったり、ごまかしたり、つじつま合わせて逃げようとする。その大方は失敗しています。政治生命を失うんです。40年余りの政治記者生活でみた政治の世界はその繰り返しでした。田中角栄元首相のロッキード疑惑、竹下登元首相のリクルート裏金疑惑、金丸信元副総理の東京佐川急便裏金疑惑…その取材を通して学んだことは私には政治家はできないなというひと言でした。

 

渡辺さん、訳の分からない巨額の資金を借り受けるとき、きちっと説明ができるような借り方をなぜしないんですか。いや、説明できないような大金をなぜ借りようとするんですか。自分が汗して働いた金ならそんなに簡単に使ったり、あるいは借りたりはしないでしょう。「借入金」はいつかは世間で通用しないやり方で帳消しにできるからでしょう。要するにたかりです。

 

年間320億円もの税金が各政党間で「山分け」出来る。

歳費意外に訳の分からない手当が濡れ手にあわの如く政界にあてがわれる。

国民や企業からの浄財、献金もある。億単位の借金をしてもいつかは何とか返せる。

お父さんのミッチーこと、美智雄副総理も晩年、お山の大将をめざしてつまづきましたが、お山の大将になったからって何が嬉しいんですか。

 

党の調査による結果公表や衆院政治倫理審査会での弁明、いずれも拒否します。

身内が代表に不利な結果をまとめるはずがありません。政倫審だっていわば内輪の幕引きの舞台だ。調査や説明じゃなくてつじつま合わせだ。

選択の道は一つ、政界から身を退くことです。

渡辺さん、あなたのような政治家を養う余裕はもう国民にはありません。

 

 

川柳「朝囀」アジェンダが バッジ外しに 伺います  () 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年3月30日 (日)

もう、話題にならない…渡辺代表巨額借入疑惑

 

 

「政界は大方そんなものだ」「話題にもならなくなるよ」。

街頭インタビューに答えたサラリーマンのいう通りなのかもしれない。

渡辺喜美みんなの党代表の巨額選挙資金借入疑惑は新聞、テレビでほとんど報道されなくなった。当座だけ大騒ぎする、メディアの一過性だという人もいる。

 

渡辺代表のしっかりした説明がない限り情報をもとに判断するしかない。

自分の党が政界第三極の軸になれるかもしれにないという好機に候補者を可能な限り立てて戦おうと目論んだ。資金は化粧品販売会社の会長にすがれば何とかなると考えた。手持ちの軍資金を考えて抱える兵の数をはじいたのではなく、その逆だったところにつまずきの元がある。

 

政治家を育てるために大金を湯水のように供した金持ちも過去にはいた。

立候補の挨拶に伺えば大金の入った大きな紙袋を持たせたという人の話もある。

政治家はわるびれず「政治には金がかかる」というが、それは違う。

政治に金がかかるのじゃなく、「選挙に金がかかる」のだ。

当選するために票田を抱えた組織や有力者にばら撒かなければならない。

 

「金を使って票まとめしているような政治家はいない」。

そんなことを政治家は言うが、そんなこと信用する人はいない。

やり方が巧妙になって容易にバレなくなっているだけだ。

政党や派閥のリーダーが大元で動かす金は半端な額ではないはずだ。

それにしても渡辺代表の5億円だ、20億円だという借入話は異常だ。

 

 庶民は消費税の引き上げに少しでも節約をとまとめ買いして生活防衛だ。

そのいじましい暮らしがお分かりになりますか、渡辺さん。

うそ偽りがないというなら堂々とその使い道などを公開すべきだ。

 他人の金の問題に厳しかった人が自分の疑惑に沈黙なんておかしい。

もう、あなたのおっしゃることは何一つ信じられません。

 

川柳「朝囀」もう下火 逃げ切れそうだ 渡辺さん  ()

2014年3月29日 (土)

アジェンダも第三極も金まみれだ

 

 

私たちは借金をしてまでも政治家をやってくれと頼んだ覚えはない。

それなのに政治には金がかかるんだと政治家はわるびれることもなくいう。

そして億単位の金を借りて選挙をして一族郎党を増やしている。

党首だ、党代表だとお山の大将になってふんぞり返っている。

いや、独りよがりに喜んでいる。

 

おととしの衆院選挙、渡辺喜美さんの党は第三極の軸を成すんだと調子づいた。

60人もの候補者を打ち立てあたかも全員が当選するようなはしゃぎようだった。

渡辺代表は普段から世話になってきた化粧品会社の会長に、手持ち資金が5億円しかないから5億円貸してくれといって借りた。その前には20億円とも言っていた。そして資金を借りて選挙をやった。

 

それでも借金は選挙のためじゃない、個人として借りたものだと言い張ってる。

個人として借りた金…それは一体何なんだ。借りた金を使って選挙をし一族郎党を抱えたんじゃなかったのか。選挙資金じゃないか。

渡辺代表の国語の学力がどの程度か知らないが、義務教育の学力がある人なら誰だって借りた目的も使途も選挙のためだと分かる。

 

そんな分かり切ったことを政治倫理審査会とやらで説明する必要はない。

政治家が非公開でつじつま合わせの話をさも大切そうに聞くだけだ。ごまかしだ。

 うそ偽りがないというなら堂々と公開の場でやるべきだ。

 「みんなの党」というのは国民と共感して進む政党という意味じゃないのか。

 みんなと言えば私たちだってその仲間ということになる。

 

 いやだね。そんな真のない政治家たちと仲間だなんて…くやしい。

まじめに働く者が報われる社会をつくるのが政治の役割だ。

多くの政治家はそれを貫いているだろう。渡辺代表のような政治家と同じ目で見られることは屈辱だろう。それだったら政界で浄化機能を発揮したらどうだ。

「政治家はみんな同じだよ」…街頭インタビューの声の通りなのか。

 

