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2014年5月 9日 (金)

老女、鬼の列車事故賠償判決に上告

 

 

 91歳の認知症の夫が徘徊中に列車にはねられ死亡、振り替え輸送などの損害賠償を命じられた当時、85歳だった妻は9日、最高裁判所に上告した。

控訴審判決で命じられた賠償額は第一審の半額に減じられたとはいえ359万円…ごく普通の老女が簡単に支払える金額ではない。もし、あなたならどうする。

止むに止まれぬ上告だっただろう。

 

それにしても控訴審判決で老女に介護責任を果たしていないとして359万円の賠償を命じた名古屋高裁の裁判長は正に鬼だと今も思う。

 夫は妻がまどろんでいるちょっとの間に家を抜け出してしまったが、裁判長は「目を離して介護義務を怠った」「徘徊防止の出入り口のセンサーのスイッチを切っていた」などをその証拠として指摘した。

 

この判決を聞いて私は怒りで体がふるえた。

介護、それもこの夫婦のように年寄りが年寄りを介護する老老介護の苦しみも知らないで、ただ法律を杓子定規に当てはめて判決を下したな…と憤りを覚えた。

もちろん、自ら老親の介護経験なんかないのだろうと思った。

こんな血も涙もない裁判官にこの事件を担当させた高裁にも不信感を抱いた。

 

85歳という老女に「介護の対応が十分ではない」とはむごい。

もし、それが自分の母親であってもそういって責め立てるのか。

 私も10年ほど前まで90歳を超す母を自宅介護した。部屋の高いところへいくつかのカギをつけ徘徊に出ないようにした。でも、自分の親を部屋に閉じ込めるなんて苦しいことです。カギをかけないでおきたいと思うんです。

 

でも、ちょっと目を離したスキに出られてしまう。老人の足とはいえ想像もつかぬほど遠くまで行ってしまう。85歳という老女では無理もない話です。監視が不十分だと裁判長はそう言ったが、介護は肉体も精神もズタズタにする。目を閉じた瞬間、たちまち睡魔におそわれてしまう。ちょっとまどろんだことがそんなに罪なことですか。最高裁の人間味ある裁きを待ちたい。

 

 

川柳「朝囀」亡き母に そっと詫びる ときもある  () 

 

 

 

 

 

 

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