イスラム国戦士の妻に…学校から消えた英少女8人
イスラム国戦士の妻に…学校から消えた少女8人
過激派組織「イスラム国」に加わるためシリアに渡っている英国の少女たちの ことがようやく日本の新聞、テレビでも報じられ始めた。
今朝の共同外電によればロンドン東部の学校から消えた例の15、6歳の3少女は2年前にシリアに渡って戦闘員の妻となった英国人女性からインターネットを通して誘われていたという。
シリア行きの動機は「イスラム国」戦闘員と結婚するためで、3少女を含めて昨年の夏以来、少なくとも8人の女子生徒がシリアに渡っているという。
もちろん警察や家族が公表しない例もあるので、実際にはもっと多いという。
シリアに渡った英国人はこれまでに約600人に達し、そのうち約1割が女性とみられ、彼女たちが勧誘活動をしているという。
そうした勧誘活動に協力する仲介者もおり、ネット上に仲介掲示をしたり、少女らにシリアへの渡航費の提供までしているという。3少女の場合は今月17日にロンドンからトルコのイスタンブールに渡り、仲介者の手引きでトルコ南部のキリス近辺からシリアに入ったらしい。3少女たちが通っていた学校からは昨年12月にも別の少女がシリアに渡っており、学校では注意していたという。
いつわが子が勧誘の罠にかからぬとも分からない。いつ自分ちの学校から生徒が姿を消してしまうかも分からない。親も学校関係者も不安でたまらない。
移民国家、多民族国家、そこにインターネットを通して忍び寄る闇の誘いの手から子どもたちを守るのは並大抵ではない。英国は今、経験したことのない不安と恐怖のるつぼに落とし込まれている。
闇の誘いの手がいつわが国にのびてこないとも分からない。不安をあおることは避けなければならないが、警戒と備えは早過ぎることはない。
テロの現場や戦場情報が垂れ流しにされている現実は気がかりだ。進路を見失った大学生が学業を放棄し戦場に向かおうとした。若者をアルバイト気分で送り込もうとする人たちもいる。新聞、テレビの力が試されている。
川柳「朝囀」少女らに 忍び寄る悪魔 声やさし (誠)
http:∥gonbee-72.cocolog-suruga.com
« 英3少女のシリア行き、なぜメディアは知らぬ顔 | トップページ | 「戦闘員の花嫁」…少女らをイスラム国に誘う甘い声 »
「ニュース」カテゴリの記事
- いつからそんなに寛容になった、枝野立民党代表。(2017.10.30)
- 立憲民主党、青山雅幸議員は即刻、辞職すべきだ(2017.10.27)
- セクハラはだめだが不倫はいい? どうなってるの立民のけじめ(2017.10.27)
- 小池さん、衆院選に「出ます」と堂々とおっしゃったら―(2017.09.30)
- この解散「不まじめ解散」と命名しよう(2017.09.17)
« 英3少女のシリア行き、なぜメディアは知らぬ顔 | トップページ | 「戦闘員の花嫁」…少女らをイスラム国に誘う甘い声 »
コメント