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2014年10月

2014年10月31日 (金)

なぜ望みがありそうな話ばかりする…拉致訪朝は失敗じゃないか

 北朝鮮側の発言を都合よく解釈して次々と期待を持たせるようなことを言っているが、それがかなわなかった時にはどうするんだろう。

 平壌に乗り込んでの日朝協議の結果を受けた安倍首相ら政府発言を聞いていると結局は拉致被害者家族会を裏切ってしまうのではないかと不安になる。相手にそんなに誠意があるならもっと早く対応しているはずだ。

 

 家族会が懸念した通り拉致問題については報告らしい報告はなかった。その中で政府は「過去2回の調査結果にこだわらず、新しい角度からくまなく調査を深める」「(拉致を行った)特殊機関も徹底的に調査する」との北朝鮮の表明に飛びついた。横田めぐみさんら12人について「8人死亡、4人未入国」「拉致問題は解決済み」としてきた従来の発言とは違うが期待につながる根拠はない。

 

それでも政府は、拉致問題が最重要と伝える目的は達したし、それによって北朝鮮が新たな姿勢を示したものと受け止め、朗報をもたらしてくれるのではないかという感触に変わった。それでいいのか。北朝鮮ペースそのものじゃないか。

拉致問題が最重要と伝えるのが目的だったというが、そんなこと小泉首相(当時)が乗り込んで拉致被害者を救出した時に伝わっている。相手は百も承知だ。

 

明らかに北朝鮮は時間稼ぎをしている。強い態度で迫らないから、終戦前後に亡くなった日本人の遺骨、終戦の混乱で北朝鮮に残された日本人、帰還事業で在日朝鮮人の夫と北朝鮮に渡った日本人配偶者などの調査結果を並べ立て拉致は無視同然だった。それでも代表団は何も言わず帰国した。12人中8人が死亡…67%の異常な死亡率の報告を鵜呑みにして帰国した小泉訪朝団と変わらない。

 

今後、調査の進展を迫っても「すでに説明した通りだ」と逃げられる。今回の代表団訪朝はそのために利用されただけかもしれない。その懸念が当たらないことをひたすら祈る。こんなにも長い年月にわたって苦しめ、悲しめてきた挙げ句が朗報なしで終わるようなことになったら政権は政治生命を問われるだろう。いや、国民を守り救出できない国中の政治家は総ざんげだ。

 

 

川柳「朝囀」望みあり 政府が感触 つくる国 (誠)

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月30日 (木)

術中にはまった訪朝…家族会が心配した通りだ

 

 政府代表団の平壌訪問は、拉致が後回しにされる恐れがあると拉致被害者家族会が懸念した通りの展開になった。話し合いをつないでいくことが大切だとする安倍首相ら政府の意向も分からなくはないが、こっちから動けば相手の術中にはまるだけだという厳しい視点がそれ以上に大切だろう。

拉致解決への第一ラウンドは完全に負けだ。

 

拉致問題が最重要と伝える目的は達したというが、今ごろ相手に伝えてどうなるんだ。小泉首相(当時)が乗り込んで一部拉致被害者を救出した時から伝わっている。相手は百も承知だ。だから終戦前後に亡くなった日本人の遺骨、終戦の混乱で北朝鮮に残された日本人、帰還事業で在日朝鮮人の夫と北朝鮮に渡った日本人配偶者などの調査結果を並べ立て、拉致問題を後回しにしたじゃないか。

 

これから日本側が調査の進展を問いただすことになっても「すでに説明した通りだ」と言うだろう。今回の代表団の平壌訪問はその足場づくりにされただけだ。

私たちが一番重要視している拉致被害者12人について、北朝鮮は「8人死亡、4人未入国」とする小泉訪朝時の説明をもって「すでに説明した通りだ」と繰り返し、「拉致問題は解決済みだ」とさえ言っている。

 

家族会の懸念にもかかわらず代表団派遣を強行した安倍首相は、最重要の拉致問題解決に向けてどんな道筋を開くのか、北朝鮮ペースをどう回避するのか、正念場に立たされることになる。政権の政治生命にもかかってくるかもしれない。

5月29日夕刻、スウェーデンでの日朝協議決裂の直後、北朝鮮側から一転「拉致被害者の全面調査約束」の一報が飛び込んだ時を思い出す。

 

本稿は「こんな話に何度もだまされてきた」「調査したが新たな被害者はいないというかもしれない」「調査を長引かせ、制裁措置を次々と外させる作戦かもしれない」「そのくらいのことは平気でやる」と書いた。

半信半疑だった家族会を向こうに「制裁措置解除」の段取りまで示して興奮気味だった政府の面々は今、どんな思いだろう。

 

川柳「朝囀」お人好し 犯罪者にも 気をつかい (誠)

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月28日 (火)

人より金か…35人学級、40人学級へ逆戻り、子どもはモルモット

 

 この国はやっぱり人よりも金が大事なんだなあ…つくづくそう思う。

3年前にスタートしたばかりの「35人学級」を「40人学級」に戻すという。

驚くなかれそれを決めたのが文部科学省じゃなく金庫番の財務省なのだ。

下村文科大臣が怒ってると新聞にあるが本当かねえ、ポーズじゃないの? 

