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2015年8月 8日 (土)

政治家、新聞も一時的に正気を失ってるらしい

 

 米国流に言うと日本の政治家も新聞も「一時的に正気を失っている」らしい。

首相は広島市の平和記念式のあいさつで「非核三原則」に触れなかったことを蜂の巣をつついたように責められ、9日の長崎市での式典では「非核三原則の堅持」を盛り込むことにした。すると今度は野党も新聞も「大事な部分を広島と長崎で変えるとは軽い」「信念のない人だ」と言いたい放題だ。

 

 昨年の式では冒頭部分がその前の年とほぼ同じだと指摘され、「引き写しではないか」とさんざんいたぶられた。このため外務省や厚生省、官邸で文案を作成した際に削った。首相はあいさつでは「核兵器のない世界」を実現する重要な使命がある―などと核兵器を明確に否定した。首相も文案を作成した担当者も「非核三原則」をないがしろにする意図はなかっただろう。

 

 だからこそ首相も反響の大きさを素直に受け止めて長崎ではそれをしっかりと入れ込んであいさつすると述べたのだろう。

それを「広島の姿勢を批判され対応を変えた。批判されて姿勢を変えるとは信念がなさすぎる」「どうなっているんだ―と世界の不信を買う」「核兵器使用を容認する姿勢を鮮明にしたのだ」とむき出しで攻撃している。

 

新聞も野党のそうした攻撃発言をそのまま垂れ流しだ。

首相はもちろん、あいさつ文をまとめた外務省や厚労省、官邸にキチッと取材をしてそれも併せて報道すべきじゃないか。

「非核三原則」を削られて被爆地の悲しみと憤りは大きかっただろう。あいさつ文作成者にそのことについて伝え、真意を問うことは記者のイロハじゃないか。

 

身内からの相次ぐ失言、舌禍で安全保障法案審議の前途が険しくなっている首相に追撃のチャンスとばかりかさにかかるのは分からぬではないが、あまりにむき出し過ぎる。こんな動揺の中で平和記念式を迎える長崎の人々が喜ぶとでも思っているのだろうか。みんな心静かにその日を迎えたいと願っている。

政治に利用されることなんか微塵も期待していない。

 

川柳「朝囀」 過ちを 直せばそれも たたかれる  (誠)

 

 

 

 

 

 

 

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