川柳「朝囀」 アジェンダも 第三極も 金まみれ ()

2014年3月28日 (金)

世間とずれた金銭感覚…説明にならない説明ばかり

 

 

きのう朝、本欄で「苦しまぎれに収支報告書の訂正で逃げるつもりじゃないでしょうね」って書いた。もちろん、化粧品メーカー社長からの8億円の借金の収支を隠してた渡辺喜美みんなの党代表のことです。

午後になったら何とズバリ「必要なら報告書を訂正してもいい」と記者会見した。

 

「私個人として借りた」…猪瀬前東京都知事もそうだったが、返さなければ闇献金か贈与税の巨額脱税だ。「個人」は逃げ道なんかにはなりません。

「選挙直前に借りたからといって選挙資金、政治資金とは限らない」…それこそ子どもに聞かせるような言い訳だ。違法性を打ち消す根拠にはならない。

渡辺さん、いかにも苦しまぎれの説明が多すぎます。

 

借入金の報告書記載がつじつま合わないことに「事務的なミス」って政治家のみなさんは言い訳するが、違法を承知でごまかすのとどこが違うんですか。

「倫理委員会に通帳などを提出し不正がなかったか調査してもらう」っていうけど、それは党所属の国会議員による倫理委委員会じゃありませんか。身内の委員会が党代表に不利になるような話にするわけないでしょう。

 

渡辺さん、あなたの説明は何一つ疑惑を晴らす決め手になっていない。

他の政治家の説明を決め手がないと責めてきたのは代表だったじゃないですか。

それより何より「金と政治」の問題を追及してきた代表が、自らは金に頼る政治をやってきた疑いがプンプンというのではお話にならない。

結いの党をめぐる対立がなければ闇献金にしてしまうつもりだったでしょう。

 

庶民は1000円、2000円の借金だってためらって暮らしている。

それを8億円、いや20億円の借金話もあった…金まみれじゃないか。

世間の感覚から離れすぎている。何が国民の味方、民意に根ざす政治か。

政治倫理審議会でもどこでもいい、巨額借り入れのわけと使い道を説明せよ。

その上で政界を退くことをお勧めする。

 

 

 川柳「朝囀」ウソでした 第三極は 四分五裂  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年3月27日 (木)

渡辺喜美さん、即刻、政治家をお辞めください

 

 これだから国民が政治にソッポを向くんです。

渡辺喜美さん、即刻、政治家をお辞めになってください。

第三極の政治勢力を拓くリーダーだなんて調子のいいことばっかり言って…

「金にまみれた政治」を常に批判し、無手勝流で日本の政治を再生させるようなことを言ってたのに…「金にまみれた政治家」そのものじゃないか。

 

 政界再編だかお山の大将取りだか知らないが合従連衡のたびに金をかき集めた。

日本維新の会との合体ばなしの時には何と20億円も借金しようとした。

 それでも「個人としての借金だ」と言い張るのですか。

 貸し方は、はっきりと「選挙資金だ」と言っているじゃないですか。

札束にどっちか書いてあるわけじゃないが、恥ずかしくないのか。

 

 そこまで危ない橋を渡って作った党だから他人に思い通りにされたくなかった。

過去の苦労を踏みつけにされたくなかった。だから、党を飛び出し結いの党を結成した仲間をいじめたくった。でも、その結いの党いじめに反対だった大金の貸し方と決別、あらいざらいを書き連ねた手記を週刊誌に投げ込まれてしまった。

 金に頼った者が金に命を断たれる…政界の変わらぬ掟です。

 

 苦しまぎれに政治資金収支報告書の訂正で逃げるつもりじゃないでしょうね。

でも、ここまで暴露されたらもう政治生命は一巻の終わりでしょ。

 特に過去の言動とあまりに違い過ぎる…

 漂流する政界の救世主のようなことばっかり並べ立てて有権者を躍らせてきた。

その挙げ句がこれじゃあ、詐欺師みたいなものだ。

 

 党のみなさん、そして渡辺さんを国会に送り続けている選挙区のみなさん、さらに報道陣のみなさん、これをそのまま看過するようじゃあこの国の政治に希望なんかありません。将来なんかありません。

 真面目に働く者がそれなりに報われる社会にすることが政治の常道です。

 そこへ政治の軸を戻すためみんなで力を合わせようじゃないですか。

 

 

 川柳「朝囀」大ぼらの 政治支えた 8億円  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年3月26日 (水)

キリン公開解剖の動物園、今度はライオン一家殺処分

 

 

 解剖教室とはいえ来園者の前でキリンを殺処分したコペンハーゲンの動物園で今度は、ライオンの一家4頭を殺処分したそうだ。

 新たに飼う若い雄ライオンが、そのライオン一家、特に父親ライオンを襲撃することになるのでその前に処分したのだそうだ。

 

キリンの時と同じで一家4頭を引き取ってくれるところを探したが、適切な引き取り希望者がいなかったからだという。

動物のことは専門知識もないから勝手なことを言うが、ライオン一家を引き取ってくれる動物園はなかったのだろうか。

動物園は動物を殺すところじゃない。動物を飼育する、生かすところじゃないか。

 

アフリカの原野やサファリに放ったらどうかなんて言えば、多分、人間に飼育された動物は自然の中で生きていけないんだ。そんなことをしたら野性の動物の餌食に供するようなものだと言われるだろう。

だからこそ野生動物をひとたび檻の中で飼うことをはじめたら、最後まで檻の中で看取ってやるべきじゃないか。

 

キリンの「公開解剖」の時にも書いたが、この動物園は狂気、残虐な人たちが経営しているのじゃないのか。

コペンハーゲン、デンマークといえばアンデルセンの国だ。メルヘンの国だ。

おやゆび姫、人魚姫、マッチ売りの少女など童話を生んだ国だ。

誰が考えたって子どもや動物を大事にする国ではないか。

 

 動物愛護団体はもちろん、人権団体ので激しく抗議しているそうだ。

当然だろう。ライオン一家の殺処分の話を聞いた子どもはショックだろう。

 動物虐待の先には命軽視、その先には人命軽視の恐ろしい精神が潜んでいる。

 結論をいえばこの動物園はもう廃業した方がいいね。

 

 

川柳「朝囀」あな恐ろし 屠殺場のような 動物園  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年3月24日 (月)

橋下さん、こりゃ負けだ…6億円返せ!