 

国民をペテンにかける時にこういう手をよくやるよね。表向きは怒っているように見せて裏では話がついている。いわゆる「出来レース」、八百長だ。

文科大臣なかなかやるじゃないか…なんて思ってると後でくやしい思いをすることになる。来年度予算の政府案がまとまった時にはちゃんと「40人学級」に戻っているのではないか。

 

公立小中校の「35人学級」は、2011年から小学校1年生を皮切りにスタートしたばかりで、まだ試行段階だ。それを早くも元の「40人学級」に戻そうというのだから、よほどの重大な理由があるだろうと考えるだろう。ところがその理由は何と「いじめ」が増えたからだという。「いじめ」が増えたとなれば確かに少人数学級制の効果が上がっていないことになる。

 

だが、もう一つ驚いたことにそれは文科省の教育的分析によるものではなく、財務省の表面的な字づら判断の結果だというではないか。

「いじめ」の発生数そのものが増えた場合と、先生の目がより届くようになって認知数が増えた場合とがある。財務省の判断は前者の判断で後者には目もくれていないらしい。それもわずか1年、2年の試行でのハヤトチリなのだ。

 

40人学級に戻すと全国で約4000人の先生を減らせ、人件費約86億円が削減できると財務省は試算をチラつかせている。「人件費削減ありき」なのだ。厳しい財政環境下で少しでも歳出削減を進めようと焦る財務省が民主党政権時代に導入した政策を片っ端から洗い直し、やりやすいところからメスを入れようとしているのだ。文科省は守りの壁が甘いところをつかれたようだ。

 

3年前の「35人」導入時の文科省の及び腰を見抜かれたということだ。

この国の戦後教育は、朝令暮改は朝めし前、成果が定着する前に改ざんしてしまう繰り返しだった。子どもをモルモットのように扱う「チルモット教育」からまだ卒業できないでいる。それを国づくり、人づくりの大綱を担う文科大臣が大して気にも留めていないようなら何をかいわんやだ。

 

 川柳「朝囀」35人 10%の 身代わりか  (誠) 

 

 

 

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2014年10月23日 (木)

自民党のケジメが先だ…野党の審議拒否責めるはすじちがい

 

 「野党がこのままスキャンダル攻撃を続ければ国民に迷惑がかかる」。

辞任した小渕、松島両大臣の不正問題を追及する野党に対して、自民党の麻生副総理らがそういって批判している。モノは言いようというのだろうか。両大臣の不祥事、辞任ですでに私たち国民は十分に迷惑を受けてます。

 

 重要法案の審議に応じようとしない野党に問題がないわけではないが、その元を作ったのは自民党の大臣たちじゃないか。そのケジメをつけてもなお審議拒否を続けているなら問題だが、自民党はケジメをつけていないじゃないか。

 2人の大臣の問題だけじゃなく江渡防衛相の政治資金収支報告訂正問題、片山参院防衛委員長の政府答弁虎の巻審議など問題ばかりじゃないか。

 

 さらには小渕氏の後任、宮沢経産相の政治資金収支報告書の添付領収証の中からSMバーの領収書が見つかるなどお話にならない事態が次々と発覚している。

いくら地元、広島の秘書が使ったと言ったって宮沢氏の責任は免れない。

 それやこれやみんないい加減にして審議に応じろと言ったって、それは国民が認めませんよ。自民党が言ってることは居直り強盗みたいなもんだ。

 

 ものの道理として問題を起こした方が素直に詫びて姿勢を正すのが先だ。

高村副総裁は「審議をおろそかにすれば、国民が返り血をあびる」とおっしゃっているが、私たちは「政治と金」の問題が解決するなら多少の返り血だって耐えましょう。繰り返し、繰り返し金に汚れた政治の裏側があばき出されるのを見せつけられるよりずっとマシです。

 

 はっきり言って政治家は「金」に頼り過ぎです。なんでも「金」で片づけようとしているからです。言いかえれば金で「票」を買い集める政治を平気でやってるからです。しかも、その処理はすべて秘書たちに任せっきりで、元々、自己責任を放り出しているからです。審議がそれほど大切だというなら30日の集中審議までにすべての不明を説明しケジメをつけたらどうだ。

 

 川柳「朝囀」ドロボーが 縄なって攻める こともある  (誠)

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

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人のことも考えられる大人に…中越地震奇跡の優太君

 

 新潟県中越地震から10年、土砂崩れ現場の車と岩のすき間から2歳の赤ん坊が救助隊の懸命な救出作業によって奇跡的に救助された。あの日テレビにくぎ付けになって救助を見守ったことを今も思い出す。

その赤ん坊、皆川優太君は12歳の中学生となって10年目を迎えた。

新聞各紙がその成長をわがことのように喜んで報じている。

 

あの時、初めてハイパーレスキュー隊(高度救助隊)というのを知った。がれきにうずまった人を探す画像探査機や地中音響探査機などハイテク機器を備えた部隊で、確か首都直下型地震に備えた東京消防庁部隊だったと記憶している。優太君は、お母さんと姉と3人でワゴン車に乗って県道を走っている時に土砂崩れに遭った。崩れた車から放り出され、わずかなすき間で生き残った。

 

100時間近い救出作業の末、救助隊員に抱きかかえられて姿を見せた優太君に全国一斉に歓声と拍手がわき上がった。祖父母の愛情に支えられて成長した優太君は自衛隊に入って人命救助に携わるのが夢だと新聞に出ていた。

「自分のことだけでなく、人のこともしっかりと考えられる大人になりたい」。

記事を優太君のそんな決意で結んだ記者の心配りもよかった。

 

「人のこともしっかりと考えられる大人…」。

その意味とその重さを政治家によく考えてもらいたい。そういう純粋な心で育ってくる若い世代を挫折させてしまうような社会をあなたたちはつくってるんです。

 バッジをつけ続けるためになりふり構わず、バレてもともとというやり方じゃないか。清廉潔白の看板が贈り物政治の権化だったなんて笑っちゃう。

 

 

 川柳「朝囀」人の道 教えるはずが 教えられ  (誠)   

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月22日 (水)

道徳の教科化決定…政治家が先じゃないか!

