« また5人組が…いや、政党交付金めざした新党だ | トップページ | 年金がもらえなくなる…深刻な若者の年金不信 »

2015年1月 9日 (金)

外務大臣も怒った軍縮大使の失言

 

 国際会議の発言が誤解を招く内容だったと軍縮大使が外務大臣に叱られた。

国を代表する大使は、どう答えていいか分からないと言って発言をためらうわけにはいかないが、ものごとをキチッと理解していないと確信ある発言ができない。観光大使、ふるさと大使、福祉大使、桜の花大使…と大使花盛りだが、国を代表する大使の中にはそれと大差ない人もいるらしい。

 

 昨年10月カナダの下院議事堂に押し入ったライフル魔に拳銃で抗戦し被害を最小限に防いだ守衛、ケビン・ビカーズさん(58)が駐アイルランド大使に指名されたそうだ。守衛といっても元は筋金入りの連邦警察幹部、自らの役務を見失わなかった。日本でも自ら語学研修に励みウガンダ大使になった藤田順三さんの例もある。高卒で大卒もひとにぎりのトップしかなれない大使に就いた。

 

 そのひとにぎりのトップの1人、佐野利男軍縮大使がオーストリアでの核兵器に関する国際会議に日本代表として出席し失言した。報道によれば「核爆発は、国際社会で対応できないほどの悲惨な結果を招く」という専門家の発言に対して、「少し悲観的な見方だ。それよりも我々は核爆発が起きた時に現実的に人道支援を行えるよう、国際機関などを後押しすることを考えるべきだ」と発言したという。

 

 会議に参加していた被爆者などから「大使の発言は核兵器の使用を前提にしており、被爆国の代表の発言としては不適切だ」と激しい怒りを買った。広島、長崎の被爆はその通り悲惨きわまる結果を招いた。専門家はどんな場合でも核兵器が使用されるようなことがあってはならない…という思いを込め語ったのだ。それを「悲観的」と受け止めたとはどういうことだろう。

 

「核爆発が起きた時に現実的に…」は、はっきり核兵器の使用を前提にしており、そんな人物が軍縮大使だということが悲しい、情けない。大使の発言の真意は測りかねるが、岸田外務大臣は「わが国は、人類に多大な惨禍をもたらし得る核兵器は二度と使用されてはならないという立場だ。誤解が生じたことは遺憾」と大使を厳重注意した。エリートよ、こじっかりしろ!

 

 川柳「朝囀」大使にも ピンキリあって 国揺れる  (誠)

 

 

 

 

 

 http:gonbee-72.cocolog-suruga.com

« また5人組が…いや、政党交付金めざした新党だ | トップページ | 年金がもらえなくなる…深刻な若者の年金不信 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 外務大臣も怒った軍縮大使の失言:

« また5人組が…いや、政党交付金めざした新党だ | トップページ | 年金がもらえなくなる…深刻な若者の年金不信 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