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2014年12月 8日 (月)

遊説も古い草稿頼りです…にわか解散のせい?

 

 民主党幹事長の枝野幸男さんが静岡市の繁華街で「高齢者の老後の安定、子育て支援、若者の安定的な雇用に力を…」と応援演説をしていた。何だか聞いたような話だなと思ったら、2009年衆院選の時と同じだった。票を掻き集めて政権交代を引き寄せた、あの選挙だ。

高齢者の老後の安定と言ってあの時は「最低でも月額7万円の年金を実現する」と「7万円年金制度」を公約として発表した。子育て支援は子どもが中学生になるまで1人月額2万6千円を支給するという「子ども手当」の公約を公表した。しかも、従来の公約より実現性が担保された「マニフェストだ」と横文字まで使っていかにもやってくれそうな雰囲気づくりまでして手が込んでいた。

老人から子育て世代までその気にさせて政権を取った。しかし、いざ政権運営の段になると財源の見通しも立たず、「子ども手当」だけはとりあえずの半額支給で形だけは整えた。高速道路の無料化などとともに最低7万円年金は目鼻立ちさえ示すことができず暗礁に乗り上げたまま空転した。「ばら撒き公約」との批判はまだしも「やるやる詐欺だ」の批判を浴びた。

政権交代の正統性にまで批判が及び、早期に解散して政権の問い直しをすべきだったのに引きずって政治漂流を招いた。その背景には新聞、テレビの応援があった。財源見通しが立たないことについて「財政状況はその時の経済状況によるのだから仕方がない」「実現不可と豹変すればいいんだ」などという論評を展開する新聞まであった。公約の厳格性をメディアがくずしにかかった。

結局、野田首相が解散に追い込まれ、政権を明け渡す事態に追いやられたが、枝野さんがその一部始終を忘れたわけでもないだろう。それとも国民、有権者は忘れっぽいからそんなことは記憶もしてないとでも思っているのだろうか。仏の顔も三度というではないか。あの悔しさは誰も忘れてはいない。もしかすると柳の下にいつもドジョウがいると思っているのかもしれない。

 

 川柳「朝囀」不意打ちに 古い草稿 頼りです  (誠)

 

 

 

 

 

 

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