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2015年7月

2015年7月31日 (金)

3たび審判の門開く…東電元会長らに「起訴すべし」の議決

 

 東京電力福島第1原発事故の刑事責任をめぐり、検察審査会が31日、業務上過失致死傷罪で告発されている勝俣恒久元会長(75)、武藤栄元副社長(65)、武黒一郎元副社長(69)ら旧経営陣3人について「起訴すべき」と議決した。

今後、検察官役の指定弁護士によって強制起訴され、責任が裁かれる。

 

3人は福島県民らでつくる福島原発告訴団が告発したが、東京地検は「事故は予見困難で、刑事責任を問えない」として不起訴にした。告訴団は審査申し立てを行い、検察審査会は「注意義務を怠った」として起訴相当を議決したが、東京地検は3人を再び不起訴とした。このため検察審査会が2回目の審査をしていた。検察審査会の議決が重ねて行われるのは異例な事態だ。

 

被災住民側は、原子炉の溶融・メルトダウンという最悪の事態を招くなど事故対策を怠ったほか初動対応のつまずきから適切な避難誘導が取れず住民被曝や放射能拡散を招いた責任を告発した。それなのに検察は事故の予見性に視点をしぼり、「大地震、大津波が専門家の間で予測されていなかったし、予見性は問えない」として告発から反れた視点で不起訴判定している。

 

告発が事故の発生にかかる過失のほかに事故後に適切な処理を取らなかった責任を問うているのに検察当局の検証はそこを全く素通りしている。電源をすべて失い、原子炉が冷却できなくなるような専門家も予測していなかった大規模な地震、津波だったのだから仕方がない。そんな判断ではどこにも責任を求めることはできない。予測ではなく予想されるすべての事態に備えるのが企業の責任だ。

 

告訴団の武藤類子団長は、「まだ11万人が自宅に帰れないでいる。やっとここまで来たかという思いです」と議決にホッとしていた。こんなに何度も審査を申し立て、真実に一歩でも近づきたいという被災住民の願いを聞き止めてやってほしいと思う。判断をねじ曲げよというのではないが、被災住民にもっと寄り添った判断がなぜ出ないのだろうと思う。

 

 川柳「朝囀」審査会 3たび審判の 戸をたたく  (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

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再燃、五輪エンブレム疑惑…それでも森さん、問題ないですか

 

 東京五輪組織委員会の森喜朗会長、五輪エンブレムの盗作疑惑は本当に問題ないですか? 東京都の舛添要一知事、本当に特段問題ないですか?

 ベルギーのデザイナーもエンブレムを使っている劇場もIOCやJOCに使用禁止を求めるとともに法的措置をとると言っていますよ。「問題ない」の強弁で押し通せるとは思えない状況じゃないですか。

 

 デザイナーの佐野研二郎氏の作品だと言われる2020年東京五輪エンブレムとベルギーのデザイナー、オリビエ・ビド氏が制作したリエージュ劇場のロゴは「似ている」「酷似している」の判定を超えている。オリビエ氏の「盗作だ」という言い分を認めざるを得ない。ロゴやエンブレム、記章などの類似性を争う係争は後を絶たないそうだが、今回のケースはこと世界が注目する五輪に絡む重大事だ。

 

それも五輪の主会場になる国立競技場の新設予算をめぐって計画が白紙撤回されるという不名誉に見舞われた直後にまた飛び出した盗作疑惑だから、どう片づこうが後味が悪い。ことが長引けば長引くほど不吉な話になってしまう。

それじゃどうすればいいのか。エンブレムを取り消してオリビエ氏や劇場に謝罪して済むものなのか。エンブレムなしの五輪が可能なのか。

 

それくらいのことを森会長だって開催市知事の舛添さんだって考えて行動しているようでないと世界の笑いものになっちゃう。「問題ない」としらばくれているわけにはいかないだろう。佐野研二郎というデザイナーがどんな人物か熟知してはいないが、これだけ騒ぎになっているのになぜ沈黙しているのか。新競技場騒動で遅まき会見に及んだデザイン審査委員長の安藤忠雄氏の時と同じだ。

 

それにしてもなぜこんな大事なことで何度もつまずくんだろう。商標調査などしっかりやった上での選考だと判で押したように五輪関係者は説明しているが、事前の調査も選考もお任せではないのかと思えてしょうがない。

世界の祭典の準備がこんな騒ぎばっかりでは不吉でしょうがない。

お祓いをしてもらって、気分一新で進めよ!