 

 道徳教育なら小中学生より真っ先に政治家に対してやるべきだ。

中教審が道徳を正式に教科とするよう文科相に答申したと聞いてそう思った。

教育再生実行会議、有識者会議、中教審と御用機関がわずか10カ月で決定した。いわば既定路線だが、今回もまたオリンピック出場者やジャーナリストくずれが文科省の言いなりに追認したのだろう。

 

 教科化というけど、心のあり方をどう教え、評価するというのか。

評価は5段階などの数値でなく記述式にするというがランク付けには変わりない。

 特定の価値観の押し付けにつながるのではないか。

今でさえ先生の前で「いい子」を演じて疲れ切っている子どもたちがますます追い込まれていく心配がある。現場の教師たちはなぜ声をあげない。

 

道徳の教科化はこれまでにも検討されたが評価記述が困難として見送られた。

今は教科外として週1回、副読本による活動が行われている。

それもやってるところとやってないところとばらばらなので統一したいのだろう。

審議開始からわずか10か月で決定し、2018年度から導入するという。

教育の大綱をそんなにせっかちに改変しようとするのはなぜだろう。

 

 教科化となれば検定教科書を導入することになる。その場合、検定基準、心のありように関わる記述をどう提示する。それが出来るのか。多様な価値観を反映した教科書というのが道徳にどこまでゆるされるのか。丸っきり雲をつかむような不安の中での決定だ。成績評価は数値でなく記述式だというが、心のあり方を学ぶ教科に適切な評価記述とはどんなものなのか。

 

教えるのも評価するのも教師だというから不安だ。教科化の仕組みが整ったにしても教師がそれにかなう存在でなければ何もならない。心のあり方を教えるのだから、教師の資質、教育力がそのまま子どもの資質に投影される。

教師の資質、教育力を高めないと子どもを壊してしまうことにつながる。

仕組みや制度いじりの前に教師の教育力引き上げと真剣に取り組むべきだ。

 

  川柳「朝囀」 道徳か 国会で十分 学んでる (誠) 

 

 

2014年10月21日 (火)

辞任騒ぎに調子づく各党談話…小沢さん、そこまで言えますか

 

 小渕優子、松島みどり両大臣の辞任をめぐる各党談話をお聞きになりましたか。

その中でもテレビ画面を前にびっくり、あっけにとられてしまったのは生活の党、小沢一郎代表の談話だ。特に小渕氏の政治資金問題について「大臣を辞めても議員としての責任は取ったことにならない。自ら進退のケジメをつけるべきだ」って言っていたではないか。

 

ちょっと待ってくださいよ、小沢さん。

小渕氏のことをそこまで言えるんですか?

ご自身の資金管理団体が東京都内に土地を購入した際の資金の出どこや政治資金収支報告書疑惑(不記載)をめぐって小沢さん自身、検察審査会の裁決で強制起訴されたじゃなかったですか。

 

小沢さんについては嫌疑不十分で無罪になったとはいえ、関係した3人の秘書たちは全員が有罪になった。小沢さんの無罪は小渕氏と同じように「秘書任せだった」という主張が通っただけでしょう。

4億円を超える大金の扱いを秘書まかせにする政治家が本当にいるんですか。

秘書たちは処理を小沢さんに一度も相談しなかったんですか。

 

小沢さんの「無罪」にはそんな疑念が残ったままなのです。

それを小渕氏のことになったら、一方的に非難するというのはどうみてもおかしい。反論したい人たちは大勢いるのではないだろうか。

 新聞、テレビ、メディアだってそうだ。小沢さんの口車に乗ったわけでもあるまいが、「小渕氏は国会の政倫審で説明すべきだ」なんて言ってる。

 

小沢さんの事件の時に「政倫審で説明を!」なんて言わなかったじゃないか。

小沢さんに対しては沈黙していたのに女性の小渕氏にはかさにかかって迫る。

メディアがその時の気分や相手次第で追及に違いがあるようでは話にならない。

記者たる者、胸に手を当ててみるがいい。分け隔て、使い分けは全くないかどうか。党代表たる者、談話の前に自らの身辺の整理をお忘れなく!

 

 

 川柳「朝囀」政治家は 他人の疵を よく見抜き  (誠)

 

  

 

 

 

 

 

 

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2014年10月20日 (月)

小渕経産相辞任、松島法相も…首相の女性閣僚登用大ミス

 

 小渕優子経産相が政治資金問題で辞任した。当然だ。責任を取ったのではない。逃げただけだ。早いうちに議員辞職すべきだ。志は何だったんだ。元総理の娘という七光りに乗っただけだったのか。金バッジをつけて威張ってみたかったのか。国のため、国民のため、歴史の一ページに心血捧げようと思ったのではないのか。「1票」の振り込め詐欺じゃないか。

 

 「金」(かね)で人間性まで疑われてしまうなんて恥ずかしい話だ。どんな立派なことを言ったって、どんなに善政ぶったって、ひとたびそんな恥をかけば政治家としての品格は地に落ちる。疑惑をくぐり抜けてきた厚かましい政治家たちは今も現役として赤じゅうたんをかっ歩しているが、国会見学の子どもたちからも相手にされない。政治家の抜け殻みたいなものだ。

 

 「政治と金」の問題は大別すると3点で暴くことができるのではないかと思う。

一つは政治に金がかかるという問題だ。正しくは政治家が「金に頼り過ぎる」と言った方がいいかもしれない。有権者の心をひとつかみにするために金を利用する。小渕氏の観劇会もそうだ。バス旅行は「金で票を買う」定番だ。政治家は政治をやるのではなく選挙のために人心懐柔策をやっているだけなのだ。

 

そのために大勢の私設秘書を抱える。その人件費に膨大な金が必要なのだ。

そうした活動や事務所の運営はすべて秘書まかせである。政治資金収支報告書の作成はほとんどの国会議員が秘書まかせであり、過去に司直の捜査を受けた議員のほとんどが「収支報告書なんか見たこともない」と悪びれず答えている。ちょっと間が抜けた秘書がミスして不正がバレてしまうだけなのだ。

 

