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2015年4月 6日 (月)

上告は当然だ…無罪判決続きのJR宝塚線裁判

 

 

 

 2度にわたって検察審査会が「起訴すべき」と議決し強制起訴になったものの、いずれも無罪になったJR宝塚線の脱線事故にかかる歴代社長3人の業務上過失致死傷罪裁判について、検察官役の指定弁護士が上告を検討しているという。

 

個人としても最高責任者たる社長の安全対策への追及が甘い判決だという疑念を抱いており、是非、上告に持ち込んでほしいと思う。

 

 

 

107人が死亡した2005年のJR宝塚線の脱線事故は、JR西日本の歴代社長3人が業務上過失致死傷の罪で2度にわたって強制起訴された。検察審査会は、脱線事故の危険性への会社経営陣の不備だとして起訴に持ち込んだが、一審、控訴審とも運転士(死亡)の速度の出し過ぎが直接の原因で、現場カーブでの脱線の危険性を歴代社長は具体的に予見できなかったと無罪を言い渡した。

 

 

 

 現場が急カーブに改造された上に電車の本数が増え、脱線の危険性が高まったのに、列車自動停止など安全装置が設置されなかった。「安全対策は担当者に任せていた」「当時、安全装置を設置する法的義務はなかった」との証言が認められた。裁判所は安全対策が求められる状況だったことは一般論として認めたものの、個々の社長に具体的な責任を明確にできないとして退けた。

 

 

 

こんな大事故なのに経営陣は何ら責任を問われない。ただ一人、直接事故を引き起こした運転士のみ責任を問われて終わる。運転士を使っていた最高責任者の責任はないのだろうか。現場の危険に常に気を配って安全な運行に配慮する責任は経営陣の基本じゃないのか。誰だってそう思う。遺族にしてみたら「死に損」じゃないか。今もその不信、憤りはおさまらない。

 

 

 

機内の圧力隔壁の修理不備が直接原因と判明したのに、修理企業、点検企業、航空会社の3者に具体的責任を問えないとして無罪判決で終わったあのJAL機御巣鷹山墜落事故と同じだ。事故で人が死亡した場合、会社、組織を処罰できるよう法整備をなぜ図らない。法も判決も現実の社会の変化に沿ったものに改められるべきだ。上告が実現し、その一歩になることを期待したい。

 

 

 

川柳「朝囀」法さばき 言語明瞭 意味不明  (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 http:gonbee-72.cocolog-suruga.com

 

 

 

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