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2014年9月14日 (日)

エスカレート! イスラム国3人目の英国人男性処刑

 

人間は一体、どこまで残虐になるのだろうか。おそろしい。

イスラム過激派組織「イスラム国」が英国人男性を殺害する映像をインターネット上に公開した。先に2人の米国人ジャーナリストを相次いで殺害しネット上にさらしたのに続く凶行であり、狂気そのものだ。

 

 男性は殺害される直前に「私が処刑されるのはアメリカに『ノー』と言えないイギリス政府の責任だ」と言わせられていた。見せしめとはいえ、何というむごいことをする。男性は貧しい人々のために現地で人道支援にあたるNGOの一員として活動しているところを拘束された。自分たちの国のために奉仕してくれる活動家を殺害するとは言葉で表わせないほど恐るべき犯罪だ。

 

 英国はイラク北部で「イラク国」と戦うクルド人部隊に武器を供与しており、米国の「イスラム国」に対する軍事作戦に協力する姿勢を示している。そのことに対する見せしめとしての今回の凶行と考えられる。「イスラム国」は処刑映像の公表といっしょに「アメリカの同盟国へのメッセージだ」と宣言しており、今後、人質狩りが激しくなっても鎮まることは期待できない。

 

「イスラム国」への資金や外国人戦闘員の流入を防ぐことから始めなければならない。志願兵として「イスラム国」に加わる若者は各国から増えており、やがては彼らが見せしめ処刑の被害者にされてしまう。米国のケリー国務長官は「イスラム国」と同じ宗派「スンニ派」が最高権威とあがめる宗教権威の協力を得て「イスラム国」を抑える作戦を進めているが確かなものになっていない。

 

憎悪のかたまりのような集団に命の尊さを説いても通じないだろうが、何とかしなければならない。英国や米国が心配しているように過激派に参加した若者たちがやがて母国に戻ってテロ活動を始めるようになるだろう。そうなったらもう手のつけようがない。じゃあ、私たちは何ができるだろうか。どうすればいい。それが分からないから一層不安がつのる。国際世論って何なんだろう。

 

川柳「朝囀」空爆は 憎悪拡散 するばかり  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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