 

 

有権者の4人に1人しか投票に行かなかった大阪出直し市長選。

投票者の9割の票を集めはしたが、支持者は有権者5人のうち1人にも満たない。大阪市の人口が268万人だから橋下さんの得票はそのたった14%だ。

つまり、市民100人のうち14人しか支持しないのに「市民の代表」と言えるのだろうか。

 

 こんな選挙結果をもって橋下さんは「勝った」「大阪都構想は支持された」というのだろうか。多分、ほかの人の選挙なら「選挙になっていない」「こんなの勝ったとは言えないよ」と扱き下ろすだろう。

 じゃあ、大阪市民はどう評価するんだ。住民投票はどうする。

こんな結果でも強引に都構想を進めようとする橋下さんを認めるのか。

 

 市民の代表たる市議会が反対したら、それなら市民の意見を聞こうじゃないか。

そう言って開き直って市長を辞職し、出直し選挙に持ち込んだ。

その出直し選の結果が当選とはいえ、14%の市民しか支持しなかった。

いくら民主主義だ、多数決の原理だといったって「勝った」とは言えない。

字面で「勝った」が、実質は「負けた」というべきだろう。

 

 橋下さんは選挙戦の最中も「ダメなら落としてほしい」と訴えていたのだから、

「市民が落とさなかったことは私にやれということだ」と開き直った。

「1人でも勝ちは勝ちだ」「落とせと言ったのに落とさなかった」「各党が候補者も立てず不戦敗を決め込んだ」「私にはいくらでも理屈がある」…橋下さんの作戦にこれからもおどらされ続けるのだろうか。

 

選挙そのものに大方の市民が背を向けた。投票したとはいえ白票の山。

ひとにぎりの市民しか支持しなかった。誰が考えたって「お墨付き」が与えられたとは言えない。そこから聞こえてくる「民意」を汲み取ってこそ民主主義だ。

橋下さんの民主主義は、無理やり理屈でねじ曲げたご都合主義だ。

こういうやり口、民主主義は子どもたちには教えないで欲しい。

 

 

川柳「朝囀」 世の中に 勝っても負けの 正義あり () 

 

 

 

 

 

 

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2014年3月21日 (金)

猪瀬証言、次々と崩れる…もう興味ありませんか

 

 

~ん、よくも言ったり、ぬけぬけと…そんなひと言だね。

何って、逃げ切れず辞職した猪瀬直樹前東京都知事の証言さ。みんなデタラメだ。

ひどいのは医療法人「徳洲会」グループから受け取った5000万円について「選挙資金じゃない。生活のための個人的な借り入れだ」と言ってたことだ。

 

 グループの創設者、徳田虎雄前理事長は東京地検特捜部の調べに「(資金は)選挙資金という前提で出した。当然じゃないか」と説明しており、猪瀬前知事の主張と真っ向から食い違っている。

 「徳洲会」グループ側から受け取った5000万円の中から仲介してくれた人物に500万円を抜き出して手渡したというのも随分荒っぽい。

 

 生活資金として借りた金の1割もの大金を口利きしてくれた人に差し出すなんて金の貴さも分かっていない。金のありがたみも分かっていない。

 徳田前理事長は「(資金は)貸した」と語る一方で、「戻らなくても仕方がないという認識だった」と語った。へ~ え、太っ腹じゃない。金銭感覚の乱れだ。

政界では大金がかくも粗略に動いていると思わざるを得ない。

 

 選挙に備えた資金、それも公表できない闇献金なのだ。

政治資金収支報告書にも記載されていないとなれば明白な公職選挙法違反だ。

こんな人がちょっと道路公団解体か民営化でスタンドプレーをやったら大政治家が現われたと大騒ぎして首都のリーダーにまつりあげちゃった。

目くらましにあったのではなく、江戸の衆は人を見る目がないのだ。

 

 化石のような人たちが躍り出た後釜選びも済んで猪瀬さんは話題にもならない。

新聞、テレビは焼けぼっくいがくすぶるにように時々報道する程度だ。

首を取ってしまえばそれで終わりという時代劇がまだ続いている。

かといって辞職もしたし罪一等を減ずなんて現代風大岡裁きはご免だ。

市中引き回しの刑で見せしめにしてやりたいくらいだ。

 

 川柳「朝囀」 直樹さん 倍返し程度で 済みますか  ()

 

 

 

 

 

 

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2014年3月20日 (木)

過労死防止法制化だって、今ごろ何言ってるの!