 

 

川柳「朝囀」 エンブレム お前まで騒ぎ 起こすのか (誠)

 

 

 

 

 

 

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2015年7月29日 (水)

通常の人事異動だ…部下のクビ切った厚顔の下村文科大臣

 

白紙撤回という不名誉を招いた新国立競技場建設の担当者だった文部科学省の久保公人スポーツ・青少年局長が「自己都合」を理由に辞職した。

誰が考えたって建設計画白紙撤回に伴う事実上の更迭だが、下村博文大臣が後進に道を譲るという意味での勇退だ、と我を張って報道陣の質問をかわしていたのがおかしかった。

 

野党からは「これこそトカゲのしっぽ切りだ」と揶揄され、「辞任・辞職が後先逆じゃないか」と嘲笑されているのに、平気の平左だ。

定年までまだ1年8か月も残して辞職する。それも何もない時ならまだしも国内どころか世界を揺れ動かした不祥事の核心に近いところにいた人だ。通常の人事異動だ―なんて下村さん、よくおっしゃいますね。

 

「うそをついてはいけない」と、もの心ついた子どもにイの一番に教えなくちゃならない文科省、それも大臣がうそをついたんじゃあ話にならん。

言って何だが、政治家の中では小柄で、童顔が残る、憎めないふんいきの下村さん。それで随分、得をしてきたと思いますが、もう年貢の納め時だ。あやまちて改むるにはばかることなかれ―子どもに教えなければならん立場でしょ。

 

下村さん、あなたは建設計画を白紙にしなければならなかった背景を検証する第三者委員会をつくり、その結論を踏まえて対処したいとおっしゃっているが、そこまで待つ必要はないでしょう。詳しい説明も、大金を無心するという申し訳なさの欠片もなく、500億円もの支援をあなたから迫られた舛添東京都知事が何度も辞

任要求をしています。ご承知ですよね。

 

まさかオリンピック・パラリンピックの歴史にご自分の名前を遺したくてしがみついているんじゃないでしょうね。それだったら間違いです。あなたの名前は負の遺産です。国立競技場建設の計画を寸暇を惜しんで進めなければならない時に国会で連日、政治献金疑惑で野党の追及にさらされ、計画が白紙撤回という史上かつてない不祥事になったら部下のクビを切って居座った。そうじゃないですか。

 

 

 川柳「朝囀」 聞こえるよ わるいのは 私じゃありません  ()

 

 

 

 

 

 

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2015年7月24日 (金)

白紙撤回したがモヤモヤ、スッキリしない国立競技場計画

 白紙撤回されたのに何だかモヤモヤしていてスッキリしない。

新国立競技場の建設問題は、白紙に戻ったといっても、建設費が当初の1300億円の2倍にあたる2500億円余に膨れ上がった原因が明らかにされていないからだ。このままだと2500億円を若干下回る、あるいはさらに上回る建設費を突き付けられて、「文句あるか」と開き直られちゃうかもしれない。

 

自分の懐が痛む訳じゃないからか、「2500億円程度の金がこの国にはないのかね」「犯人さがしはやめようよ」と渦中の一人である森喜朗五輪組織委員会会長が言うから、スッキリしないばかりか疑惑こそ抱いてしまう。その前に建設費膨張の一因になったデザインを選考した責任者の安藤忠雄さんも、「なぜそんな額になったのか私が知りたいくらいです」と人を食ったようなことを言ってる。

 

要するにこの国は公的な立場をあずかった人たちが誰ひとり責任をもってその任に当たっていないということだ。組織の長にいるだけですべては下の者にお任せなんだ。つまずけばその組織の中で責任のありかを無理やりこじつけ、処分して一件落着となるわけだ。先払いした契約料や違約金は戻ってこようがどうだろうが、国民の税金だから構うもんか―すべてこんな片づけ方なんだ。

 

そんなやり方だから建設費の積算をする請負業者だって濡れ手に粟のごとく単価を膨らめる。公共事業は年がら年中の稼ぎ場なのだ。その裏は五輪という4年に1度のお祭り騒ぎ、楽しまなくっちゃ…という世相の甘さがある。そういう空気を読み取る力もこの国では企業経営力になっている。しかも、何でも実績主義だから1つでも大事業を成功させればその先は安泰なのだ。

