「戦闘員の花嫁」…少女らをイスラム国に誘う甘い声
「戦闘員の花嫁」…イスラム国に少女らを誘う
英国からシリアに渡る少女たちは「イスラム国」戦闘員の花嫁になるためだという。その数は昨年の夏以来、少なくとも8人に上るという。
戦闘員といえばまともに聞こえるがテロリスト、無差別殺人の犯罪者だ。
どうしてそんなことに加わるんだ。誰も止めることはできないのか。
ロンドン東部の学校から消えた3少女はインターネットを通して誘われていたという。先にシリアに渡って戦闘員の妻となった英国人女性から誘われていた。
「戦闘員の花嫁」―どんな響きで少女たちの心に忍び込んだのだろう。年端も行かない少女たちには戦場の英雄の妻とでも映ったのかもしれない。
旅行にでも行ってくるような調子で出て行ったという。
分別もない未熟な少女たちには無理もないだろうが、少女らを待っていたのは恐怖と狂気だったに違いない。泣きわめいても遅い。おいそれと脱出して故郷へ帰ることもできない。今、冷たい銃身を頬に当てられて恐怖のどん底かもしれない。
娘のことを案じて一睡もできない夜を送っている親たちのことを思うと言葉もない。もし、私がその身になったら狂い死んでしまうかもしれない。
英国政府も具体的な救出行動は取っていない。いや、手が打てないのだろう。そうしているうちにも少女たちのシリア行きは続いているかもしれない。
イスラム国に加わっている英国人女性は3、40人いるという。
それにしても少女たちに「花嫁」を語って勧誘とはむごいことをする。
ささやかな幸せを引き裂いて家族を悲しみの渕に落とし込んでしまう。
いつ平和な日本に闇の手が忍び寄らないとも限らない。警戒と備えは早く始めるに越したことはない。私たちもそれぞれの守備範囲で備えよう。
川柳「朝囀」少女らを 甘言で誘う 悪魔たち (誠)
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