 

 

 

はたらけど、はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり、ぢっと手をみる―

くらしの天才詩人、石川啄木の誰でも知っている名作の一つだ。

 文化人類学者、今西錦司は「自分一個の生活を支えてゆくだけでなく、自分以外のものの生活まで支えてやるために努力する時、この余分の努力のことを労働という」と書き残した。

 

 わが日本人の持ち味の一つに勤勉さがある。そしてこの国には世界でもめずらしい国民病ともいうべき病がある。致死率100%という恐ろしい病だ。

「過労死」―罹りやすい人と滅多に罹らない人とがあり、自覚症状がある人とほとんど自覚症状がない人とがある。

その発症率はその人が働いている職場環境によるところが多い。

 

その世界でも稀な病気を防止しようと政界が重い腰をあげることになった。

過労死防止法案―自民党が過労死防止を国の責任と位置付け、大綱を策定して啓発や調査、研究を進め、相談・救済体制を整備するという。

長時間労働などによる過労が原因でくも膜下死や心筋こうそく死に見舞われても労災認定される事案は氷山の一角だといわれる。

 

厚労省が就労に絡むとして労災認定したのは2012年は123人にすぎない。

過労死につながらないよう就労条件の改善や職場環境の整備を指導する一方、労災認定を迅速かつ積極的に進め家族の生活支援を強化するようにする。

過労死は一家の大黒柱を失う場合が多く、迅速な救済決定が不可欠だから認定審査などのスピード化を図るという。

 

 過労死防止は超党派の国会議員連盟の中の野党議員たちが議員立法での成立をめざして昨年末に法案を先行提出している。自民党は野党と法案のすり合わせを進めて今国会での成立をめざすという。過労自殺も増え続けており、労災申請に至らないケースも多いといわれ、猶予を許さない状況だ。サービス残業大国の汚名をすすぐよう急いでほしい。

 

川柳「朝囀」本当か 過労死防ぐは 国の責務  () 

 

 

 

 

 

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2014年3月18日 (火)

本当に解決に向かうのか拉致問題

 

 18日の朝刊を読んだ人の多くが小泉政権で北朝鮮問題に携わった飯島功内閣官房参与のきわどい発言に「オヤッ」と思ったに違いない。

 横田滋さん、早紀江さん夫妻が北朝鮮に拉致されためぐみさんの娘キム・ウンギョンさんや夫、その子どもと面会したことについて「外交カードとしては失敗の策かも知れない」と語っていたからだ。

 

飯島参与は「めぐみさんが生存している前提で(面会に)行ったとするなら果たして良かったのかどうか」と述べた。

つまり、北朝鮮の「(めぐみさんは)死亡した」との主張を日本政府が追認したと受け止められかねない、という懸念を示したものだ。

その通りかもしれない。

 

 夫妻は面会後の会見でも面会に当たってめぐみさんのことは持ち出さないよう心がけたし、ウンギョンさんからも出なかったことにホッとした様子で、「めぐみをはじめ被害者全員が帰国する日に向かって一段と力を入れたい」と語った。

 元々、モンゴルでの面会になったのは夫妻が北朝鮮で面会すればウンギョンさんが「母(めぐみ)は死亡した」と言わされると恐れていたからだ。

 

 夫妻は面会したいのはやまやまだが、めぐみさん死亡が明確に示されてしまうような事態にだけはしたくない、その不安で揺れ続けたのだ。

その面会がウンギョンさんだけでなくその夫や2人の間に生まれた赤ちゃんも含めての、肉親の感激の対面というイメージづくりの中で行われた。

そのことを飯島参与は一つの想定のなかで気遣ったのだ。

 

北朝鮮が軟化したのでなく主張し続けてきた着地点への幕引きだ。

それに日本政府が協力しているとすれば外交は間違いだと飯島参与は言うのだ。

横田さん夫妻に「(めぐみさんについて)本当のことが出てきたら、その時は覚悟する」とまで言わせた今回の面会を喜んでいいのかどうか。

政府のいう拉致の完全解決とはどういうことなのだろうか。

 

 

 川柳「朝囀」悲しみを 押し込ませても 解決か  ()

 

 

 

 

 

 

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2014年3月17日 (月)

横田夫妻会見、めぐみさんとの再会に望み語る

 

 

 

 北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのご両親がめぐみさんの娘、ウンギョンさんやその赤ちゃんらと面会した感想を語る会見を見た。

「ウンギョンさんはめぐみの子どものころによく似ていました」

「めぐみのことを思い出しながら長い時間話すことが出来ました」

控え目ながら表情をゆるめ語るご両親の様子にホッとした。

 

ウンギョンさんやひ孫の赤ちゃんを前にご両親はこみ上げるものをおさえ切れなかったに違いない。煙のように忽然と姿を消しためぐみさんを待ち続けて40年。めぐみさんがいつ帰ってきても家に入れるよう門戸を開け放しにした。

風が雨戸を揺すっても枯れ葉が窓ガラスをたたいても、夜の夜中でもハッと飛び起きて「めぐみか」と声を掛ける日々だった。

 

それがこともあろう北朝鮮に拉致されていた。船べりを掻きもがいて爪がはがれ血まみれになって助けを求め続けたという。拉致された時に持っていたバドミントンラケットのケースに「横田めぐみ」とマジックで書き残されていた。ご両親が助けに来てくれた時に自分のことをすぐ分かってくれるようにという思いを込めたものだった。両親の救いの手はついにモンゴルまで届いた。

 

あと一歩だ。ご両親とめぐみさんとの対面が1日も早くかなえられるのを願わずにはいられない。子どもやきょうだいを拉致された悲しみや悔しさは家族会の誰も同じだと気遣うご両親は何度も会見の中で「被害者全員が帰ってくるまで戦います」と繰り返していた。自分たちの思いをおさえ込んでも家族会のことを気遣う…その心情を思うと胸が締めつけられる。

 

これがきっかけになってめぐみさんをはじめすべての被害者が帰国することにつながる望みがまた出てきた。ご両親はウンギョンさんから「母は死亡した」と告げられる恐れがあると不安がっていたが、その話はなく、ご両親は「めぐみの生存への確信は全く揺らいでいない」と語った。

拉致被害者の全員帰国へ新たなページが開いたものと念じたい。

 

 

川柳「朝囀」 モンゴルの 仲立ち貴く 対面する () 

 

 

 

 

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横田夫妻、めぐみさんの娘と面会…めぐみさん生存確信ゆるがず

 

 

 

 北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのご両親がめぐみさんの娘、ウンギョンさんやその赤ちゃんらと面会した。待ちわびているめぐみさんの子ども、孫だものうれしいに決まっているじゃないか。よかったと思う。