 

公共事業天国、箱モノ天国…天下り天国に勝るとも劣らぬ、ぬくぬくとした世界がはびこっている。いずれにしても国立競技場計画は白紙撤回となった、つまり失政だ。文科省、日本スポーツ振興センターは然るべき責任を取ってケジメをつけるべきだ。下村文科大臣は、大事な時期を自らの政治資金疑惑で忙殺されていた。あの状態では国立競技場建設まで頭が回らなかっただろう。

 

 

 川柳「朝囀」 白紙化はしたが、真相、見えてこず  ()

 

 

 

 

 

 

 

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2015年7月20日 (月)

国民理解の邪魔をしてるのはどこのどなたか?

 国民理解が進んでいない中での採決は暴挙だという声がある一方、国民理解が進んでいるからこそ反対が強まっているんだという声もある。

国会で審議中の安全保障法制についての話だが、国民理解が進んでいない、進んでいる、そのどちらも正しい判断だと思う。そのことに関して新聞、テレビは国民理解が進まないのはなぜかについて触れていない。

 

安保法制の中軸である集団的自衛権が難解だというのにその分かりやすい報道にお目にかかったことがない。戦争立法だ、自衛隊員見殺しだ、チラつく徴兵制…などといった反対政党の宣伝をそのまま垂れ流し、反対への流れを誘導している。その上で世論調査を繰り返し、「反対者増高」「党内からも反対の声」とやっている。   

 これは理解が進んだのではない。「反対」へ誘導される人が増えているだけだ。

 

野党が与党政権の政策に反対を唱えるのは当然だが、少なくとも国民を背中に背負っていると豪語している新聞、テレビが野党主張にただ乗りでは困る。

反対が一番分かりやすいし、頭を使わなくてもいいからだ。国際情勢の変化に対応してどう生き残るかという防衛問題、戦争抑止論だったのに、集団的自衛権行使のケース論で時間を費やし、その合憲性に一転して混乱させた。

 

責任のない学者の憲法理念と国や国民を守る政治の現実とをごちゃ混ぜにしてしまった。憲法論に引きずり込んで「国民」を抱き込み廃案の芽をさぐろうと狂奔する野党を咎めることも忘れ与・野党論戦の戦略や手法を有頂天になって報道してきた新聞、放送の責任は重い。集団的自衛権行使の容認が閣議決定された時から国民の声は圧倒的に「よく分からない」だった。それを新聞、テレビは無視してきた。

 

集団的自衛権行使の容認と憲法とのからみ、それが必要になった国際情勢の変化などについて、国民の理解を助けるような特別報道をどれほどやったか。メディアとしての役割を果たしたか。投票権「18歳」化で政治熱上昇の時、「反対」「反対」で煽り立て、女子大生の犠牲を機に一転、学生を抑えに回った「60年安保」の時とどこか酷似しているように思えてならない。

 

政治の叫びが苛烈になろうが新聞、テレビは冷静であるべきだ。「どう国を守るのか」という冷静な主張がほしい。現行憲法のもとでいかなる国際情勢の激変にも対処できるというなら、その根拠や理由を示してほしい。日米安保体制の米国依存では独立した主権国家ではないというなら、自らどう守るか国民1人ひとりが考えなければならない。その理解が進んでいるかどうかが問題なのだ。

 

川柳「朝囀」 「理解」とは ご都合主義と 心得た  ()

 

 

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2015年7月17日 (金)

新国立競技場計画白紙へ…建設費膨張の原因不明のままだ

 当初予定の2倍(約2500億円)という建設費に膨らんだ新国立競技場計画は白紙に戻されることになった。安倍首相が17日発表した。

それで良かったと矛をおさめたいところだが、そうはいかない。疑惑の核心である建設費膨張の要因は明らかにされないままだからだ。仮に建設費が2300億円、2400億に減額できたと言われるかもしれない。それで納得しますか。

 

首相が計画の白紙化を決断した背景はおっしゃる通り国民の激しい批判に耳を傾けざるを得なかったということだろう。国民だけでなく世界の人々から祝福される大会にしたかったということもあろうし、このままでは国際社会の失望も抱えたままの大会になってしまう。それなら工期はギリギリでもオリンピック・パラリンピックには間に合わせられる道を選んだのだろう。