三つ目は有権者がつくっている「たかり」構造だ。昔、バス旅行に招かれる市民の間でこんなケチな話が現実に私の選挙区であった。ある代議士は150円の弁当だが、もう一人の代議士は220円の弁当を出してくれる。市民は後者の後援会に集まる。選挙の時も後者が圧倒的に強い。弁当一つにつられる市民がわるい。不真面目すぎる。小渕氏の観劇バス旅行も同じだろう。

 

選挙区に名前入りのうちわを配った松島みどり法相も辞任は時間の問題だ。「東大出」を鼻にかけていたそうだが、東大を出ただけじゃないか。安倍首相も「女性が輝く社会」だとか何とか浮わついたことを言ってられない。社会の片隅で汗まみれで働いている女性だってひたすら家庭にあって社会の底辺を支えている女性だっているんです。安倍首相の言動はアベコベだ。

 

川柳「朝囀」名士の

(

)

 父にも負けぬ おとぼけで (誠)

 

 

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2014年10月18日 (土)

新聞、テレビは小渕氏や松島氏に辞任、辞職しろとなぜ言わない

 

 新聞、テレビはなぜ小渕経産相や松島法相に即刻、大臣を辞任、議員を辞職しろと言わないのだろう。「野党に違法を指摘され、追及を受けている」ではなく、「閣僚としてのみならず議員としての資質からもその資格はない。大臣、議員にとどまることは許されない。私たちは辞任、辞職を求める」とはっきりした態度で迫るべきだと考える。

 

 小渕氏の政治団体が選挙区の支援者らに開いた観劇会の収支は、参加者の会費収入は約740万円しかなかったのに劇場に入場料3300万円支払っている。2500万円の差額は明らかに政治団体が穴埋めした疑いが濃い。つまり、「票」を金で買った最も悪質な買収犯罪だ。小渕氏が「知らなかった」と済まされるものではないし、調査、報告すると言ったってそれはつじつま合わせだ。

 

 自分の似顔絵入りの「うちわ」を選挙区内の有権者に配った松島法相の場合だって明らかに公選法違反だ。もし松島氏が違反だと知らなかったというなら国会議員、それも国民の前に正義を説いて法治国家をあずかる法相の資格なんかない。そのほかにも改造内閣に登用された女性議員が疑念を持たれるような人物と写真に納まるなど政治不信をつのらせている。

 

 女性閣僚の登用にうつつをぬかす安倍首相の政治姿勢を問題にしなければならない。自民党が復権して1年余、それも野党の取りこぼしで拾いものの復権だ。少しばかりの景況好転に有頂天になって「女性票」と「地方票」を狙い、いわゆる「身体検査」もいい加減に起用したからだ。その政治を目の当りにしている新聞、テレビをはじめ政治ジャーナリズムが見て見ぬふりとは何だろう。

 

政党本部や党幹部、有力議員を取材しずらくなってしまうからか。

不正や悪に真っ正面から立ち向かい、政治を正すことは報道を生業とする者にとって最低限の責任だ。現在の情勢から小渕氏が説明責任を果たし、国民が理解できるような着地点が見つかるとは到底思えない。明らかに小渕氏は経産相を辞任するしか行き場がない。もっとケジメのある報道を待っています。

 

 川柳「朝囀」こんなのが 輝く女性の モデルかい  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月17日 (金)

なぜ問題にされない野田参院議員のセクハラ発言…差別では?

 

 しつこいようですが、民主党の野田国義議員が参議院予算委員会の審議中に山谷えり子大臣にあびせたセクハラ野次がなぜ問題にされないのだろうか。

東京都議会ではセクハラ野次を飛ばした自民党の鈴木章浩議員が公開の席で謝罪させられた上に党を離れるというケジメをつけたのに、それよりひどいと思われるセクハラ野次なのに報道陣にひと言釈明しただけで終わってしまった。

 

もしかするとセクハラ野次をあびせた相手の女性の年齢などによって問題にされる程度が異なるのだろうか。鈴木議員が浴びせた相手は若い元タレントだったが野田議員が浴びせた相手は、表現が適当かどうか分からないが、世間一般で言う年増だ。その年代差がそのまま政界や新聞、テレビ界、さらには世間一般の関心の持ち方や問題意識の強さの違いになるのだろうか。

 

山谷さんの滞在先ホテルを「在特会」(在日特権を許さない市民の会)の男性が訪問した事実を質している質問の最中に「宿泊先まで(男性が)知ってるっていうのは、ねんごろな関係だからじゃないのか」と繰り返しあびせられた。子育て支援などを質していた塩村文夏議員に鈴木議員があびせた「お前が早く結婚しろ」「(子どもを)産めないのか」という野次より見方によっては下品だ。

 

女性の滞在先ホテルを男性が訪ねるという場面で、「ねんごろな関係だから…」と飛び出した発言がどんな状況を連想させるためだったか釈明の必要はない。一片の謝罪で済むようなものではない。それなのに野田議員の釈明とも謝罪とも分からない話を聞いた報道陣は問題にもせず、そのまま幕引きを受け入れた。政界も何の疑念もはさまず沈黙している。

 

野田議員が野次を飛ばした予算委員会のテレビ中継を見ていた大勢の人がどうケジメがつけられたのか知りたい。鈴木議員のセクハラ野次であれだけ大騒ぎした女性議員たちはどうしたんだろう。「女性が輝く社会づくり」なんかに乗せられてしまったのだろうか。女性を侮辱する野次がこともあろう神聖な国会で行われたのだ。それを見逃しているようじゃあなたちの正義感も大したことない。

 

川柳「朝囀」 セクハラに 気まぐれなのに 輝くの?  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月16日 (木)

女性と若者を喜ばせ老人を泣かせる…アベノミクスの正体だ

 