 

 でも、思いっきり喜びを表わせない。

めぐみさんと同じように拉致された被害者の家族への気遣いもある。自分たちだけが喜ぶわけにはいかないという思いがあるからだ。気の毒な話だ。

 突然、かわいいわが子を拉致されて不幸のどん底に突き落とされたままだ。

命を絞るほどに助けを求めているのに政治は無力だ。

 

そんな中で孫に会えた。どんなにうれしかったことだろう。

だが、ご両親はそのうれしさを語る前にまず「被害者全員が帰ってくるよう活動を続けることに変わりはありません」と語った。

ご両親のおっしゃる通り、これがきっかけになってめぐみさんをはじめすべての被害者が帰国することにつながるよう願わずにはいられない。

 

ご両親は今回の面会ばなしに慎重だったといわれる。

それはウンギョンさんから「母(めぐみさん)は死亡した」と告げられるかもしれないという不安があったからだ。北朝鮮で面会すればウンギョンさんがそう言わされる恐れがあるとして面会先をモンゴルに選んだ。でも、それはなかった。

面会後、「めぐみの生存の確信は全く揺らいでいない」と家族会に伝えた。

 

被害者でありながらここまでご両親が気遣いをしなければならない。

娘を拉致された悲しみの上に気遣いを負わせる。むごい話ではないか。

 そんな苦悩のどん底に突き落としたままだということに政治家は思いを致していただきたい。青いバッジを胸につけてポーズだけ取り続けるのはもうおしまいにして拉致完全解決に向けて全知全能を働かせよ。

 

 

川柳「朝囀」政治家は 2歩進んで 2歩下がる () 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年3月15日 (土)

がん闘病の長官に「美談にするな」はひど過ぎる

 

 

「1票」を持った市民には気味悪いくらい猫なで声なのに役人にはこれ以上ないような罵詈雑言をぶっつけて扱き下ろす。国会議員はそんなにエライのか。

国会答弁をめぐる小松一郎内閣法制局長官への野党の攻撃報道を新聞で読んでいるとそんな思いになる。

 

 自分たちも聞かれたことにそんなに的確に答えられないじゃないか。

舌禍は、しょっちゅうとは言わないまでも、誰かがどこかでやっている。

その幕引きだって言い訳、詭弁、何でもござれだ。

それなのに役人の発言には一字一句難くせをつけ、辞めろ、引っ込めコール。

役人に辞職、辞任を迫るならたまには辞め方の見本を示したらどうだ。

 

 小松長官がたたかれている1件は、確かに問題ないとは言えない。

参院防衛委員会で「安倍首相は、自民党が野党時代に決定した国家安全保障基本法案を国会に提出する考えではないと思います」と答弁した。

 法制局長官に法案の提出権があるわけではない、越権行為だ…と食いつかれた。

法の番人であるべき長官が(安倍)首相の番人か…と首相の任命責任まで及んだ。

 

 長官は委員会で、「首相は基本法案を提出するかどうか考えを述べてはいないと私は理解しているという趣旨で言ったが、言葉足らずだった」と謝罪した。

 だが、安倍政権を揺るがす材料がなかなか見つからず、攻めあぐねていた野党はここぞとばかり食いついた。ハゲタカが小さな傷口を攻めてバイソンの巨体を倒そうとしているような図だ。

 

民主党の福山哲郎議員は再三、発言の撤回を迫ったが長官は応じなかった。

長官がガンに蝕まれた体をおして出てきていることに、療養してろ…国会に出てきて、論戦を美談にするのはゆるさんとばかり辞任を迫った。病身をおして職務にまい進する役人に「美談にするな」とはむごい。長官は「私は悲壮がって美談仕立てにしようしているのじゃない」と反論した。

 

それくらい重大な問題だと福山議員は言いたいのだろうが大事なものが欠けている。福山議員の発言を聞いていた議員席は反応さえなかった。それも哀しい。

与党席の議員たちは一体何を考えているんだ。

そんな政治家から選挙のたびに「国民にやさしい政治」「民意が大事」などと言われても信じられない。

 

川柳「朝囀」 ああむごい 患う人に ことばの剣  ()

 

 

 

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2014年3月13日 (木)

「河野談話」、検証でまたお茶にごしですか

 

 

 「河野談話」の作成過程を検証するのは国民に説明責任を果たすためだと菅義偉官房長官が言い出した。見直し、つまりそれを否定することはしないという。

再三、「安倍内閣の河野談話継承の方針に変わりはない」とも強調しており、見直しにつながらないような検証ならやる必要はないじゃないか。

 

なぜ、そんな分かりにくい段取りになるのか。

「河野談話」を根拠にした韓国の日本たたきの足を何とか止めたい。その作成に当たっては韓国側の意向をのみ込んだ文言になったことを韓国に分からせたい。

 つまり、韓国の執ような日本たたきはもう容認できないし、かといって決裂しないような着地を図りたいという日本流のおさめ方を描いているからだ。

 

 当時、談話作成に関与した石原信雄元官房副長官が衆院予算委員会で、元慰安婦の証言を基に作成したが裏付け調査はしなかった、政治決着を急いだ日本が韓国側の意向を受け容れた文言にするためすり合わせが行われたと証言した。

 石原証言をそのまま放置するわけにはいかない。検証するのは当然だろう。

その結果として重大な事実が明らかになったらどうする。

 

検証する前から、見直しはしない、談話は継承する…などというのは弱腰過ぎる。それが韓国への牽制になり対日融和を引き出すことになるという読みだろうか。

「河野談話」そのものが政治決着を急いだ贖罪談話であり、そこが日本への不当な批判の元になっているというのに、その解消を図ろうという検証作業でまた同じように韓国のご機嫌伺いというのでは情けない。

 