 

つまり、当初からいろいろ勘ぐられているラグビーワールド杯を切り離すことを決断したのだ。2020年五輪の組織委員会会長であり、ラグビーワールド杯誘致責任者である森喜朗前ラグビー協会長の返事一つだったのだ。これ以上、長引かせると建設費膨張の要因としてよからぬことがこぼれ出るかもしれない事態だからではないか。安藤忠雄さんにまで疑惑が及んでいることも放置できなかったのだ。

 

だから白紙化ですべてよしとはならない。あくまでも建設費の空前絶後の膨らみの原因は解明されていないから、見直しの後、建設費は2300億円、2400億円となったと示されたら文句ひとつつけられない。建設費積算の過程を示されても素人の私たちには何も分からない。その意味では白紙化は疑惑を晴らしたことにならない。税金も払いたくない気持ちに変わりはない。

 

 川柳「朝囀」 白紙化は 時に真相 かくす道  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015年7月16日 (木)

政治家もメディアも、国民理解を進めるために何をしてきたか

 民意無視、議論尽くされず、熟議置き去り、拙速、「違憲」警告置き去り…新聞、テレビはこんな言葉で埋め尽くされた。つまり肝心の国民理解が進んでいない段階で採決を強行した与党の行動を国民無視の暴挙だというのだ。

国民理解が進んでいないということに反論はない。だが、国民理解が進まないのはなぜかということを新聞、テレビは考えるべきだ。

 

国民の理解が進まない理由はいくらもある。まず、安保法制の中心である集団的自衛権そのものが難解だということだ。元は、国際情勢の変化に対応して国、国民をどう守るかという防衛問題だったのに、いきなり集団的自衛権行使のケース論で時間を費やし、さらに集団的自衛権の合憲性に一転、学者の責任のない憲法論と国や国民を守る政治の現実とをごちゃ混ぜにする話で空転した。

 

集団的自衛権行使のケース論など相手のあることで議論は際限がないにもかかわらず、延々と審議時間を費やした。その責任は、憲法論に引きずり込んで国民を抱き込み廃案の芽をさぐった野党にあるのは言うまでもないが、それを咎めることも忘れて与・野党の国会論戦の作戦や手法を有頂天になって報道してきた新聞、放送の責任はそれを遥かにしのいで重い。 

 

1年前、集団的自衛権行使の容認が閣議決定された時から国民の声は圧倒的に「よく分からない」だった。それ以降、1年間、新聞、テレビは集団的自衛権行使の容認や憲法とのからみ、それが必要になった国際情勢の変化などについて、国民の理解を助けるような特別報道をどれほどやったのか。メディアとしての役割をほとんど果たしていないのではないのか。

 

もちろん政治家が国民理解を促すための活動をどれほどしたかも問いたい。

それは与党議員だけではない。野党議員とて国の現在、将来に重い責任を背負っている。反対ならなおの事、分かりやすい説明が必要だろう。

「18歳以上」まで投票権を下ろした絶好の機会だったのに、くる日もくる日も反対論を並び立てているだけでは若い人にも理解は進まない。

 

そもそも新聞、テレビに「どう国を守るのか」という主張がないのがおかしい。

野党もそうだ。与党案に反対なら自らの法案、対案を堂々と示すべきだ。

現行憲法のもとでいかなる国際情勢の激変にも対処できるというなら、その根拠や理由を示すべきだ。米国依存は独立した主権国家ではない―と批判するなら、自らをどう守るかを国民1人ひとりが考えなければならない。

 

川柳「朝囀」 不勉強 憲法逃げ場と 見つけたり   ()

 

 

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2015年7月15日 (水)

安保法制、国民の理解進んでいない…国会議員はどうです?