 時の政権がどこに一番の集票ターゲットをおいているかは言うまでもなく掲げる政策で一目瞭然だ。その伝で言うなら安倍晋三政権は女性と若者に狙いをつけている。「女性が輝く社会づくり」「 若者が定着し勢いづく地方創生」―の政策を見ればくどくど説明する必要はないし、また、それにあえて反対はしない。

 

でも、その一方で老人、高齢者に冷や水を浴びせようとしている。

今朝の新聞各紙をご覧になりましたか、全国のお年寄りのご同輩のみなさん。

15日の厚労省社会保障審議会の年金部会で物価の下落率以上に年金を減額する「マクロ経済スライド」を実施することを決めた上、75歳以上の後期高齢者に適用されている保険料軽減の特例措置を廃止するという。

 

 輝きも失い、皴だらけになった「昔の女性」も認知症や徘徊で手に負えなくなった「昔の企業戦士」も手がかかるばかりで用なしというわけでもあるまいが、ちょっと冷たいな。内閣改造で財政・税制の専門家を厚労相に起用するという奇策があったから、これは年金・医療の荒療治をするつもりだなと思ったが、あまりうれしくないが図星だった。

 

何もいきなり老人を狙い打ちすることはないじゃないか。今の年金水準だって憲法で保障された「最低限の文化生活」を送れるようなものじゃない。食べたいものもがまんし、病気になってもギリギリ医者にかかるのを控えている。マクロ経済だのスライド制だの年寄りには何が何だか分からんような横文字を使って話を丸めようとしている。

 

毎月15日の銀行や郵便局をご覧になったらどうですか。窓口が開くのを大勢の人が列を作って待ってます。年金だけで生活している人たちです。どの顔も暗く思いつめた表情です。わずかな年金を懐にしのばせ、そのまま役所の生活保護受給窓口へという高齢者も増えているんです。アベノミクスは一方で資産を持つ裕福な高齢者をつくっているともいわれる。政治が格差をつくるとはアベコベだ。

 

保険料を納める現役世代への負担シワ寄せに年寄りは心を痛めている。

でも、その年よりもかつてはシワ寄せに耐え、支えてきた。お互いさまじゃないか。国は説明して理解を得る努力をもっとすべきだ。選挙が気になるならなおさらだ。

投票率が高い年寄りを邪険にすれば、確実にしっぺ返しを受ける。

 年寄りの謀反、反発はこわいですぞ!

 

 川柳「朝囀」 最後には 年寄り泣かせ いつもの手  () 

 

 

 

 

 

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2014年10月15日 (水)

とうとう喜納さんを除名…民主党は排除の党だ

 

 

 民主党は常任理事会で、11月の沖縄県知事選に立候補する意向を示している参院議員、喜納昌吉さんの除名処分を決定したと新聞のすみっこに出ていた。

立候補するなという枝野幸男幹事長の指示をはねつけていたが、党は重大な反党行為だと判断したと言っている。

 

喜納さんは米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移転に反対を表明しており、民主党の主張と異なる上、独自候補擁立を見送るという党の方針に反するというのが党の判断のようだ。喜納さんに対する立候補取りやめ指示は今月2日付で喜納さんが代表をつとめる民主党沖縄県連に文書で通告された。喜納さんが出馬に踏み切る場合やほかの県連役員がそれを支援する場合は、離党するよう求めていた。

 

喜納さんとしては沖縄には沖縄の事情があり、党中央の政治戦略のためにそれを無視されるのは許しがたいと言い、沖縄の県知事選なのだから沖縄の事情が最優先されるべきだと主張してきた。だが、すでに喜納さんは党沖縄県連代表ポストを辞任させられ、党所属議員に対して喜納さんへの一切の応援を禁止する締め付けをされており、喜納さんは「やり方が民主的でない」と怒っている。

 

 政党政治が建前だとはいえ党本部の都合や考えを地方に押しつけて進められる選挙のあり方は正常だと言えるだろうか。それでいいのだろうか。立候補の意思がある人が自由に政策を掲げて支持を訴え、それに対して有権者が自らの選択結果として一票を投ずる。それが最も基本的かつ尋常な選挙の姿ではないか。政党の中央で選挙戦略をあずかる党幹部は党営選挙を曲解している。

 

 民主選挙で大切なことは有権者に最大限に多様な選択肢が用意されることだ。しかし、党中央が立候補者を事前に絞り込んで都合のいい者だけを出馬させるのでは、有権者が投票する本番の選挙は二番煎じそのものであり、民主主義とは名ばかりになってしまう。喜納さんの除名や排除は民主党の内部問題たというかもしれないが、その実は重大な民主主義の否定なのだ。民主党だけの問題じゃない。

 

 川柳「朝囀」 ほんまかい 民意尊重 地方重視  () 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月12日 (日)

笑ってしまうよ…セクハラ発言野放しで女性が輝く社会だって

 

 安倍首相率いる「すべての女性が輝く社会づくり本部」の初会合が10日開かれ、支援策が決まったと新聞に出ているが、子育てや仕事についてはいろいろ盛られているものの、女性の人権についてはひと言もない。これで女性軍は満足しているのか。いや、納得しているのか。何か、うわついた雰囲気に乗せられてその気にさせられているのではないか。正直、そんな思いで記事を読んだ。

 

民主党の野田国義参院議員が参院予算委員会で山谷えり子大臣にあびせたセクハラ発言は一片の謝罪だけで終わりらしい。国会、それも審議中に飛び出したセクハラ発言なのに国会のセンセイたちは審議を中断しただけでおしまいか。テレビ中継を多くの国民が聞いていた。その国民の前にきちんとしたケジメをつけるのは国会議員全員の責任じゃないか。

 