その場をしのげばあとは何ともなる。「お茶濁し」外交だ。

そんな時代遅れな政治、外交は生き馬の目を抜くような国際社会で通用しない。

 すでに国際社会は日本、日本人に対する認識、評価を大きく変えつつある。

欧米の言論人は「なぜ日本は毅然たる姿勢をとれないのか」と嘆いている。

 次代を担う若い世代が縮こまってしまうばかりだ。

 

 

川柳「朝囀」 検証も 先にあるのは 媚びへつらい () 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年3月12日 (水)

河野談話、検証はするが見直しはしない? 何のこったい

 

 

 従軍慰安婦問題をめぐり旧日本軍の関与と強制性を認めた「河野洋平官房長官(1993年、当時)談話」について、談話作成の経緯はしっかり検証するが、見直しはしないとの菅義偉官房長官の説明は非常に分かりにくい。

 

 「河野談話」をめぐる今回の動きは、そもそも朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領が就任するが早いか「(日本で)否定する言動が出てきたのはけしからん」と発言し、中国とともに安倍たたき、日本たたきを始めたことに起因している。

 当時、談話作成に関与した石原信雄元官房副長官は衆院予算委員会で、元慰安婦の証言を基に作成したが、裏付け調査はしなかったと証言した。

 

 それを受けて安倍首相は(検証に向けた)議論を真剣にやる必要があると語った。

菅官房長官は「決着した過去の問題が韓国から再び提起されている状況なので、しっかり検証する」と語り、検証チームを政権内に新設する方針を明らかにした。

石原証言では談話作成過程で韓国側との文言のすり合わせが行われた可能性があり、それも政治決着を急ぎ韓国側の意向を受け容れたようだ。

 

そうした経緯を検証すれば、慰安婦の証言がすべて「事実」として文意が立てられた可能性が強く、しかもことの真実は別にして日本の消極的同意の雰囲気の中で作成された談話だった疑いが出てくるだろう。

それでも政府は「河野談話」を見直さない、現状のままとするのか。

それなら韓国が首脳会談の開催など対日融和に転換するというのか。

 

いや、それで当面の関係修復のお茶濁しをされても困る。

朴大統領自身の豹変、方針転換がないとは言えないし、ポスト朴政権が再びその「贖罪談話」を基に日本たたきを始めないとも限らない。

 それなら検証を徹底して行い、その結果として「河野談話」の欺瞞性が見つかったら、それを白紙化するくらいの強い態度に出るべきだ。

 

朴大統領の日本たたきはその執よう性やタイミングからして許せない。

日本は東日本大震災で国土の一部を廃墟にされ安全神話の崩壊を伴う原発事故に見舞われている時だ。隣人として救助の手を差し伸べるどころか、その窮状につけ込んで「歴史の大過」を突き付けてくるとは人間としても問題ありだ。

 そんな相手に何を気遣っているんだ。

 

川柳「朝囀」 じゃじゃ馬に 人の苦悩が 分かるかい  () 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年3月11日 (火)

増える被災地の関連死…もっと届けよう「癒」しの言葉

 

 地震や津波による直接死より、避難生活の長期化のため亡くなる関連死の方が多くなった。震災地周辺を含めた10都県で3048人だという。

 震災から助かったのに生き延びることが出来ない。哀しい。

不幸な人々に本当の救いの手がのびていないことを示している。

 

 実は1月末、関連死が直接死を上回った現地の話を聞いて「被災地が捨て置かれているのじゃないか」と怒りを込めて書いた。

 阪神大震災でも避難生活からこぼれるように人知れず亡くなる孤独死が増えたことが悲しみを誘った。新潟・中越地震でも道路を遮断され狭い車の中での避難生活を余儀なくされた高齢者が生きのびられなかった。

 

震災地が復興に向けて動き出すと置き去りにされる病人や老人。

混乱の中、しかも世話をかけることを気遣ってなかなか声をあげにくいのだ。

 今も避難生活を余儀なくされている人は30万人に迫る。

関連死の認定を早く広く認めて生活を立て直す後ろ盾を作ってやってほしい。

1人でも避難生活からこぼれ落ちるのを救ってやってほしい。

 

 被災者の4人に1人が心に後遺症を抱えたままという東北大の調査報告、5歳~8歳児童の3割が心的障害に苦しんでいるという厚生労働省報告、いずれも避難生活にきめ細かな救いが届いていない証拠ではないか。

 新聞やテレビが被災日やその近辺に集中報道するのは仕方がないが、政治や行政は切れ目のない救いの手を差し伸べて欲しい。

 

被災地の復興を促進しようという安倍首相の全閣僚への指示は被災地を勇気づけたものと信ずる。特に安倍首相の(被災地の)「心の復興」に全力をあげるという話が現実になることを願わずにはいられない。

文明を追いかけてきた国、私たちの心にも欠けているのは「癒し」「癒される」という心情だ。もっともっと「癒し」の言葉を被災地に届けよう。

 

川柳「朝囀」 やっと出た 「心の復興」 励まされ ()

 

 

 

 

 

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2014年3月10日 (月)

なぜ助けられなかった子ら…大川小の遺族訴訟起こす

 

 わが子がいなくなった現実をどうしても受け入れられない。

全校児童の7割にあたる74人が津波の犠牲になった石巻市・大川小の遺族が、被災日の前日にあたる10日、石巻市と宮城県を相手取り損害賠償を求めて仙台地裁に訴えを起こした。

 

助かる可能性がいっぱいあったのになぜ救えなかったのか。

親たちはその一点で納得の可能性をさがすつらい旅に出たのだ。

1人1億円…わが子の命を賠償額に置き換えるのはつらかっただろう。

でも、悲劇の真実に迫りたい…その思いに背中を押された。

 