 

「国民の理解が進んでいると言い切る自信がない」。

石破茂地方創生相が安全保障関連法案の強行採決の流れが強まる中、会見でそう述べた。与党の閣僚という立場でそこまではっきり言うのは勇気が要ただろう。

政権が政治生命を賭けている最重要法案の成否に石を投げ込むような話だからだ。でも、本当のところ石破大臣のおっしゃる通りだろう。

 

昨年、集団的自衛権行使容認の閣議決定の時も8割の人が「よく分からない」と答えていた。今回の法案審議でも同じだ。むずかしい難解な話で、理解するためにどれだけ時間を費やしているかにもよる。国会で例を示し議論したが学び取る時間があったのは政治記者ぐらいのものだ。ほとんどの国民が国会中継の最中は汗水たらして働いている。

 

説明不足、国民理解を置き去りなんて書き立てている新聞、テレビが自ら国民理解を助けるための記事や番組を十分に提供していないじゃないか。連日のように識者を動員して反対論をばら撒いて、憲法9条を放棄して今にも戦争をはじめると言わんばかりだ。国会議員も説明を怠ってきた。野党だってこの国の国会議員だ。国民理解を促す説明責任はある。反対だけしていれば国を守れるのか。

 

急激に変化している国際情勢、平和主義を脅かすアジア情勢…国の守りをどう備えたらいいのか。元々は国、国民をどう守るかという話だったのに憲法論議に引きずり込んで、違憲、合憲の理論論争にしてしまった。責任のない憲法学者が現実を背負った政治の世界を攪乱した。そのために話が分かりにくくなったばかりか、審議時間をべらぼうに削ってしまった。

 

戦争が目的でなく、戦争をさせない抑止力に重きが置かれた集団的自衛権の行使だと理解にたどり着くのに時間がかかる。戦争したんでは困る。それを阻止する歯止め条項の徹底は私たち国民にかかっている。70年の間に日本国民は再び戦争をしない英知と覚悟を養ってきた。野党や新聞、テレビがそれも無視して「日本が戦争する国になった」などと騒ぐのは国民を愚ろうするものだ。

 

川柳「朝囀」「国民」を 使い分けてる 民主主義  () 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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もう税金払わないぞ! 五輪もやめちゃえ

 安藤忠雄さん、何を勿体ぶっているんですか。

誰が、どう考えたって新国立競技場の建設費膨張疑惑の最大の責任者はデザインの審査委員長たる安藤さん、あなたです。何の疑いもないというなら自ら真相公表に踏み出すべきでしょう。

 つつかれたら困ることがあるから逃げ隠れしているのじゃないのか。

 

高卒という学歴ながら世界を代表する建築家の実力を認められ、東大教授にまで登りつめた才能は若者たちの希望の星にもなってきたのに、失望です。

羨望も含めて申し上げれば、その名声にあぐらをかいているところが少しでもあるというなら残念です。大物であるがゆえにそうした要職,重席への就任を乞われることが多いし、その割に責任が軽んじられていることが多いからです。

 

森喜朗さん、重ねて言いますが、レジェンド(遺産)も殿堂も要りません。

オリンピックとパラリンピックが普通にやれる国立競技場でいいんです。

何を考えているんですか。冗談じゃありません。当初の予定額の2倍にも膨らんだ建設費をそのまま飲み込んで黙っていろというのですか。元凶はあなただという声もあります。

 

 森さんは2020年東京五輪組織委員会会長、それに2019年の東京ラグビーワールド杯を主催する日本ラグビー協会のリーダーです。外国に向けて見栄を張る森さんが、金に糸目はつけない、思い切り豪華なものにしろ! と後押しをしたに違いないと世間は言ってます。下村博文さん、あなたも文科大臣としての責任が大きい。1300億円という当初の建設費が2倍にもふくれた原因を明らかにせよ。

 

 税金だからと建設費が水膨れしたことは想像に難くない。国民の血税を吸い込んだ競技場なんか遺産にも殿堂にも値しない。膨らんだ建設費は、どこかに流れた疑いが濃厚だ。キャンセル料を払ってもデザインを変更せよ。当初の1300億円を基準にしてやり直せ。ゼネコンとの建設費積算交渉の内容をすべて公表せよ。

 もう、税金も払いたくないくらいだ。

 

 川柳「朝囀」 五輪狂が 食い物にする 税金を  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015年7月13日 (月)

すべてやり直せ! 新国立競技場…安藤さんは当然、辞めるべきだ

 森喜朗さん、レジェンド(遺産)も殿堂も要りません。

オリンピックとパラリンピックが普通にやれる国立競技場でいいんです。

一体、何を考えているんですか。元凶は、あなたではないですか。

冗談じゃありません。当初の予定額の2倍にも膨らんだ建設費をそのまま飲み込んで黙っていろというのですか。

 

