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2015年4月13日 (月)

票の数え直しや修正続出…チョンボ続きの開票所

 

 悲喜こもごもの話題を生むのが選挙だが、今回の統一地方選前半戦も聞くも涙語るも涙、いや摩訶不思議な話を残して終わった。その一つ、熊本市議選は定数8の南区で最後の一人を争った2人の男性候補の得票が同数となり、14日に選挙会を開いてくじ引きで当選者を決める。何日にもわたる競い合いが「くじ引き」という最も単純な方法で決着とは、何とも割り切れない。

 

もう一つ相模原市議選、これもなぜか南区だが、連続12回当選の名物市議、溝渕誠之さん(91)はわずか1票差で13回連続当選の夢がならなかった。91歳は統一地方選前半戦の全候補者中の最高齢だった。前回の最下位当選から今回は「年配者に生きがいを」と訴えて戦い、3303票を集めたものの、一歩及ばなかった。「十分やった」という天の声だと引退の弁だが、惜しむ声も多いとか…。

 

一番の難題は開票をめぐる票数の過不足というトラブルだ。今回もある、ある。札幌市議選の開票では集計した投票用紙の数が投票者数より56票も少なく、票を数え直すというトラブルになった。中央区の開票所で本来なら開票作業が終了しているはずの午前1時ごろになって事務従事者が票数の不足に気づいた。集計ミスや転記ミスなら何とかなる…の願いもむなしく、結局は数え直しになった。

 

その結果は投票用紙の数が投票者の数より56票足りないことが判明したが、さてどうしてそうなったかの判断に窮した。チェックできるあらゆる行程を振り返って検討したが、これだという結論は見つからなかった。有権者が投票用紙を投票箱に投函せず、持ち帰ったとすれば説明はつくが、1開票所10票前後の過去の例からすれば多すぎる…苦悩したが他に説明がつかない。選管は持ち帰りと結論した。

 

 同じ開票所では北海道議選も数え直しになった。候補者1人の得票を22票多く集計していたためで修正した。四国に飛んで徳島県議選の徳島市開票所でも投票総数が投票者数より5票多いトラブル。3時間もかかってチェックしたが食い違いは解決できず、5票多いままで確定した。無投票になったのを知らず市民の期日前投票が続いた騒ぎもあった。あなたの町の民主主義は大丈夫ですか。

 

川柳「朝囀」年古れど 中身実らぬ 民主主義  (誠)

 

 

 

 

 http:gonbee-72.cocolog-suruga.com

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