大川小が津波襲来を知らされた時は50分も余裕があった。

だが、子どもたちを校庭に集めたまま避難先や避難ルートをめぐって混乱し、避難行動を開始した時は10分もゆとりはなくなっていた。

最後は安全な裏山でなく危険な河川堤防を避難先に決めた。避難を始めて数分で津波に遭遇、子どもたちは手をつないだまま濁流に飲まれていった。

 

専門家らによる第三者委は、避難決定の遅れや危険な河川堤防を避難先に選んだことが多くの児童が犠牲になった最大の直接的な要因」と結論付けた。

だが、避難決定の遅れについては関係者が死亡していることから遺族の疑問に十分に答えられなかったばかりか、再発防止策を示すのが(第三者委員会の)目的だという説明に遺族は打ちのめされ、真相究明を法廷に求めた。

 

 市教委は生き残った子どもたちから聞き取った証言メモを命を投げ捨てるかのようにくずかごに捨ててしまうなど子どもたちへの気遣いに欠けていた。そのことにも鉄槌を加えて欲しかったのに第三者委はほとんどを素通りした。

訴訟という悲しみの旅はいつ終わるのだろうか。遺族が事実を受け容れられるような日は来るのだろうか。それはいつになるのだろう。

 

川柳「朝囀」口だけで きめ細やかにと いう政治 (誠)

 

 

 

 

 

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2014年3月 9日 (日)

大震災3周年報道…政治の無力感ばかりただよう

 

 

大震災3周年の新聞、テレビ特別報道をみているとつくづく政治の無力を痛感する。今なお30万人が避難生活を余儀なくされ放射能の恐怖にわが家、ふるさとを追われ帰還のメドもたたない人たちが大勢いる。地震や津波による直接死を免れたのに長い不自由な避難生活の中で命絶たれている人もいる。

 

そんな状態で被災地の復興は進んでいると言えるのだろうか。

予算を組んでそれを事業別に配分すれば政治の役割は終わりなのか。

復興事業は次々と下請け企業に下ろしてこと足れりとしているではないか。

除染作業の手違いだってみんな請負企業のせいにしてうやむやにした。

3年の節目に政治家も役人も現地をつぶさに見てきたらどうだ。

 

避難生活が長引いて病状が悪化したり発病したり、先をはかなんで自ら死を選んだり…被災地は棄て置かれているように見えて仕方がない。

 被災者の4人に1人が心に後遺症を抱え、地震、津波の無残な光景から逃れられない。後遺症が心にめり込んでいる。幸せの証、家族が離ればなれに暮している状況は何とかしないといけない。生きる希望もないじゃないか。

 

大震災発災当時3歳~6歳だった子どもの3割が「うつ」や「心的障害」に苦しんでいると厚労省が発表した。心配だ。深刻な不安や抑うつ、引きこもりなど内向的問題のほか攻撃的な行動をとる外向的問題まで出ているという。

いずれも治療が必要な状態だという。放っておけない。早く手立てを講じなければ取り返しがつかないことになる。

 

子どもたちの心に刻まれた傷は表面的には見えないから心配だ。

国の将来を背負う大事な人材じゃないか。人づくりが仕事の政治家は気にならないのだろうか。原発の「再稼働」うんぬんより先に手を打たねばならない。

言葉ばかりで、被災地への真のきめ細かな支援は途切れがちだ。

悲惨な被災地を政治家はもっと目を開いて見届けよ。

 

 

  川柳「朝囀」 途切れてる 支援という名の 速達便 (誠)

 

 

 

 

 

 

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2014年3月 7日 (金)

怒りを超えてあきれる…幻のピアニスト謝罪会見

 

 楽曲が別人の作品だった“全聾(ろう)のピアニスト”佐村河内守氏(50)の謝罪会見を聞いてますます人が信じられなくなった。

全聾、広島生まれ、被爆2世…人々の心を虜にする要素を巧みに利用した。

人々、特に高齢者の苦悩、苦しみにつけ入る振り込め詐欺と何も変わらない。

バレたら「うそだった」とわるびれず謝って、そこに同情を呼び込もうとする。

 

 それをある人は典型的な詐欺師といい、またある人はペテン師という。

不安なことはそういう裏切りに社会がそれほど怒っていないことだ。

別人の作だと疑いもしなかった…欺かれたと気づかなかったじゃないか。

作曲者は誰でもいい、いい曲ならそれでいいじゃないか。

社会の隅々からそんな声さえ聞こえてくるではないか。

 

全聾というハンデを乗り越えて生きるピアニスト…本物ならすごい。

その人々の驚嘆につけ入ってだました。金と名声を手にした…犯罪だ。

しかも、障害者であるかのごとく装ってだ…人間性としては最低だ。

その人間性を見破れず「全聾のピアニスト」「現代のベートーベン」と虚構を作り上げる主役を演じた新聞、テレビはどうする。

 

 本当に耳が聞こえなかったベートーベンが「私も耳が聞こえたのじゃないかと疑われているかもしれない」と天国でにがり切っているだろう。

 世の中をペテンにかける一端を演じておきながらどこ吹く風と批判報道をしている新聞やテレビ、18年間も人々をだまし続けてきたゴーストライターも同罪だ。一片の謝罪で済むだろうか。

 

社会には障害を乗り越えて活動している人たちが大勢いる。

音楽界はもちろん美術、芸術、学術、スポーツ…とあらゆる分野だ。

そういう人たちを裏切り、失望させ、傷つけたという点で今回の出来事は罪深い。

世間の冷たい目を気にしなければならないとなったら気の毒だ。

「一杯食わされた」程度の話ではない。

 

川柳「朝囀」またですか 美談好きを つけ込まれ(誠) 

 

 

 

 

 

 

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悲しみこらえ訴訟へ…津波にのまれた大川小児童の親たち

 

