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2015年3月19日 (木)

モザイクがアラブの春と崩れる…チュニジア日本人狙うテロ

 子どもを抱えて逃げる家族、手を取り合ってもつれるように逃げる年寄り夫婦などの映像がテレビ画面に映し出されている。楽しい旅が一瞬にして地獄の修羅場に暗転した。モザイク遺跡の世界的メッカ、チュニジアのチュニスで起きたテロ襲撃事件で日本人が犠牲になった。

 

チュニジアの国会に近接した博物館が惨劇の場になったことから国会をねらったテロだという見方もあるようだが、百数十人が乗船した旅客船の到着に合わせて襲撃が行われていることを思えば、日本人を狙った襲撃だったと考えるべきだろう。        

旅の途中にあって全く無警戒の中にある人々を襲撃するとは卑怯きわまりない。あまりに残酷だ。ゆるせない。

 

関係者の話ではチュニジアは野放しで安心できる地域ではないが、特に渡航上の制限はなく最も低いレベルの「十分注意を」の対象になっていた。しかし、近接のリビアなど過激派集団が動いている国があり、大量の観光客を送り込むことに問題はなかっただろうか。旅行客を集めるのに楽しいことばかり宣伝していられる時代ではなくなっている。今回の惨劇から学び取るべき教訓は多い。

 

観光立国ともいうべき国にある以上、旅客を迎える立場でも安全対策に微塵のすきがあってもいけない。不安をあおるような話になるが、今度の襲撃が日本人を狙ったものだったとすれば、惨劇は地球上のどこででも起こる恐れがある。どんな惨劇になるかも予想できない。テロリストがわが国に侵入し、日本のどこかで襲撃を起こすことも現実感をもって警戒しなければならない。

 

テロ集団にも親もきょうだいも、妻や子があるかもしれない。

罪もない人々を虫けらのように殺害しておいて自分の家族だけは別だというのか。

そんな身勝手はないだろう。貧しく、虐げられた暮らしに生まれ落ちた苦悩は同情されても残虐な殺りくは許されない。そのことを国際社会は粘り強く説いて惨劇の連鎖を断ち切るしかない。それしかないだろう。

 

 川柳「朝囀」モザイクが アラブの春と 崩れ落ち  (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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