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2015年3月31日 (火)

社長も敬遠、マイナスばかり強調する経済情報

  社長も敬遠、マイナスばかり強調の経済情報

 

くる日もくる日も新聞、テレビが「格差」「格差」と騒いでいる。

差をつくる「格」に位置する大新聞、大テレビ局の記者がそう叫んでいる。

そんな時、新聞におもしろい記事があった。「へえ…な会社」という紹介記事に社長がめったに出社しない水着製造・販売専門会社「ミューラーン」が出ていて、三浦誠巳社長が本社に顔を出すのは月に1週間程度だと紹介されていた。

 

 社長がいなくても成り立っている会社というのもおもしろいが、なぜ出社しないのかという話に感動したり、感心したりしたのだ。

 通信や交通が発達してインターネットで決済できる時代に東京にいる必要はないという話は素直に納得だが、おもしろかったのは「東京にいると、景気がわるいとか日本のマイナス面ばかり強調されるから…」という理由づけだ。

 

 「海外から見ると日本は『黄金の国』だということが分かる。日本や会社について冷静な判断ができる」。三浦社長の思いがそんな風に紹介されていた。景気がわるいとか日本のマイナス面ばかり強調されているという三浦社長の話には思い当たることが多い。特に国政や経済政策の接点にいる政治記者や経済記者には耳が痛いだろうが、素直に耳を傾けてほしい。

 

 「経済は生きもの」と言われるとおり理屈通りには動かない。しかも、国境を超えて国と国とが結びつきを深め複雑になっている時代だから、判断がむずかしい問題が多い。だからこそ判断は慎重に、報道は控え目が望ましいだろう。だが、現実の報道は分かりやすく、明解に―という呪縛につかまっているから、勢い、断定的かつ一方的になりやすい。

 

 過去最高水準のベア回答が続いた産業界について評価しているのかと思えば、景気の好循環につながるか分からないだの、地方や中小企業との格差が拡大するだのと負の論評を展開している。分かりやすい側面に話を集中させる。地方や中小企業の回復速度の遅れは一律に格差ではない。それそれが乗り越えていくべきハードルでもあるのだ。それをじっくり冷静に見届けるのが真の報道姿勢ではないか。

 

 川柳「朝囀」足踏みも 免震ゴムの せいにする  (誠)

 

 

 

 

 

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