また5人組が…いや、政党交付金めざした新党だ
また、5人組か。いや、銃撃犯たちのことではない。
昨年解党した旧みんなの党の議員たちの一部がまたくっ付いて新党を結成するというのだ。松田公太、山田太郎、井上義行、山口和之の参院議員4人と次世代の党を離党したアントニオ猪木参院議員の合わせて5人だ。
新党の名前は「日本を元気にする会」といい、松田氏が代表に就くそうだ。
また、5人組かと冒頭に書いたのは先月末、衆参合わせて4人にへこんだ生活の党の小沢一郎氏が園遊会で直訴状騒動を起こした山本太郎参院議員を引き込んで政党交付金の受領要件「議員5人」をそろえた。新党名を「生活の党と山本太郎と仲間たち」と政党理念お構いなしだった。
今回の松田氏らの新党結成もねらいは同じ政党交付金目当ての「議員5人」だ。
「自民党でも民主党でもない」という理念を掲げ、安倍政権に対して是々非々でのぞむという。旧みんなの党が掲げた「小さな政府」や「行政改革」の路線を踏襲すると言っているが、それなら思い切って政党交付金に頼らない方針を打ち出すくらいの英断が欲しかった。
やっぱり制度としてある政党交付金を受け取るのは当然だというのだろうか。
それとも開き直って「もらわにゃ損だ」という意識かも知れない。
政治家に倫理を求めるのは八百屋で魚を求めるよなものだと言った人がいたが、最近は魚を売ってる八百屋さんもある。
最も考えてみれば政治家をそこまで卑しくしてしまったのは国民かも知れない。
政治に金がかかると言われれば疑いもしないで交付金制度を作る。
企業献金を廃止すると言いながらいつまでたっても廃止しないのに、それを咎めることもしない。選挙で白い手袋で汚れを隠した手を振れば、それに歓声をあげ「1票」をやすやすと投じてしまう。狂っているのはどっちか分からない。
川柳「朝囀」民主主義 おどる5人の 手の上で (誠)
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