何年たっても同じじゃないか…やる気があるのか拉致問題
今日も遅々として埒のあかない「拉致問題」を書くことにする。
一昨日、被害者の家族が山谷えり子・拉致問題担当相に面会し、北朝鮮が再調査の結果報告の延期を伝えてきたことに関連して説明を迫ったというのにほとんどの新聞、テレビが報道していない。政府も緊迫感がまるでないが、それ以上に政府を叱らなければならない新聞、テレビに真剣さが感じられない。
調査の結果報告が延び延びになっていることについて山谷大臣は「非常に遺憾だ。北朝鮮に働きかけを強めて早く結果を出していきたい」と答えたそうだが、まるで他人事だ。家族会代表の飯塚繁雄さんは77歳、横田めぐみさんの母・早紀江さんは79歳、父・滋さんは82歳だ。1日も早く望みをかなえてやらなければならない。「遺憾だ」…なんて紋切り型のごたくを並べていられる状態ではない。
再調査開始から丸1年の今月4日にも家族会は会見し、「もっと強い姿勢で取り組んでほしい」と叫びをあげた。「何年たっても同じじゃないか」と怒りの声さえあった。正直、政府はことあるごとに北朝鮮側の発言を都合よく解釈して、被害者の家族に期待を持たせるようなことばかり言っている。誠意のない北朝鮮をかばっているのではないかと勘繰りたくなるほどだ。
山谷大臣には酷な言い方だが、山谷さんのどこに拉致担当大臣としての強味や見識があるのか、これだけ長い年月を経ても分からない。「めぐみちゃんをみんなで取り返そう」と私が横田さん夫妻といっしょに呼び掛けの集いを開いてから20年近い月日がたったが、拉致担当大臣は代われど何一つ進展はない。
政治家はこんな肩すかしみたいな政治を何時までやってるのだ。
川柳「朝囀」 大臣は 代われど何の 進展なし (誠)
http:∥gonbee-72.cocolog-suruga.com
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