それを放り出して知らぬ存ぜぬというのは国会議員のみなさんがセクハラ発言をした野田議員と同じように下品、下劣ということだ。山谷氏の滞在先ホテルを「在特会」(在日特権を許さない市民の会)関係の男性が訪問した事実をただしている最中に「宿泊先まで知っているっていうのは、ねんごろな関係だからじゃないのか」とあびせられたもので明らかに男女の仲を連想させる発言だ。

 

野田議員は否定しているが多くの人がセクハラ発言だと受け止めている。「誤解を招いた」と釈明しているが、誰も誤解なんかしていない。女性の滞在先ホテルを男性が訪ねるという場面で、「ねんごろな関係だから…」という発言がどんな状況を連想させるためだったか誤解するはずがない。それも繰り返してあびせていたのは悪質だ。一片の謝罪で済むようなものではない。

 

この国では政治家のセクハラ発言はその議員や所属する政党によって批判や非難の声が異なるのだろうか。女性国会議員のみなさんは野田議員の発言を問題ないと受け止めているのだろうか。誰が考えたって女性の品位を傷つけるような発言であり、神聖な国会を冒涜しているじゃないか。そんな下劣な発言を国会で許しておいて女性が輝くような社会になるわけないじゃないか。

 

川柳「朝囀」血税が ひわいなヤジで 消えていく  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月10日 (金)

韓国検察に負けず野田議員のセクハラ発言を罰せよ

 

 民主党の野田国義参院議員が参院予算委員会で山谷えり子大臣にあびせたセクハラ発言は一片の謝罪だけで終わりか。国会はうんでもすんでもない。新聞、テレビは謝罪したことさえ報道しない。政治家もメディア界もその程度の下品な人間の集まりだということにならないか。

 

 「ねんごろ」。一般には親切さを表わすが、男女の仲について言えば特別な関係にあることを表わす。野田議員の発言は、5年前に山谷氏の滞在先ホテルを在特会「在日特権を許さない市民の会」関係の男性が訪問した事実をただしている最中に「宿泊先まで知っているっていうのは、ねんごろな関係だからじゃないのか」と繰り返しあびせられた。明らかに男女の仲を連想させる発言だ。

 

野田議員はセクハラ発言を否定し、「誤解を招き、申し訳ない」と釈明したが、「はあ、そうですか」と受け止めるわけにはいかない。女性の滞在先ホテルを男性が訪ねるという場面で、「ねんごろな関係だから…」という発言がどんな状況を連想させるためだったか言うまでもないだろう。それを繰り返してあびせているというのは悪質だ。一片の釈明、謝罪で済むだろうか。

 

日韓関係に重大な懸念を生じさせている韓国検察による産経新聞前ソウル支局長起訴だって根っこは男女関係にあるような報道をめぐるせめぎあいだ。セウォル号が沈没した日に韓国大統領の朴槿恵(パククネ)氏が男性と会っていたという噂があることを報じたことに韓国検察は虚偽事実によって大統領の名誉を損ねたとして起訴した。野田議員の発言も本筋でそれに遠からぬものではないか。

 

韓国検察の決定は報道や言論の自由という側面から、民主国家としてあるまじきものであり菅官房長官の会見の通りだが、それにしては野田議員の発言に対する反応が鈍い。国会での審議中に飛び出した発言であり、国会を冒涜し、女性の品位を傷つけた。東京都議会のセクハラ発言に厳しく立ち上がった女性国会議員はどうしたんだろう。ケジメある処分を求めて立ち上がったらいかがですか。

 

川柳「朝囀」日和見じゃ 正義ケジメは 気まぐれさ  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月 9日 (木)

セクハラ発言は民主党、野田参議員…即刻、辞職を!

 

 7日の参院予算委員会の審議中に山谷えり子拉致問題担当相に対してセクハラ発言をあびせたのは民主党の野田国義参院議員だった。自ら名乗り出たまではいいが、セクハラ発言ではないと勝手な釈明をした。こういう議員が「良識の府」たる参議院にいるということを忘れてはならない。

 

 下劣な野次は5年前に山谷氏の滞在先ホテルを在特会(在日特権を許さない市民の会)関係の男性が訪問したことを民主党の小川敏夫氏が追及している最中のことで、「宿泊先まで知っているっていうのは、ねんごろな関係だからじゃないのか」と3回もあびせられた。審議は中断し安倍首相が「失礼じゃないか」と訴え、麻生副総理も「問題発言だ。何を考えてるんだ」と反発した。

 

民主党の蓮舫筆頭理事が自分の党の議員席からの発言であることを認めて予算委員長に謝罪して審議は再開されたが、その場では野田氏は名乗り出なかった。「ねんごろ」は親密な男女の仲を意味する言葉であり、それが神聖な国会で飛び出すあたりが今の政治家のレベルを象徴している。菅官房長官はその日の夕方の記者会見で「国会の品位はもちろん、女性の品位を傷つける」と怒った。

 

東京都議会のセクハラ野次にはじまり議会における下品かつ人格無視の野次や罵声が問題になっている真っただ中でのことだから悪質だ。記者団に誤ったくらいで済む話ではない。女性に卑猥な言葉をあびせて喜んでいる…その品性も問題だが、真剣に政治と取り組んでいない何よりの証拠だ。こんな人物を選出した選挙区の有権者はそのことを真剣に反省してもらいたい。

 

地方議会のヤジをあれだけ批判した新聞、テレビが3、4行のベタ記事報道とはどういうことだ。ひと言もふれない新聞、テレビに至っては信じられない。メディアがその程度の認識だから政治家はどんどん劣化し、政治は漂流するのだ。法律まで作って女性の社会参加を推進するというが女性が下品な野次や視線にさらされるだけだ。こういう話に厳しい民主党だ。ケジメある処分を当然、すべきだ。

 

川柳「朝囀」泣いている 良識の府が 今日もまた  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月 8日 (水)

「ねんごろ」野次、お咎めなしは許せない

 