 東日本大震災から間もなく3年…また悲しみ、くやしさが戻ってくる。

助かるはずだったわが子を信頼していた学校の手落ちで失った遺族の苦悩はひときわ深く痛ましい。全校児童の7割にあたる74人が犠牲になった石巻市・大川小の遺族が、被災日の前日にあたる10日、石巻市と宮城県を相手取り損害賠償を求めて仙台地裁に訴えをこすという。

 

大川小が津波襲来を知らされた時は50分も余裕があった。

しかし、子どもたちを校庭に集めたまま避難先や避難ルートをめぐって混乱し、避難行動を開始した時は10分もゆとりはなくなっていた。

しかも、安全な裏山でなく危険な河川堤防を避難先に決めたため、避難を始めて数分で津波に遭遇、子どもたちは手をつないだまま濁流に飲まれていった。

 

専門家らによる第三者委は、多くの児童が犠牲になったのは危険な河川堤防を避難先に選んだことや避難決定の遅れが「最大の直接的な要因」と結論付けた。

しかし、その遅れの原因については関係者が死亡していることから遺族の疑問に十分には答えられなかった。さらに再発防止策を提示するのが(第三者委員会の)目的だという説明に遺族は打ちのめされ、独自に真相に迫ることにした。

 

 遺族は、子どもたちの命への配慮が欠けていたことを学校に認めさせ、何らかの責任を迫ってほしかったのに素通りされた。

 生き残った子どもたちから聞き取ったメモを廃棄してしまった市教委に鉄槌を加えてくれるのは第三者委しかないという最後の望みも断たれた。

 

犠牲になった児童の遺族の半数が提訴に参加を表明、賠償請求額の調整を済ませた。わが子の命を賠償金に置き換えることには悲しみや戸惑いがあるが、悲劇の真相に迫りたいという思いが遺族の背中を押した。

助かる可能性がいっぱいあった子どもらをなぜ救えなかったのか、遺族はその一点で納得の可能性をさがす旅に出る。

 

 川柳「朝囀」 訴訟という 悲しみの旅に いま出ます (誠)             

 

 

 

 

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2014年3月 4日 (火)

子育てにたじろぐ親たち…殺人犯は高校生だった

 

 

 

三重の中3女生徒強盗殺人事件の犯人は事件当時高校3年の男子生徒だった。明るい性格で、学校の成績もよく、学校行事にも積極的に参加していたという。

 どこにでもいる普通の、いや、非のうちどこがない少年だ。

その少年が金が欲しくて何の罪もない少女を殺害し、何食わぬ顔で暮らしていた。

 

 少年と同じ年ごろの子を持つ親たちはどう子育てをしていいのか分からないだろう。たじろいでいるに違いない。子どもたちに何をどう教えたらいいのか、学校教育の基軸に何か間違いがあるのか、教育関係者は戸惑っているだろう。

 友だちも多く成績もいい…それさえできていれば安心だと先生も親たちもそういう視点で子どもを見てきたじゃないか。

 

 誰もそんなことは思いたくないだろうが、少年の心に潜む二面性、いや裏面性というのが気になって仕方がない。

明るい、真面目、積極的…普段の姿は少年によって作られている、演じられているのかもしれない。「いい子」であることを求められる学校生活は、少年とは別の人格に演じられているのかもしれない。

 

それを演じ切れなくなった時に裏面の本性がむき出しになる。

金が欲しいという欲望が目を覚ましたところで独り歩きの被害少女に出会い、犯行に及んでしまった。あとは我に返ってこわくなり、自分を守るために平静をふるまう。そういう時の少年の姿が友人たちには静かな、やさしい感じ…という印象を与えたのではないか。

 

あまり目立たない一面もあった…という友人証言も気になる。

友だちや先生を手こずらせるような面があれば普段から救いのて立てが打てる。

だが、目立たない存在では気にもとめられない。ことを起こした時には誰もが「うそだと思いたい」と驚くような事件になっている。

学校も家庭も社会も「いい子」を求め過ぎていないか。

 

 

川柳「朝囀」 「疲れたよ」 小さな声が 叫んでる (誠)

 

 

 

 

 

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2014年3月 3日 (月)

「河野談話」の検証、見直しは当然じゃないか

 

 

 慰安婦集めの強制性を認めた「河野談話」の作成経緯をやっと政府が検証する。それにしてもなぜ国論が賛否に分かれるのだろう。分からない。

賛成派は、談話は謝罪を優先した作文で日本の名誉が著しく傷つけられており、贖罪の談話の見直しは当然だという。

 

ところが、反対派は元慰安婦の証言内容の裏付けと言っても残っている資料や記録を改めて検証する程度しかできないという。そうなれば元慰安婦の証言に疑いをかけるだけじゃないか、と韓国の反発を買うことになる。日韓関係が善い方向に向かう保証がない中であえて暗中を模索するのかと反論する。

 

そもそも談話の作成過程で闇の部分を残したことが大きな問題だ。

強制性のよりどころ、元慰安婦16人の聞き取り調査は裏付けを取ってなかったことと、談話をまとめる段階で韓国との間で行われたという文言のすり合わせがどんな内容だったか明らかにされなかったことだ。

 

つまり、元慰安婦の証言を聞き受けたかっこうで談話をまとめた疑いが濃いことだ。証言をそのまま事実として談話を作成した疑いをぬぐえない。

また、文言のすり合わせは政治決着を急ぐ方に傾斜し、韓国側の言い分をほぼ受け入れたかっこうで、日韓合作で行われた可能性が強い。

 

そうした不明部分を残したままで作成された談話を根拠に日本だけが国際的に不当に批判されていることは看過できない。日本人は誰もがはっきりさせてほしいと願っているだろう。談話を一歩でも真相真実に近づけるのは当然だ。談話作成にあたった担当者や河野洋平元官房長官は進んで証言すべきだ。日韓関係のその先を案じて黙している時期はとっくに過ぎている。

 

川柳「朝囀」河野さん 国を路頭に 迷わせて (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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