石原慎太郎さん、あなたもそうです。

今ごろになって、安藤忠雄さんに責任はない…なんて何を言い出すんですか。

建設費につながるデザインの審査委員長でしょ。責任がないわけないでしょ。

しかも、その委員長が「何でそんなに建設費が増えたのか分からん」などと他人事のようなことを言ってる。

 

 森さんは2020年東京五輪組織委員会会長、それに2019年の東京ラグビーワールドカップを主催する日本ラグビー協会会長です。外国に向けて見栄を張る森さんが金に糸目はつけない、思い切り豪華なものにしろ! と後押しをしたに違いないと世間は言ってますよ。いくら国民の税金だと言ってもあまりにもひどいじゃないですか。ほかにも勘ぐる人はいろいろ言ってますよ。

 

 下村博文さん、あなたも責任逃ればかり言ってないで早く解決する道をさぐったらどうですか。極端な話ですが、提案者にキャンセル料金を払ってもデザインを変更する方が得策でしょ? 1300億円という当初の建設費が2倍にもふくれた背景は調べる必要がある。公共事業が年月とともに税金を食って膨れ上がった例はこの国では数え切れないほどある。

 

 もう一度国民の一人として言わせてもらう。税金だからと建設費が水膨れした競技場は遺産にも殿堂にもならない。膨らんだ建設費は、誰か、どこかに流れた疑いが濃厚だ。キャンセル料を払ってもデザインを変更せよ。建設費は当初の1300億円を基準にしてやり直せ。ゼネコンとの工事契約交渉の内容をすべて公表せよ。

 当然、安藤さんは審査委員長を辞退すべきだ。

 

 川柳「朝囀」 名前だけ 大きな人が わるさする  ()

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015年7月11日 (土)

何年たっても同じじゃないか…やる気があるのか拉致問題

 

 今日も遅々として埒のあかない「拉致問題」を書くことにする。

一昨日、被害者の家族が山谷えり子・拉致問題担当相に面会し、北朝鮮が再調査の結果報告の延期を伝えてきたことに関連して説明を迫ったというのにほとんどの新聞、テレビが報道していない。政府も緊迫感がまるでないが、それ以上に政府を叱らなければならない新聞、テレビに真剣さが感じられない。

 

 調査の結果報告が延び延びになっていることについて山谷大臣は「非常に遺憾だ。北朝鮮に働きかけを強めて早く結果を出していきたい」と答えたそうだが、まるで他人事だ。家族会代表の飯塚繁雄さんは77歳、横田めぐみさんの母・早紀江さんは79歳、父・滋さんは82歳だ。1日も早く望みをかなえてやらなければならない。「遺憾だ」…なんて紋切り型のごたくを並べていられる状態ではない。

 

 再調査開始から丸1年の今月4日にも家族会は会見し、「もっと強い姿勢で取り組んでほしい」と叫びをあげた。「何年たっても同じじゃないか」と怒りの声さえあった。正直、政府はことあるごとに北朝鮮側の発言を都合よく解釈して、被害者の家族に期待を持たせるようなことばかり言っている。誠意のない北朝鮮をかばっているのではないかと勘繰りたくなるほどだ。

 

 山谷大臣には酷な言い方だが、山谷さんのどこに拉致担当大臣としての強味や見識があるのか、これだけ長い年月を経ても分からない。「めぐみちゃんをみんなで取り返そう」と私が横田さん夫妻といっしょに呼び掛けの集いを開いてから20年近い月日がたったが、拉致担当大臣は代われど何一つ進展はない。 

政治家はこんな肩すかしみたいな政治を何時までやってるのだ。

 

川柳「朝囀」 大臣は 代われど何の 進展なし ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015年7月 9日 (木)

新国立競技場、即刻デザイン変更せよ…建設費で金メダルか

 

 「デザインを変更すればわが国の国際信用を失墜しかねない」。

新国立競技場の法外な建設費に批判が渦巻いていることに対して菅義偉官房長官はそう弁明している。へ~え、国際信用ね、こんな馬鹿げた建設費を公にしておきながら国際信用なんかあるのか。世界はあきれてるぞ!