 東京都議会をはじめ地方議会ではセクハラ野次をめぐって議員辞職やら離党処分などが行われたが、国会では居座りが通るらしい。  

 7日の参院予算委員会の審議中に山谷えり子拉致問題担当相に対してあびせられた野次は、官房長官の不快感表明だけで済まされてしまった。

 

 下品な野次は5年前に山谷氏の滞在先ホテルを在特会(在日特権を許さない市民の会)関係の男性が訪問したことを民主党の小川敏夫氏が追及している最中に飛び出したもので、「宿泊先まで知っているっていうのは、ねんごろな関係じゃないのか」とはっきり聞こえた。審議は中断し安倍首相が「失礼じゃないか」と訴え、麻生副総理も「問題発言だ。何を考えてるんだ」と反発した。

 

民主党の蓮舫筆頭理事が自分の党の議員席からの発言であることを認めて予算委員長に謝罪して審議は再開されたが、「ねんごろ」は親密な男女の仲を意味する言葉であり、それが神聖な国会で飛び出すあたりが今の政治、政治家のレベルを象徴しているともいえる。菅官房長官はその日の夕方の記者会見で「国会の品位はもちろん、女性の品位を傷つける」と怒った。

 

東京都議会のセクハラ野次にはあれだけ批判をあびせた新聞、テレビもカラスの行水のような付け足し報道で終わり。ひと言もふれない新聞、テレビの方が多い。

ことの重大性が分かっていない。メディアがその程度の認識、鈍感ではこの先も何も変わらない。女性の活躍を法律まで創って推進しようとしている安倍内閣だって、こんな状態では女性が下品な野次や視線にさらされる場を増やすだけだ。

 

蓮舫筆頭理事がセクハラ野次の発言者を自党の議員だと確認して謝罪したということだから、ケジメのある処分をすべきだ。

国会の場、委員会の場だけでこそこそと濁して終わりにするのではなく、国民の前にしっかりと謝罪し、納得のゆく処分をとるべきだ。地方議会に厳しく、国会に甘いというのでは本末転倒ではないか。

 

 川柳「朝囀」議会とは 酔客の戯れ場 なれの果て  ()

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月 7日 (火)

とうとう日本も殺りく参加…それでも平和賞?

 

 中東の過激派組織「イスラム国」の戦闘に加わろうとした北海道大学の男子学生(26)の話にはびっくりした。「イスラム国」には9人ほどの日本人青年が加わっているという新聞記事を読んだことがあるが、根も葉もある話かもしれない。背後に若者たちをそそのかす勢力があると聞いて暗然たる思いになる。

 

新聞もテレビも国際ジャーナリストも「イスラム国」の戦闘という表現をしているが、彼らがインターネットを通じて公開している情報では戦争でも戦闘でもない。勝手な大義に基づく暴力であり、ネット上で公開されている映像を見れば殺人、公開処刑じゃないか。それを戦闘などと言ってまともに語るから、図に乗って殺りくを正当化し繰り返しているのだ。

 

確かに背景に貧困や格差があるかもしれない。

だが、それを暴力、人殺しに訴えて解決しようとするのは残虐、残酷すぎる。

生まれ落ちた国や時代によって人は多かれ少なかれ差別を受ける。いや、ほんろうされると言った方がいいかもしれない。その苦悩は計り知れないだろう。しかし、だからといってテロは絶対に許されない。同情の余地はない。

 

 ましてや恵まれた国の若者がその暴力に加わる、人殺しに加わるなどということは絶対に許されない。国立大学の学生であり、税金によって勉学を支援されている若者が勉学を放り出し、国際的殺りく集団に加わろうという。ばち当たりも甚だしい。思想、信条の自由は確かに保障されるべきだが、若者たちがやろうとしていることは思想、信条の自由に値するものではない。

 

 わが子の学業成就と人間形成を願って大学に上げた親たちの気持ちを想像すると言葉もない。大学が若者たちに学業の喜びも情熱も与えられないとすればそれも責任は大きい。多くの若者が大学の門をくぐったと同時に将来への夢も希望も失ってしまうと言われて久しいが、大学人は「国際化だ」「秋入学だ」と外観にばかりとらわれるのではなく、内実をもっと考えてみる必要がある。

 

外国の若者たちを雇いあげる内戦国家の傭兵ぶりを映像で見せ、若者たちの抵抗感を麻痺させてきたテレビメディアが今、欧米の武力行使を厳しく批判する。おかしな話だ。話し合いによる解決を拒否し、暴力、虐殺に直接訴えるテロ集団にどう対応すればいいのか。反対するばかりでなく、たまには具体案を示して欲しい。民主主義の忍耐―そんな空虚な言葉で解決するような話ではないだろう。

 

川柳「朝囀」変な国 テロ参加でも 平和賞?  ()

 

 

 

 

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2014年10月 5日 (日)

気骨ある喜納さん、党の出馬辞退指示はねつける

 

 民主党沖縄県代表の参院議員、喜納昌吉さんにはお会いしたこともないが、なかなか気骨がある政治家だとお見受けする。枝野幸男幹事長から11月の沖縄県知事選に立候補を取りやめるよう指示されていたが、「立候補の意思は変らない」とはねつけたという。

 

喜納さんに対する立候補取りやめ指示は今月2日付で喜納さんが代表をつとめる民主党沖縄県連に文書で通告されたという。喜納さんが出馬に踏み切る場合やほかの県連役員がそれを支援する場合は、離党するよう求めている。党として沖縄県知事選に関与しないことも求めているという。喜納さんは9月24日に立候補の意思を表明、枝野氏は26日に出馬を認めない考えを伝えていた。

 

喜納さんは米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移転に反対を表明しており、民主党の主張と異なる上、独自候補擁立を見送る党の方針に反するというのが枝野氏の主張のようだ。だが、喜納さんとしては沖縄には沖縄の事情があり、党中央の政治戦略のためにそれを無視されるのは許しがたいと言っている。沖縄の県知事選なのだから沖縄の事情が最優先されるべきだと言っている。

