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2014年9月20日 (土)

独立失敗の党首逃げる…賛成、反対に選別される人々

 

 スコットランドの独立の戦いは実らなかった。いや、失敗したと言おう。

亡びゆく老大国―なんていう汚名を着せられた英国から独立して、自由な未来と発展をめざすというのだから、雪崩を打って突っ走ったっておかしくなかった。

それが腰砕けに終わったのだから、失敗だ。

 

独立運動を率いてきたスコットランド民族党のマルケス・サモンド党首は責任を取って辞めた。日本の新聞はみんな「引責辞任」と書いている。

だが、スコットランドの知人は「逃げちまった」「政治家はいつもそうさ」と電話の向こうで吐き捨てるように言っていた。赤勝て、白勝て…程度の感覚しかない日本の新聞、テレビの実相をさらした。

 

サモンド党首の発言を追跡してみる。

「私の時間は終わるが、スコットランドの運動はこれからも続く…夢は終わらない」。ハムレットにでも出てきそうなセリフを思わせるが、存分に大衆を踊らせて煽りたて初代首相だか第一代大統領を夢に見て救世主のような気分だったろう。兵をおどらせ敗れたらさっさと逃げる将…戦争と同じだ。

 

あとには賛成派と反対派、愛国者と非愛国者、肩を寄せ合って生きてきた人々が選別されて暮らすつらい社会だ。若者はひるむことなく希望をもって前進をめざすと力強く話しているが、テレビ画面に映し出された若者たちのうつろな眼が気になった。やはり、負けることは自分を否定されることだから影響は大きいな…将来に希望を抱く者が19%しかいないという日本の若者たちのことが気になった。

 

政治に身を置く者は常に広く国を見届けていなければならない。格差や不公平があってはならない。議会政治発祥の伝統に守られたロンドンさえそれを怠った。政治家は居心地のいい国会周辺に巣食っているだけで政治をやっていると錯覚してしまう。地方に足を運べ! 地方に耳を傾けろ! 税制や福祉の分野でスコットランドの自治権拡大を約束したロンドンがどこまで約束を果たせるか。

 

川柳「朝囀」ビッグベン 未来を案じ 湿りがち  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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