メンツなんかでドブに捨てるような税金の使い方をされてたまるか。

 

まだ、今なら間に合うはずだ。即刻、デザイン変更に踏み切るべきだ。

当初、1300億円前後でおさまるデザインとされていたのが2倍に跳ね上がった。

誰が考えたってこの当初段階でいい加減な受け止めだったのだ。建設工事に対して詳しい者がどれだけ参加していたか知らないが、国民の税金を屁とも思わん、いわばスポーツ貴族ばかりだったんだろう。

 

 森喜朗組織委員長だって、言っちゃあ悪いが、政治家としても「金」や「税金」にうるさい方じゃあなかった。どちらかと言えば大らか過ぎる。コスト感覚どころか、国民の重税感なんか微塵も感じない人たちだ。それにデザイン審査にあたった人たちだって優れた美意識の持ち主かもしれないが、コスト感覚や予算感覚なんて二の次の人たちだろう。結果は見えてるじゃないか。

 

あにはからんや選ばれたデザインは前衛的で難物が多いと悪評される外国の女性建築家の作品で、屋根を支える2本の巨大キールアーチ構造だった。建築界では「建設されないデザインの女王」と呼ばれるほど技術的に難しいデザインだという。そのアーチ構造を取り入れるだけで何と765億円も余計にかかるという。

常識のある人たちなら当然、デザイン変更を決めただろう。

 

だが、自分の金じゃないから反対する人も異議を申し立てる人もいなかった。

何の学識か知らんが学識者会議は総建設費2520億円をあっさり了承しちゃった。移動式観客席の建設費がさらに加わるというのだからあきれる。

 先のロンドン五輪の競技場の建設費が約500億円だった。その5つ分に当たる建設費と言ったら世界は目を丸くする。デザイン変更と言ったら大喝采だろう。

 

 

川柳「朝囀」 デザインで 金メダルをと もの笑い  ()

 

 

 

 

 

 

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2015年7月 6日 (月)

国民の自尊心に火をつけ、国家を存亡の炎に包んだギリシャ首相

 

 国民の自尊心に火をつけて国家存続の危機を炎に包んでしまった。

ギリシャのチプラス首相は、沈没していくドロ船の上で今、欧州連合(EU)への敵対演説に酔い痴れている。国民投票で「反対」を投じた国民に罪はないとはいえ、遅からずドロ船といっしょに沈んでしまうことになるのだろうか。

 

 危機的状況にあるギリシャの国家財政を救うべく立案され実施されてきた緊縮政策、さらなる緊縮案を「脅しだ」と決めつけ、銀行窓口が閉鎖され預金引き出しの制限に追いこまれたことまでEUの脅迫だと盲信させ、国民の不満を煽った。

 仮想の敵をつくり、そこに向けて大衆の反発を煽り、わが思いを遂げようとする。かつて世界を悲惨な戦争に引き込んでいった好戦者たちとどこか類似している。

 

 キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラを尊敬するという。煽動とポピュリズ(大衆迎合)が現実政治に勝てる時代ではないと信じたが間違いだった。

 その自信に満ちた演説口調が人々の心を鷲づかみにして、「聡明」「意志の人」と国民から受け止められている。「(EUの)財政緊縮策がもたらした人道危機から国民を救う」というアジ演説に大衆は腑抜けにされてしまった。

 

 ギリシャを除くユーロ圏の首脳らはせわしなく話し合いを持つなど対応に追われているが、今後、チプラス首相がどう出てくるかも読めず苦慮している。爆弾を抱えたような日々がこの先続くことになる。ユーロ離脱が現実味を帯びてはいるが、一足飛びにそこにまで行くか分からない。ユーロ圏の苦悩につけ込んでさらに融資を迫るか、債務の踏み倒しを迫るかもしれない。

 

 血気盛んな若いリーダーもいいが、国民への煽動や人気取り演説だけでは不安でたまらない。世界が一つに編み上げられた時代は何よりも調和と協調が不可欠だろう。それに何よりも経験が大切な気がする。一か八かで大難を乗り越えられる時代ではない。海を隔てた遠い国の危機だが、日本が学ぶべきことは限りない。

 頑固な小さな国に奇跡が起こり再建される日を願わずにはいられない。

 

 

 川柳「朝囀」この先は チプラスに聞け とゼウス言う  ()

