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2014年8月 6日 (水)

美しすぎる言葉では戦争の悲惨さ伝わらない

 

 

 広島は6日、被爆から69年の「原爆の日」を迎えた。9日には長崎も「原爆の日」を迎える。広島では安倍首相をはじめ世界から70か国に迫る代表が参列して平和記念式典が営まれた。この1年間に6000人近い人が原爆症で亡くなり新たに死没者名簿に書き加えられた。広島も長崎もまだ戦争は終わっていない。

 

 毎年、この日の新聞はあの悲惨な戦争を繰り返してはならないという願いを込めた特集、評論、コラムで埋まる。それは普段は見ることもない力のにじんだ言葉で連なり思わず引き込まれ時間を忘れて読み入ってしまう。

だが、感動の一方でその言葉があまりに美し過ぎるがために戦争の悲しみやみじめさ、むごさがどこかに飛んでしまっている感じがするのです。

 

特集や回想を書く記者は気付かぬうちに思いが募って戦争への憎しみ、その対極の尊い命への愛おしさを強調する表現になってしまうのだろうが、読む側はそこに引き付けられて戦争の悲惨さ愚かさを読み取れない。

もっと単純に、生々しく表現する方が真実が伝わると思う。

新聞だけではない、テレビやラジオも美し過ぎる語りはかえって空疎だ。

 

 終戦から間もなく70年、人の一生ほどの年月がたった。戦争を体験しない世代に戦争の真実をいかに語りついでいくかが課題になっている。

 特に子どもたちに「広島」や「長崎」がしっかり理解されていないことを受け止めないといけない。それは子どもたちに美し過ぎる言葉で知識として教えようとしていることの誤りではないだろうか。

 

最近は修学旅行などで広島、長崎を訪れる学校が減っている。

あの資料館に展示された原爆に直撃された坊やのへし曲がった三輪車は原爆の恐ろしさを語るのに説明なんかいらない。戦争の悲惨さを語り継ぐのにあそこでは先生も教科書もいらない。子どもたちの心に語りかける工夫が大切だと思う。

美し過ぎる言葉や活字では戦争の悲惨さは伝わらない。

 

川柳「朝囀」じれったい 戦争の悲惨 伝わらぬ  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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