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2014年5月21日 (水)

あなたはどっちを望むか…みんなで考えよう

 

 

 徘徊に出たまま行方不明になり7年ぶりに家族と再会をはたした認知症の老女について、群馬・館林市長が施設に保護していた間の費用を請求しないと決めたことに「人情市長」と書いたらそれは違うとお叱りをいただいた。

 費用は7年間で約1000万円、市民の税金で処理するには多すぎるという。

 

 確かにこの高負担のご時世に1000万円は高額ではある。

しかし、認知症は社会全体の問題であり、人道的に判断する必要がある。

たまたま館林市で保護され、7年間も身元をつまびらかにすることが出来なかったという行政としての不備もあったではないか。

だから、特例として経費の請求を免除しようということになったと聞いている。

 

納税者としての市民からは特別扱いにもほどがあるという不満はあろう。

細々たる収入でギリギリの介護生活に追い込まれている人たちも多いし、家族から忘れられたような7年間のさびしい施設生活への同情をもってしても甘やかしだという見方もあろう。でも、7年ぶりの対面も進んでしまった認知症のために喜びの言葉もない、その様子に同情以上のものを感じさせたことも事実だ。

 

 こんな特別扱いをすれば、最後は行政が何とかしてくれるからと認知症の老親、肉親を放り出す風潮を世にはびこらせてしまうのではないかという声もある。

確かに老親の死を届け出ず年金を不正受給していた実態があばかれた国だから、それはないとは言えない。でも、人間、そこまで落ちたくはないじゃないか。貧しくても苦しくても肉親を心で看取る誇りが欲しいではないか。

 

 甘やかしに目をつぶれというのではないが、わが暮らしに誇りと喜びを感じながら生きたい。他人の得や幸運をうらやみ、ねたんでも自分の人生は変わりはしない。つつましくも健康に生きられることを感謝する側にいることを幸せとしたい。

 もっとも、昨今は国民に不公平や不公正を感じさせることが多すぎるが…。

 

 

 川柳「朝囀」 重くなる 負担でゆがむ こころ根も  ()

 

 

 

 

 

 

 

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