 

 

 

 

 

 

 

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2015年7月 5日 (日)

産業遺産、登録審査水入り…慌てるな、世界は登録の流れだ

 

 何だって願い事をかなえるには障害を超えなければならないんだ。

そんな気持ちで「明治の産業遺産」の世界遺産審査の審査先送りを受け止めた。

新聞、テレビはあたかも振り出しに戻ってしまったような騒ぎだが、慌てることはない。世界の大勢は登録へ向かっているのであり、ことを荒立てて、すべてを失うようなことこそ愚かだ。

 

 それにしても6月の日韓外相会議で登録に向け協力することで合意していたし、今回の世界遺産委員会でもいったん登録で合意した後の暗転だった。

韓国側が突然、戦時中の「強制労働」について意見陳述をしたいと言いだし、陳述の内容や表現をめぐって日韓で折り合いがつかず、結局、委員会としては審査を先送りすることにした。

 

 日韓の行き違いや問題が起きるたびに双方から「未来志向」が掲げられ、決定的対立、断交に至ることなく乗り切ってきたが、最近はそれも危うい。特に「歴史」をめぐるひずみは市民レベルの根強いものになりつつある。

今回も世界遺産委員会の会議場前には韓国の市民団体が詰めかけ、強制労働の悲惨な歴史を世界遺産登録で隠そうとするものだ―と訴えた。

 

そんな険悪な空気の中で遺産登録を強行すれば日韓の隣国を対立の溝に落とし込んでしまうと遺産委員会が審査持ち越しを決定したのだろう。その判断を受け入れるしかない。日韓双方の調整は粘り強く行われており、期待通り、今夜中に合意して登録がかなうよう祈るしかない。

新聞、テレビもいたずらに反発を煽るような報道は避けるべきだ。

 

「歴史」とひと口でいうが、人々はその陰陽をいやが上にも受ける。

古い昔の国の行為にほんろうされて現代を生きる私たちは、「歴史」の事実を素直に受け止めなければならないのは当然であり、新しい「歴史」を責任をもって紡ぐことだ。「歴史」を遺産として守り、伝えようというのはそのためだ。

日韓双方が市民レベルでその思いに立つ日が来ることを願う。

 

川柳「朝囀」苛立つな 責任の一端 こっちにも  ()

 

 

 

 

 

 

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2015年7月 1日 (水)

マユツバの政治家所得…いつまで続ける不透明公表

 

 国会議員の2014年分所得が公開された。

1人平均2427万円、前年度より146万円増えたと新聞にある。

他人のふところに入る金を云々するのは少々さもしいが、それにしても抜け穴だらけの報告書をさも正直そうに出しておいて恥ずかしくないだろうか。

 

みなさんがいう年間の所得とは何でしょうか。基本的には毎月決まって支給される月給とボーナスの総計のことではありませんか。月給だけを所得とはいわないでしょう。国会議員の月給は129万4000円だから年額にして約1550万円、それにボーナスの約635万円が加わると年収ベースで約2200万円となる。これを下回る議員の所得は明らかにマユツバだということになる。

 

8000万円、9000万円、何億円という高額所得者も含めた議員の平均所得が2427万円というのはその年収ベースに対してわずか200万円多いだけであり、政治家の所得として信用するには無理がある。

配当所得なども証券会社が配当から税金を源泉徴収する場合は公表しなくてもよいことになっている。制度そのものに問題がある。

 

特定口座の配当所得についても公表が義務付けられていない。抜け道が多すぎる。元々、政治家の金の出入りについて透明にし、不正、腐敗が発生しないように設けた公表制度だが、その狙いがどれだけ実現しているか疑問だ。

国民の知る権利にこたえるものにするために一刻も早く制度の改正をする必要がある。そのためには問題点を厳しく追及し続けるしかない。

 

知りたくもあり、知りたくもなし…私たちにとっては他人の財がその典型だが、政治家が正直に公表しないのは何か後ろめたいモノがあるからだ。知られたくないのは不正、不明を探られることより羨ましがられるからだろう。その所得にふさわしい働きをしていれば、その気づかいも要らない。

正当な所得だと胸を張って言える議員が果たして何人いるだろう。

 

 

川柳「朝囀」年1回 われらが目玉 節穴に  ()

 

 

 

 

 

 

 

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