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2014年11月 3日 (月)

樹木希林さん叙勲おめでとう…あっぱれだね

 道ひとすじというけど功遂げ名を成すのはひと筋縄ではいかないんだな。

秋の叙勲受章者を紹介した今朝の新聞を読みながらそう思った。

位に違いはあるが、そのひと筋の生涯に打ち込んだ汗と涙に違いはない。

階級か、文化か…などと言わず、心から受章をたたえたい。

 

日夜、国のために体を張って国防に身を捧げている自衛官、最近は大災害の救援復興にはなくてはならない存在だ。昇進栄達などには目もくれずひたすらへき地で医療に献身する医師、子ども一人ひとりと向き合って魂を捧げる教師、社会の一隅にあって弱き人、恵まれぬ人たちに愛情を注いでいる介護士や福祉士、保護司…もっともっと勲章をあげたい人たちばかりだ。

 

受章の喜びの言葉にも人柄がにじみ出ている。

「おそれ多いことです」「好きな道を進んできただけなのにもったいない」「叙勲にふさわしいことをてきたかな」「もっと頑張らなくちゃ…」。みんな控え目だ。

中でも俳優、樹木希林さんの受章の弁は人柄がしのばれる。「天災や人災、疾病の世の中で、どういう気持ちで受け取ればいいのかちょっと戸惑いました」。

 

その多芸さと超個性派ぶりは語るまでもないが、「すべて成り行きまかせ」と語る謙虚さがこの人の芸域を広げてきたのだろう。成り行き―と言葉ではおっしゃるが、その奥は「役者は世の中の何かを自分の体を使って映し出すものと考えている」と語る通り、人知れぬ悪戦苦闘のひと筋だったことがうかがわれる。

こういう人の叙勲はうれしい。

 

勲章がともすれば階級序列の象徴と見られがちな中で文化の一部、生活の一部という清々しいものにしてくれるからだ。七面倒くさいことを言うが、民主主義の時代にあっては国民から愛される勲章でなければならないわけで、その点で国民に溶け込んだ樹木さんのような受章者がもっと増えるのが望ましい。社会に明かりを灯し燃え尽きる一本のロウソクのような人に受章の機会を増やしたい。

 

川柳「朝囀」スキャンダル それでも勲章 待っている (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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