 

党中央の事情で戦略を決め、それを地方に押しつけるやり方は何も民主党だけではない。党中央のボスのひと声で押し切られたり、逆に地方の政財界のボスが党中央に手を回したり多かれ少なかれどの政党もやっている。現実の選挙活動をするのは党中央ではなく地方なのにそれが無視される。喜納さんは「やり方が民主的でない」と怒っている。民主党なのに民主的じゃない…笑い話にもならない。

 

 党沖縄県連としては、党執行部のメンバーを沖縄に呼んで知事選への対応について詳しい説明を求める方針を決めたそうだが、どこまで頑張れるか。最後にはうまいことを並べる党中央に丸め込まれてきたのが地方政界の歴史だが、喜納さんが頑張れば歴史を塗り替えることにつながるかもしれない。政治ボス、政界貴族をそろそろ追放しないと政治は市民、住民のものにならない。

 

 川柳「朝囀」 地方無視 なのに地方 創生かい? ()  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月 2日 (木)

3秘書有罪、小沢無罪…秘書たちがって言ったでしょ

 

 小沢一郎衆院議員の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐって、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元秘書で前衆院議員の石川知裕被告から出されていた上告を最高裁が退けた。それによって禁錮2年執行猶予3年とした二審の東京高裁判決が確定した。  

 

 ほかに2人の元秘書も一審、二審で執行猶予付きの禁固刑を言い渡され、いずれも上告せず刑が確定している。石川前議員らと共謀したとして検察審査会の議決により強制起訴された小沢氏は一審、二審ともに無罪が確定している。小沢氏は購入資金4億円を出したものの出所は明確にされず、4億円もの巨費の処理が秘書に任されていたという驚くべき実態があからさまになった。

 

 「陸山会」は2004年10月に東京都内の土地を購入した際、小沢氏から4億円を借り入れたが、石川前議員ら元秘書3人は事実を隠すため、2004年分の政治資金収支報告書に収入として記載しなかった。土地の取得も時期をずらして2005年分の収支報告書に記載した。一審、二審では石川前議員が土地購入の直前にゼネコンから受け取った5千万円を隠すためだったと認定した。

 

 元秘書たちの裁判では小沢氏から借り入れたという4億円の購入費と裏金の関係を追及して真相に迫りながら、なぜ小沢氏の裁判では虚偽記載の共謀の有無だけに焦点を当てて済ませたのか疑問が残る。事件の表裏をなす決め手なのになぜ一方だけの追及にとどまったのだろう。それに億単位の金の処理を秘書たちが勝手にやることが現実問題としてあるのか。

 

もしやっているとすれば相当に金銭感覚が麻痺している。世間の常識からも外れている。新聞報道では小沢氏は自分の資金管理団体だけに国策捜査、権力の乱用が行われたことは残念だと不満を述べているが、それなら自ら4億円の性格や出所について国民の前につまびらかにすべきだったと思う。疑問が晴れないままの裁判終結は割り切れない。

 

川柳「朝囀」 秘書たちが… 思い出したぞ 国会語  ()

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年10月 1日 (水)

海江田さん、よくもぬけぬけと…

 

国会の論戦を聞いていてもおもしろくもない。いや、論戦というのは誤りかもしれない。議論がかみ合っているわけでもないし、戦っているわけでもない。質す側の野党も答える首相も、お互いに自分の言いたいことをズラズラ並べるだけで、それをあたかも論戦したように新聞、テレビが仕立てて報道している。

 

こんな小田原評定をやるために日銭何千万円が消える。何億円という説もある。

いずれも国民が汗水たらして働いて納めた税金、血税だ。一銭たりとも無駄にしちゃ困る。それなのに愚にもつかん話をやり取りしてドブに血税を垂れ流すようなことを繰り返し、世間の常識にもかからないような歳費や手当、献金を懐に入れている。3日どころか1日でもやったらやめられないだろう。

 

愚にもつかんと言えば民主党の海江田代表が代表質問で愚の骨頂な質問をしていた。安倍首相に向かって「政権発足以来、隣国の中国や韓国と一度も首脳会談を持つことができないのは異常だ」と食いついていた質問だ。

安倍首相は「11月のAPEC北京会議で実現できればいい」と一蹴した。そんな質問をしたって議論が噛みあうわけもないじゃないか。

 

だって、韓国は別にしても中国との関係がここまで悪化した元は民主党の野田政権じゃないか。当時の胡錦涛主席から自重要請を受けていてのに無視して尖閣諸島の国有化を強行し、胡主席のメンツを丸つぶれにして怒りを買った。靖国参拝や従軍慰安婦問題をめぐって韓国との間が悪化しているのとは違う。それを承知で代表質問に持ち出すとは海江田代表の政治観を疑わざるを得ない。

 

海江田代表自ら苦々しい訪中を体験したばかりじゃないか。

会談の相手は予想より2階級も下の劉雲山常務委員で、いきなり「日中間の困難を作っているのは尖閣問題だ」と非難された。尖閣の棚上げを言い出され、「同意できない」と拒否するのがやっとだった。APEC北京会議のご成功を!と世辞を並べてほうほうのていで帰国したではないか。

 

海江田さんにとっては空ふり外交どころか屈辱外交になってしまった。

あわよくば習主席と会談し緊張緩和、日中関係の打開の芽を作れるかもしれないと夢のまた夢のようなことを考えて行ったあたりが恥ずかしい。

 その悪夢も覚めやらぬというのにしゃあしゃあと代表質問で持ち出すあたりが分からない。国民は何も知らないとでも思っているんだろうか。

 

 

 川柳「朝囀」 そんなこと ありましたかと のん気ぶし ()

 

 

 

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