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2015年7月24日 (金)

白紙撤回したがモヤモヤ、スッキリしない国立競技場計画

 白紙撤回されたのに何だかモヤモヤしていてスッキリしない。

新国立競技場の建設問題は、白紙に戻ったといっても、建設費が当初の1300億円の2倍にあたる2500億円余に膨れ上がった原因が明らかにされていないからだ。このままだと2500億円を若干下回る、あるいはさらに上回る建設費を突き付けられて、「文句あるか」と開き直られちゃうかもしれない。

 

自分の懐が痛む訳じゃないからか、「2500億円程度の金がこの国にはないのかね」「犯人さがしはやめようよ」と渦中の一人である森喜朗五輪組織委員会会長が言うから、スッキリしないばかりか疑惑こそ抱いてしまう。その前に建設費膨張の一因になったデザインを選考した責任者の安藤忠雄さんも、「なぜそんな額になったのか私が知りたいくらいです」と人を食ったようなことを言ってる。

 

要するにこの国は公的な立場をあずかった人たちが誰ひとり責任をもってその任に当たっていないということだ。組織の長にいるだけですべては下の者にお任せなんだ。つまずけばその組織の中で責任のありかを無理やりこじつけ、処分して一件落着となるわけだ。先払いした契約料や違約金は戻ってこようがどうだろうが、国民の税金だから構うもんか―すべてこんな片づけ方なんだ。

 

そんなやり方だから建設費の積算をする請負業者だって濡れ手に粟のごとく単価を膨らめる。公共事業は年がら年中の稼ぎ場なのだ。その裏は五輪という4年に1度のお祭り騒ぎ、楽しまなくっちゃ…という世相の甘さがある。そういう空気を読み取る力もこの国では企業経営力になっている。しかも、何でも実績主義だから1つでも大事業を成功させればその先は安泰なのだ。

 

公共事業天国、箱モノ天国…天下り天国に勝るとも劣らぬ、ぬくぬくとした世界がはびこっている。いずれにしても国立競技場計画は白紙撤回となった、つまり失政だ。文科省、日本スポーツ振興センターは然るべき責任を取ってケジメをつけるべきだ。下村文科大臣は、大事な時期を自らの政治資金疑惑で忙殺されていた。あの状態では国立競技場建設まで頭が回らなかっただろう。

 

 

 川柳「朝囀」 白紙化はしたが、真相、見えてこず  ()

 

 

 

 

 

 

 

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