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2015年2月12日 (木)

杉本さんシリアに行かせるべきか…突然、沈黙の新聞、テレビ

 

旅券返納命令は権力の暴走だ、渡航の自由への侵害だ―。

シリアへ渡航しようとしていた新潟市のフリーカメラマン杉本祐一さん(58)に外務省が旅券を返納させたことをそういって批判していた新聞、テレビが突然、沈黙してしまった。なぜだろう。

 

安全を自ら守れる保証のない危険区域に入ろうとした杉本さんに自重を促してこそ報道責任じゃないのか。くり返すが、「自由」「自由」と騒ぐけど人の命にまさる自由があるのか。記者たちは、もし杉本さんがシリアに渡って過激派テロ集団に拘束され、湯川さんや後藤さんと同じ結果になっても、それでも杉本さんは自分の意思を通してよかったと言うだろうか。

 

そういう事態になれば、間違いなく「なぜ止めなかった」「日本人の安全を確保するのは政府の責任じゃないか」…と騒ぎ立てるだろう。   

政府としては最悪の事態を想定して対応するしかないじゃないか。湯川さん、後藤さんの場合でも現実問題として政府は対応に窮して混乱した。独自に解放を求めて交渉する先さえ持てなかった。

 

こういう場合に新聞、テレビの記者たちが犯す間違いは、杉本さんがシリアに入っても何も起こらない場合を前提に判断し論じることだ。今度の場合でも杉本さんが難民キャンプやNGO活動の現場を取材するだけで、過激派「イスラム国」に入るつもりはないと言っていることを前提に「自由」「自由」と騒いでいる。テロ集団の公言通り狙われたらどうするのか考えてもいない。

 

何度も繰り返すが、新聞、テレビの記者たちは渡航や報道の自由を貫くために杉本さんをシリアに送り出すのか。最悪のことになったら自らの責任で救出できるのか。救出は政府の責任だ―なんて騒ぎ立てないか。もし杉本さんが兄や弟だとしても外務省に自由侵害だと言って食らいつきますか。人の命がかかった問題、それも他人のことを軽々しく考えすぎていないか。

 

 

川柳「朝囀」自由さえ 叫べば命 守れるの?  (誠)

 

 

 

 

 

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コメント

マスコミが騒がなくなったのは杉本氏の経歴が色々とばれてきたのもあるんじゃないでしょうか?

それこそご立派なサヨクじゃありませんか。
その上、某国のキリスト教団体とも親しいなんて『赤十字と協力してイスラム国を云々』等と言っていたオンナと同じ穴のムジナですよ。

殺されたのはアベが悪い⇒イスラム国の主張。不思議なことにサヨクと同じですね。

まあ、本気で行こうとするなら日本からトルコ等の周辺国に行ってからビザを申請するでしょう。
杉本氏がどこまで本気で現地まで行こうとしていたかは疑問ですね。

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