橋下さんも手におえない…維新の党にじゃじゃ馬
体調不良で国会を欠席しながら旅行に行っていた上西小百合参院議員(31)に対して橋下徹・維新の党最高顧問は辞職を勧めたが、蹴っ飛ばされ、怒り心頭で除名処分にしたそうだ。あの橋下さんの勧告を蹴っ飛ばすなんて相当なもんだね。それでもこの国は女性の政治家を増やすんですかね。
それにしても橋下さん、頭にきちゃったんだろうね。上西議員の給料まで引っぱり出して引き下ろしたそうだ。「2200万円の報酬に1200万円の経費が加わって、年間3000万円以上の給料が入るわけですよ…それに飛行機に乗ればVIP扱いですよ。貴い税金をあんな議員の給料として認めるわけにはいかん」「国会議員をやると変わるもんだ。永田町の感覚だね」と悪口雑言の限りだった。
「もう2度と公認しない」「もうつき合わん」…橋下さん、なかなか怒りがおさまらなかったようだ。2度と公認しないなんてタンカを切ったが、もう2度も公認している。それも維新政治塾の塾生として合格させたのは橋下さん自身じゃなかったか。優秀な女性議員の卵がいっぱいいる…と自慢していたのは橋下さん自身じゃなかったか。橋下さんの人を見る目が狂っている証拠じゃないのか。
政治家は不祥事で大臣が辞任に追い込まれたりすると必ず「任命者責任だ」といって総理責任を追及するが、こういう不埒な人物を候補として選んだり公認するのは党首の責任ではないのか。そんなできの悪い政治家だとも知らず貴い1票を投じた有権者には取り返しがつかない。次の選挙で票を入れなければいいというかもしれないが、参議員だから6年間も耐えるしかない。
橋下さんも上西議員に議員辞職を勧める前に自分もいっしょに責任を取ったらどうだったろう。橋下さんは「責任」という言葉が大好きなようだが、橋下さんが責任を取ったのを見たことも聞いたこともない。弁護士出の橋下さんにこんなことを言うのは失礼かもしれないが、責任は感じたり、考えたりするものではなく黙って「取る」ものだ。政治が、国会が紙っぺらのように軽くなった。
川柳「朝囀」はずさない 何があろうと 金バッジ (誠)
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